NPО団体ギバー

日本の中でも、経済的な格差は大きく広がっているのを
実際に炊き出しを通して目で見て、

自分の中で考えること、
私はとても大事なことだと考えています。

最近炊き出しをして
料理をホームレスの方にわたしたときに

ホームレスの方の指先がとても冷たくて
心配になりました。

ご飯を食べて
人の温かさに触れる事とても
大切だと思っています。

お腹が満たされたら
前向きに考えることが出来て
行動できるかも。

様々な事情があって貧困に陥る方に
「自己責任だから」と私は思えません。

病気や怪我が原因で働けなかったり

知的障がいのために
国の受けることができる制度を
知らないまま必死で毎日生きている方も
たくさんいらっしゃいます。

人を頼ることができにくい性格だったり

コミュニケーションが苦手な方

心の弱さを持っている方など

正直な話、
私が自分自身に重ね合わせているところもあります。

社会的地位がある方
お金を持っている方

血のにじむような努力されていて素晴らしい事だと思います。

差し出がましいですが

恵まれている立場があるのは「運」も
あるのではあるのではないでしょうか。

たとえば、
クリスマスにいくつも高価なプレゼントをもらうお子様もいれば

贈り物などもらったこともなく、
ご両親からの理不尽な暴行を受け続けて亡くなるお子様もいます。

お子様なら特に、
ご両親からかけてもらった「愛情」や「教育」に
大きく差がでます。

世の中は心優しい人が損をして、
正直者が馬鹿をみる世界だったとしても

「誰かを助けたい」と思う気持ちは本物だと思うし

私は人に対して
「真剣に向き合う誠意のある方」と一緒に
活動をしたいと考えています。

人の事を気遣う心の余裕がある方々と共に
時間を過ごすことによって

経験や仲間が
貴方の財産になることを
願っています。

一緒に活動して頂いている皆様や、

フードバンクなどで食品提供を無償でしてくださっている方々

支えて下さっている方のおかげで
今も炊き出しを続けることができています。

この場をお借りしてお礼申し上げます。

いつも本当に有難うございます。