社会的処方研究所"Research"キックオフミーティング
2018年4月24日(火) 19:00〜21:00
まちの情報を「お薬」に変える、社会的処方研究所のキックオフです!
会場 | 川崎市コンベンションホール |
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住所 | 神奈川県川崎市中原区小杉町2丁目276-1 パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト 2階 地図 |
料金制度 | 無料イベント |
ジャンル | > |
事務局 | 一般社団法人プラスケア お問合せ ※当イベントは上記の事務局によって企画・運営されており、(株)こくちーずは関与しておりません |
イベント詳細
あなたのもっているまちの情報、そしてひとりひとりの活動を、悩んでいる方々への「お薬」へと変換できたら? それを担う仕組み「社会的処方研究所」が2018年4月から川崎で始まります。
「夫が認知症で自宅から出られず、ウツウツとしている」
「子供がまだ小さいのに、親が病気になって介護。手が回らなくて助けてほしい」
「がんという病気を抱えて、どうやって生活をしていけばいいのか困っている」
といった課題は、これまで病院ではあまり重要視されず、患者さんや家族は自ら解決方法を模索するしかありませんでした。
一方、イギリスではこういった「医療の枠組みでは解決が難しい問題」を解決する仕組みがあるといいます。それが「社会的処方」。
社会的処方とは、医師が薬を処方することで患者さんの問題を解決するのではなく、「地域とのつながり」を処方することで問題を解決するというもの。例えば、認知症が進み家に引きこもりになった方に、薬を処方するだけではなく、その方の元々の仕事が例えば植木屋さんだったとしたら、地域美化に取り組んでいる市民団体を紹介してつなげてみる、ということ。認知症でも昔からやっていた仕事は覚えていて、周りのサポートがあれば花壇の手入れなども取り組むことができます。そういった社会活動に参加することで脳が活性化し元気になっていく方もいます。
私たちはこの仕組みを日本でも取り入れるために活動しています。
そして社会的処方研究所"Research"キックオフを4月にオープンしたばかりの川崎市コンベンションホールで開催します。
今回、千葉大学予防医学センターから長嶺由衣子先生をお招きして、社会的処方とは何なのか?ということをわかりやすく解説して頂きます。
①第1部:「健康ってなに?社会的処方ってなに?」
長嶺由衣子(千葉大学予防医学センター)
日々、病院や診療所には、「頭が痛い」「胸が痛い」「気分が落ち着かない」など様々な症状を持った方々が来られます。実際に何らかの臓器の異常がある場合もあれば、その方の置かれている社会的な状況がその症状を生み出していることもあります。後者の場合、お薬や医療的な治療を「処方」することが助けにならず、その方が根本的に必要としている情報やサポートを「処方」することが一番の治療になることがあります。今回は、この「社会的処方」とは何か、地域の中でどのように役立つのか、そして見えてきた課題について皆さんとお話ししてみたいと思います。
長嶺先生から自己紹介:現千葉大学予防医学センター特任研究員、家庭医専門医、内科認定医。文系出身の医師です。沖縄県での病院診療、離島で一人の医師としての勤務を経て、現在は地域づくりによる健康づくりや介護予防を専門としています。都市部での訪問診療や外来診療も続けています。
②第2部:社会的処方研究所のしくみ
西智弘(一般社団法人プラスケア代表理事)
2018年4月からはじまる、社会的処方研究所の仕組みってどういうことなのか?ということについて、主催の西から説明します。皆さんが持っている情報が「お薬」に変わる、その魔法のようなプロセスについてお話します。
・日時:2018年4月24日(火)19:00~21:00(18:30受付開始)
・対象者:医療者だけではなく市民の方々もご参加頂けます。
・料金:無料
開催場所
川崎市コンベンションホール(神奈川県川崎市中原区小杉町2丁目276-1 パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト 2階)
お申込み
イベントチケット | 金額(税込) | 状態 |
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イベント参加 | 無料 | 終了 |
イベントは終了しました
イベント参加 | 43/60 |
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