フィーバーズ
フィーバーズ
団体
ラグビーを中心として活動する社会人チームです。健康第一で全員参加型のラグビーです。

グループ紹介

事務局の所在地:

東京都中央区新川2-21-15-208 ニューハイツ八丁堀208
サンコーエーシーピー株式会社 内
ザ・フィーバーズラグビークラブ事務局
電話 03-3553-1242 
FAX 03-3553-0792

==== 以下 クラブの歴史 ====

○創部は1979年4月。きっかけは銀座のスナックでの酔っぱらいの無邪気な発
言だ。「いい汗をかいてうまいビールを飲もう」。クラブチーム結成の、よくある
パターンだった。はじめは初心者が板橋区高島平にある公園の片隅でひっそりと、
ぎごちなく楕円球とたわむれていた。次第にメンバーが集まり、ラグビー経験者も
増え、日本代表キャップ保持者など輝かしい経歴の持ち主も加わった。東京都ラグ
ビー協会にチーム登録し、名簿上のメンバーは100人近く(注1)、いまでは経験者

がほとんどで、年間20数試合をこなすチームに成長した。しかし発祥のスナックは

店を閉め、旗揚げ戦士の生き残りはわずか一人になってしまった。

○チーム名の由来は、当時ジョン・トラボルタ主演の映画「サタデー・ナイト
・フィーバー」がロングランを記録、何かに熱中することを「フィーバーする」と
表現することがはやりだった。そこで初代監督の娘さんが「おじさんたちがラグビ
ーに熱中するのだからフィーバーズにしたら」といったことから、チーム名が決定
したといわれている。英語の定冠詞「ザ」がついているのは、都協会登録の際に代
表者が何げなく付けてしまったのが真相だ。

○かつてはグラウンド確保が悩みのたねで松戸の江戸川河川敷や六郷土手の多
摩川河川敷などを渡り歩いた。近年は東大駒場(東大OBが5人いる)を学生のス
ケジュールの合間に使わせてもらっている。(注2)98年は三井浜田山、日立浦安、

新日鉄国分寺など様々な人脈を通じて芝生のグラウンドでのゲームもあった。夏合

宿は8月第3週の金曜~日曜に山梨県河口湖畔の民宿「吉野荘」で実施している。

7月と12月に納会。12月は忘年会も兼ねる。高輪プリンスホテル(前主将が販売部

に勤務)に実施したこともあった。98年は最終戦のあとバスを仕立てて栃木県川治

温泉一泊忘年会を挙行した。いずれも家族同伴で楽しんでいる。

○20歳台から50歳台まで幅広い年齢層が活動している。50歳以上は5人。55歳
のプロップが最年長。20歳台前半メンバーは数えるほどなのがつらいところだが、

30歳前後がチームの主軸を形成している。(注3)若返りが緊急の課題になってい

る。メンバーの多くは経験者。とはいえ高校時代はラグビー部に所属し大学のサー

クルで楽しんでいた、あるいは大学ではやめてしまったが高校時代が懐かしくて再

び始めた、というケースが主流だ。98年に日体大、大体大出身の新人が入部したが、

こうした強豪大学出身の本格派は少ない。また、数は少ないが柔道、サッカー、

体操などから転向した未経験者も活躍している。幹事に横河電機ラグビー部OBが

いるため、横河関係者が結構多い。ラグビー部OBだけでなく、会社のラグビー部

には所属していないが、高校・大学でラグビーをしていたというメンバーも多い。

○グラウンドに姿を見せたメンバーは全員試合に出場する「完全雇用制」が原
則。かつてリーグ戦を組織したこともあったが、部員不足のチームがほとんどだっ
たため一年で消滅。都クラブ選手権など出場人数に制限が出てしまう公式戦には参
加せず、いわばかつての関東大学対抗戦方式の定期戦を組んで、勝ち負けにこだわ
らないラグビーを楽しむことにしている。98年の成績をみると70点とって大勝した
ゲームもあれば、100点ゲームで大敗した試合もあったりでゲームメイクにもひと工
夫すべき時に来ているかもしれない。また、参加メンバーが固定化してきているの
も気になるところか。35歳以上のシニア優先と、若手主体の一日2試合組んで幅広
い年齢層が楽しめる環境もつくって行きたい。(注4)

○練習より試合が中心だが、メンバーの中にはけが防止のためにも練習する機
会を増やすべきだ、との声もある。99年は1月から2月にかけて三井浜田山で多賀
谷杯というプライベートリーグを組織し、4チームのリーグ戦のほか合同練習も始
めた。これまでチーム練習では参加人数は十人を切ることがほとんどなのでシーズ
ン初めに一、二回実施するだけだったが、1月17日の第一回合同練習に21人が参加
して交代したばかりの新首脳陣を喜ばせた。

○99年7月にはニュージーランド遠征も計画している。詳細は未定だが、7月24
日のNZ対豪州の試合観戦を軸に日程を調整している。チームはこれまで2回遠征
した。初回は93年3月の天理遠征。当時メンバーに天理高校OBが4人いたこもあ
って実現した。天理高校グラウンドで天理教消防掛、青年団と対戦し夜は青年団の
歓待を受けた。かの有名な料亭「新三浦」の水炊き食べ放題に一同感激した。97年
6月は札幌へ。芝生鮮やかな月寒ラグビー場で北海道バーバリアンズC、札幌有惑
クラブと対戦した。今回のNZ遠征では先住民族マオリのオーバー40のチームとの
対戦を折衝している。

○ 年会費は4千円。夏合宿と忘年会の際に2千円づつ徴収している。このほか
、試合ごとに参加メンバーからグラウンド・フィー500円を拠出してもらっている。
このクラウンド・フィーが20回になったら、チーム・ジャージ(特注品で一万円
、背番号が青)を無料進呈するシステムにしている。93昨年から始めた制度でまだ

98年末現在24人が達成。(注5)なお、女性サポーターは会費なし、試合後の飲み

会も大幅割引ありです。

文:西川 正 (1999年1月20日)

<注釈>

(注1)2010年も名簿上のメンバーは100名近い。しかし、最近HPの更新ととも

に名簿の整理を行う予定だ。メンバー同士の連絡手段は当時の電話から携帯電話・E

メールへと変化を遂げている。そのため、連絡する相手は際限なく増えてしまったた

め現在リストの整理を始めた。

(注2)東大駒場のグラウンドを使っていた頃と違い、現在では辰巳のラグビー練習

場(東京都の所有)と横河電気(三鷹駅近く)をホームグランドとして使用している。

最近になって、大沢グランドも使用する予定である。

(注3)メンバーは1999年から11年経ち、メンバーはやや固定化しているものの

ニューフェースも多数加わった。

(注4)フィーバーズの伝統である「完全雇用」の精神は現在も健在である。


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