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第4回 宮台真司の映画批評ラボ

2019年12月28日(土) 19:00〜21:00

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第4回 宮台真司の映画批評ラボ

ダーウィンルームは新シリーズとして、毎月1回で宮台真司さんの「映画批評ラボ」を開催いたします。

会場 下北沢・ダーウィンルーム2F ラボ
住所 東京都世田谷区代沢5-31-8 グリーン沢2F    地図
料金制度 有料イベント
ジャンル >
タグ 宮台真司 映画批評 ダーウィンルーム 映画 ジョーカー ダークナイト
事務局 好奇心の森「ダーウィンルーム」    お問合せ ※当イベントは上記の事務局によって企画・運営されており、(株)こくちーずは関与しておりません
主催グループ 好奇心の森「ダーウィンルーム」

イベント詳細

お知らせ|第4回 宮台真司「映画批評ラボ」の開催

【選定映画】2本セット
『ダークナイト』監督クリストファー・ノーラン(152分)
『ジョーカー』監督・脚本:トッド・フィリップス(122分)


第4回 宮台真司の映画批評ラボ
2019年 12月28日(土)19:00~21:00 / 30分前開場
講 師:宮台真司さん(社会学者・映画批評家・首都大学東京教授)
定 員:50名(先着順)*要予約 2019-12-22pm1:00現在、満席となりました。これ以降はキャンセル待ち申込となります。*キャンセルがで次第繰り上がりご参加いただけます。ダーウィンルームからのご連絡をお待ちください。
大人¥2,500|大学生¥2,000|高校生以下¥1,500(おいしいコーヒーか紅茶付き)
会 場:下北沢・ダーウィンルーム〈2F〉ラボ


◾️映画『ダークナイト』(監督クリストファー・ノーラン)をご覧いただけます。
(*上映後、会場設営のため一時ご退室いただきます)
日 時:2019年12月28日(土)ー2回上映 ①12:30〜/②15:30〜(152分)
会 場:下北沢・ダーウィンルーム〈2F〉ラボ
定 員:各回先着35名(予約なし)
料 金:ドリンクチャージ:¥550 税込
◾️映画『ジョーカー』は下記映画館で上映されています。
・渋谷シネクイント|12/27(金)15:00/18:45/21:15|12/28(土)15:00
・新宿ピカデリー|12/27(金)15:45/20:55
・新宿バルト|12/27(金)21:50


【宮台さんのメッセージ】
 『ジョーカー』は、事実上、その10年前に作られた『ダークナイト』への応答です。自ら悪を犯すことよりも、人に悪を犯させることを強く欲望するような人物が、なぜ(観客にとって全く違和感のないものとして)存在するのでしょう。単に「絶対悪」的な存在なのであれば、人知も及ばぬ悪を犯せば済むだけですが、ジョーカーは違います。彼は、善人だと自他ともに認める者たちに──とりわけバットマンことブルース・ウェインに──悪を犯させることにだけ異様に執着します。ここには明白に社会的な意識が存在しています。
 『ダークナイト』で示唆されたそのおぼろげな意識のあり様は、奇妙なことに多くの観客を引きつけ、何よりもジョーカー役のヒース・レジャーをとりこにすることでヒースの命を奪っています。今年公開された『ジョーカー』は、『ダークナイト』のジョーカーが備える二つの条件──①絶対悪ならぬ究極の社会悪(社会的意識を伴う悪)、②その社会悪を支える社会的意識が呼ぶ広汎な共感──を踏まえた上で、一人の人間がどんな目に遭えば『ダークナイト』のジョーカーのように「なる」のかを探求しようとしています。
 それが成功しているかどうかを含めて、上記の二つの条件を成り立たせている謎を、皆さんと共に考えたいと思っています。「社会現象」にもなった二つの映画ですから、皆さん自身にも相当大きなインパクトを与えているはずです。そのインパクトを思い起こして、積極的な発言をしていただければ幸いです。僕は、哲学史や神学史や思想史の基本的な知識を、材料として提供する役割を演じさせていただきます。


《シリーズ概要》
映画論のシリーズ化に当たって初回に視座を確定する。映画に「思想」を見出すイデオロギー批評や、それを否定して「見えたもの」だけ論じる表層批評が知られる。私はどちらとも異なる実存批評を提案する。
我々の映画体験の情報量は、「フィルム」上の物理的情報量を遙かに超える。「フィルム」を引金に「〈世界〉(その一部である〈社会〉)を生きることで蓄積された何か」が溢れ出る。何がどんな理由で溢れ出るのか。
それを探求するのが実存批評だ。蓄積された何かが僕らの実存を与えるからそう呼ぶ。
今世紀に入る頃から、〈社会〉(コミュニケーション可能なものの全体= 規定可能な全体)の外側にも拡がる〈世界〉(あらゆる全体=規定不可能な全体)を主題化する作品(〈森〉の映画と呼ぶ)が多数作られてきた。
従来の映画批評の方法では、我々の「言葉にならない感動」の表面を撫でることもできない。「言葉にならない感動」を言葉にしようではないか。(文:宮台真司)

プロフィール
宮 台 真 司|みやだい しんじ
1959年仙台市生まれ。社会学者、映画批評家。学位は社会学博士(東京大学・1990年)。首都大学東京教授


好奇心の森「ダーウィンルーム」 
http://www.darwinroom.com/  現在ホームページがダウンしています。
●お申し込み|要予約|tel:03-6805-2638|mail:darwinroom@me.com|世田谷区代沢5-31-8|下北沢駅から徒歩5分|WEB予約:https://www.kokuchpro.com/event/5c91ef3af1b55c97356e1a005c3ba962/

*お知らせ|ホームページがダウンしています。  ダーウィンルームの公式ホームページが、容量が過剰になり修復の工事中にダウンしてしまいました。現在は表示されない状態になっており、復旧に取り組んでいます。誠にご迷惑をおかけしますが、今しばらくご不便をおかけいたします。復旧でき次第、またお知らせいたします。



開催場所

下北沢・ダーウィンルーム2F ラボ東京都世田谷区代沢5-31-8 グリーン沢2F


お申込み


イベントチケット 金額(税込) 状態
12/28第4回宮台真司の映画批評ラボ[大人] ¥2,500 満席
12/28第4回宮台真司の映画批評ラボ[大学生] ¥2,000 終了
12/28第4回宮台真司の映画批評ラボ[高校生以下] ¥1,500 終了
[キャンセル待ち]12/28第4回宮台真司の映画批評ラボ ¥2,500 終了
募集期間:〜2019年12月27日(金) 15:00

イベントは終了しました


変更履歴

  • キャンセル・払い戻しについての特記事項を【1)お電話番号をご記入ください。】から【お申し込みの際には、必ずお電話番号をご記入ください。】に変更しました。2019年11月25日(月) 22:57


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