靴木型から型紙を作る実演 ニーハイ フィット ブーツ編
2017年5月26日(金) 13:00〜15:00
シューズ パターンを解剖学の理論から説明。下肢骨格と筋肉に沿った美しいロング ブーツの設計
会場 | 文具共和会館 |
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住所 | 東京都東京都台東区柳橋1-2-10 5F 地図 |
料金制度 | 有料イベント |
ジャンル | > |
タグ | ワークショップ |
事務局 | 本日は革日和♪ お問合せ ※当イベントは上記の事務局によって企画・運営されており、(株)こくちーずは関与しておりません |
主催グループ | 本日は革日和♪ |
イベント詳細
靴の型紙は鞄や財布とは違う
靴の場合は木型を基に作ります。 木型となる基の形がありその上に型紙を載せていく、という考え方をします。 カバンや財布も基本となる部分を基にマチや蓋などを載せていくという考え方をしますが、靴の場合は木型、という立体を基に行います。
起点となる部分が木型でありそこから作る、という意味では鞄も靴も変わりはないようですが、靴が鞄財布と大きく違うのは「肌に接する」「木型が立体になっている」という点です。
肌に接する
靴は皮膚、肉、神経、骨、を包み込んでいます。 靴においては縫製の糸が神経や骨部分にかからないように、内側と外側パーツが重なり合って厚みが出て神経に当たらないように、など気を使う部分が多数存在します。
この実演ではどういうことを考えて型紙を作るか、を見ることが出来ます。
参考blog14-08-02 靴はライニングパターンが重要、という話 | シューネクスト
木型が立体になっている
靴の型紙つくりの考え方は服のパターンに近いかと思います。 鞄や財布は平面の集合体ですが、靴は立体に沿わせる、という点も服に似ています。
服と違い厄介なのは使う素材が革のため革の流れや、厚み、漉きという手順が入ってくる。 さらには上記にあるように神経骨格まで考慮しなければいけない、という点が厄介ですね。
タンニン革でしたら可塑性を利用して立体に仕上げることが可能ですが、靴の世界は可塑性のないクローム革が主体となります。
立体の形を出そうとすると型紙の時点で曲面を出さなければいけない+クローム革を叩いて木型に沿わす必要があります。
ここでどれだけ「技術」ではなくて、「型紙」で木型に沿わせるかが靴の型紙つくりの腕になります。
13-09-11の工房シューネクスト。完成あと一歩の靴と型紙の偉大さ! | シューネクスト
詳しくは下記blogを御覧ください
本日は革日和♪1408 靴木型から型紙を作る実演を見る×2 | phoenix blog
このセミナーでは
イタリアのルナティーシステムによる 靴型紙作製を目の前で木型に沿って作ってもらいます。
その際にどういう点に注意して作成するか、基線配列の考え方や理論なども簡単に解説します。
靴型紙作製の際にはどういう点を気にしているか、なども解説します。
そのため靴メーカー勤務、靴職人のみならず、鞄や財布作製をしている人でも面白いかと思います。
講師
ショップからメーカー勤務を経て、1988年イタリア・ミラノへ留学、シューモデリスタ・スティリスタの称号を取得。
(ルナティーの直弟子)
現在、上田安子服飾専門学校とNPOシューネクストの非常勤講師として後進の育成に尽力する。
2017.05.26.27は本日は革日和♪in東京を開催します。
革関係の道具やタンナーさんによるセミナーなど盛り沢山な内容を浅草橋・文具協和会館にて行います。
開催場所
文具共和会館(東京都東京都台東区柳橋1-2-10 5F)
お申込み
イベントチケット | 金額(税込) | 状態 |
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靴木型から型紙を作る実演 ニーハイ フィット ブーツ編 | ¥2,500 | 終了 |
イベントは終了しました
フォトアルバム
レビュー
主催グループ「本日は革日和♪」のイベントに参加された方のレビューです。
理屈や説明が理解しやすいイベント
講師の方の人柄が素敵だと思いました、また一つ一つ作業での注意点や材料の説明が詳しく、ためになる話が聞けたので、とても満足しています。
イベント参加 | 9/20 |
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