横浜ユーフォニアム合奏団

　横浜ユーフォニアム合奏団はユーフォニアム奏者で構成された金管楽器のアンサンブルを行う演奏団体です。メンバーの多くが横浜に在住をしていること、大編成のアンサンブルに「合奏団」の名称を用いている団体の活動などを参考にし、当団の名称を定めています。
　当団は1993年2月に発足し、同年11月23日に第1回の演奏会を横浜市旭区で開催しました。当団はユーフォニアムアンサンブルとして活動する日本で最も古い歴史を誇る団体のひとつです。
　発足以来、当団は演奏会や合宿などのイベントが行われる度に決算が行われ、次のイベントに引き継がれてきました。しかし、2020年に起きました新型コロナウイルス感染症の蔓延によりまして、当団の活動は制限され、次回の演奏会の予定を組むことも、定期的な練習を行うことも困難な状況となってしまいました。
　この危機的な状況を打開するために、当団は規約を作成し、総会を開催し、組織のガバナンスの強化を図りました。これにより当団は収益事業を行う任意団体として様々な活動を同時に行うことが可能となり、文化庁の文化芸術活動の継続支援事業「ARTS for the future!」、旭区(神奈川県横浜市)の文化事業補助金の交付などを受け、演奏会やコンクールなどのイベントを開催することができました。
　コロナ禍によって様々な社会活動が制限される世の中ではありますが、音楽文化のさらなる発展のために、これからも当団は活動を継続する所存です。
　今後ともご支援のほど、よろしくお願いいたします。