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杜人(もりびと)〜環境再生医 矢野智徳の挑戦 上映会@たねのがっこう神戸三田分校

2023年2月19日(日) 13:00〜15:00

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杜人(もりびと)〜環境再生医 矢野智徳の挑戦 上映会@たねのがっこう神戸三田分校

杜人(もりびと)上映会 同時開催で種の交換会&暮らしのマルシェ

会場 まちづくり恊働センター
住所 兵庫県三田市駅前町2-1 キッピーモール 6F    地図
料金制度 有料イベント
ジャンル >
事務局 たねのがっこう@神戸三田    お問合せ ※当イベントは上記の事務局によって企画・運営されており、(株)こくちーずは関与しておりません
主催グループ たねのがっこう 神戸三田分校

イベント詳細

たねのがっこう神戸三田分校 初春の勉強会開催

今回は、大地の再生 環境再生医 矢野智徳さんの挑戦 ドキュメンタリー映画の上映会をします。

春に向けて田畑の準備も始まる時期になってきます。

この時期にもう一度地球の環境問題を考え、大地のこと学んでみませんか?

 

同時開催で、毎回好評の種の交換会、暮らしのマルシェもございます。

ぜひ、一緒に自給への一歩、楽しみましょう!

日時:2月19日(日)

杜人 上映時間

13:00〜14:45

種の交換、苗販売、マルシェ 

   11:00〜12:30

場所:三田市まちづくり協働センター 6F 多目的ホール

  〒669-1544兵庫県三田市駅前町

  JR・神戸電鉄 三田駅前

   ★種の交換会、暮らしのマルシェ

   たねのがっこう神戸三田分校

参加費: たねのがっこう神戸三田分校個人会員 無料(2022・2023年度)

 会員以外の方(中学生以上)  2000円

※お申込み後1週間以内にお振込みお願いします。入金後に万が一ご参加頂けなくなった場合は、ご家族やご友人に参加権をお譲りください。

※同時に3人までお申し込み頂けます。お申し込みの際、一緒に参加される方のお名前をフルネームでお書きください。代表の方が纏めてお振込みお願いいたします。

 

お振込みの際は、お申込みの方のお名前にて振込みお願いいたします。

 

 チケットの発行はございません。当日受付にて、お名前の申告をお願いします。

 小さなお子様連れ(未就学児)の場合、託児設備はございません。周りの方のご迷惑にならないようにご配慮お願いします。

矢野智徳氏 紹介

1956年福岡県北九州市生まれ。造園家。環境再生医。父親の矢野徳助氏が私財を投じて始めた花木植物園「四季の丘」で10人兄弟とともに植物の世話をして育つ。東京都立大学で理学部地理学科・自然地理を専攻。在学中に1年休学をして日本一周を敢行。各地の自然環境を見聞し、1984年、矢野園芸を始める。1995年の阪神淡路大震災によって被害を受けた庭園の樹勢回復作業を行う中で、環境改善施工の新たな手法に取り組み始める。1999年、元日本地理学会会長中村和郎教授らと共に、環境NPO 杜の会を設立。2017~2020年、一般社団法人「大地の再生 結の杜づくり」顧問。足元の住環境から奥山の自然環境の改善までを、作業を通して学ぶ「大地の再生講座」を各地で開催しながら、現代土木建築工法の裏に潜む環境問題に言及、その改善予防を提案し続けている。

 

 前田せつこ監督 の言葉

ナウシカのような人に 出逢った
〜私がこの映画を撮った理由〜

矢野智徳さんに初めて会ったときの衝撃を忘れません。
「虫たちは葉っぱを食べて空気の通りをよくしてくれている」
「草は根こそぎ刈ると反発していっそう暴れる」
「大地も人間と同じように呼吸しているから、空気を通してやることが大事」
人間目線から遥か遠く、植物や虫、大地、生きとし生けるものの声を代弁するかのような言葉は、まるでナウシカのようでした。風のように枝を払い、穴を掘る様子はイノシシのよう。一日の作業を終えたとき、その場にはスッと息が整うような、なんとも言えない清涼感が漂っていました。
こんなふうに自然と関われたらどれほど豊かに生きられるだろう、いや、人間であることの罪悪感が少しは軽くなるかもしれないと思いました。

それから4年。技術も、知識も、経験も、プロ用のカメラもない中で、2018年5月、矢野さんの本拠地である山梨県上野原市を訪れました。想い一つからスタートした撮影の旅は、屋久島、福島、安曇野、気仙沼へと続いていきました。
2018年7月、気仙沼での撮影中に、西日本一帯を記録的な豪雨が襲いました。初めて会ったとき、矢野さんが警告していたことが起こったのです。被災地支援を申し出た矢野さんたちを追いかけて、岡山県倉敷市真備町、広島県呉市に向かいました。
そこで見たのは、コンクリートの砂防堤や道路、U字側溝を突き破って流れ下った土砂や流木と、大切なものを失いながらも必死で立ち上がろうとしている人々の姿でした。
「土砂崩れは 大地の深呼吸なんです。息を塞がれるから、それを取り戻そうとしている」

2019年5月には屋久島豪雨で巨岩が崩落、10月には台風19号で全国21もの河川が氾濫。被災地に駆けつけた矢野さんは、これらが単なる天災ではなく、人の開発がもたらしたことであること、自然が人に求めていることを伝えていきます。
「息をしている限り、あきらめない」
学生時代、日本一周で九死に一生を得た経験から生まれた言葉を胸に奔走する矢野さんと、矢野さんにならって渦流のように全国を廻り、寝る間も惜しんで傷めた自然の再生に全力を注ぐスタッフや「大地の再生講座」の参加者を3年間追いかけて感じたのは、人にはまだ希望がある、ということです。
泥だらけになって土を掘り、汗だくで草を刈り、一日作業をした最後に「楽しかった」と満面の笑顔を浮かべる人がたくさんいる。人間らしい充足感、幸福感というのは、かつての「結(ゆい)」……人と人、人と自然の共同作業があってはじめてもたらされるものではないだろうか。
ナウシカにはなれなくても、かつての人々が皆そうしたように、移植ゴテ一本、ノコ鎌一本でもっと自然と仲良くなれることを、人間という動物の遺伝子はきっとまだ憶えている。

「この場所を 傷めず 穢さず 大事に使わせてください」と、人が森の神に誓って 紐を張った場=「杜(もり)」。
忘れ去られたこの言葉が、その記憶の小箱を開く鍵となることを願って。

         


開催場所

まちづくり恊働センター兵庫県三田市駅前町2-1 キッピーモール 6F


お申込み


イベントチケット 金額(税込) 状態
たねのがっこう会員 無料 終了
会員外一般 ¥2,000 終了
募集期間:2023年1月18日(水) 11:00〜2023年2月17日(金) 20:00

イベントは終了しました


変更履歴

  • 募集終了日時を【2023-02-16 20:00:00】から【2023-02-17 20:00:00】に変更しました。2023年2月16日(木) 21:57

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