認知症患者様の活動に対するアプローチ~活動・作業の観察から読み解く~
2023年9月1日(金) 20:00〜21:30
講師:小川 真寛 先生 神戸学院大学 総合リハビリテーション学部 作業療法学科 准教授
イベント形態 | オンライン |
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Webセミナー | Zoom |
料金制度 | 有料イベント |
ジャンル | > |
事務局 | EPochセミナー事業部 お問合せ ※当イベントは上記の事務局によって企画・運営されており、(株)こくちーずは関与しておりません |
イベント詳細
リハビリテーションとは何なのか?
「リハビリテーション」(Rehabilitation)は
re(再び、戻す)と habilis(適した、ふさわしい)
という2つの言葉から造られました。
つまり、単なる機能回復ではなく
「人間らしく生きる権利の回復」
「自分らしく生きること」
が重要で、そのために行われるすべての活動がリハビリテーションなのです。
そのために
医師や看護師はもちろんのこと、
- 理学療法士
- 作業療法士
- 言語聴覚士
といったリハビリ職がそれぞれの得意分野を活かしつつ、
連携を取っているわけです。
しかし、我々は臨床の中でどうしても
筋力や可動域、麻痺の程度、高次脳機能障害などの機能面に注目してしまうことが多くみられ、
それでは上記の「人間らしく」「自分らしく」といった面に目を向けることは難しくなります。
我々が考えなければいけないことは
患者様が日常生活の中でどのような作業や活動をして、日々を生きているのかです。
しかし、そういったものを客観的に評価することは非常に難しかったと思います。
そこで本セミナーではプール活動レベルという考え方を基にして、
患者様・・・特に認知症患者様の活動を評価する方法をお伝えします。
認知症患者様の活動能力を評価するプール活動レベルとは
我々、セラピストは様々な患者様の評価や治療を行っています。
その中で難しいのが認知症の患者様です。
認知機能の問題があると、こちらの指示した評価や治療だけでなく、患者様自身が行っている作業や活動を患者様自身も理解・説明ができないということがあります。
そういった問題の解決の糸口が「プール活動レベル」というものになります。
プール活動レベル(PAL)とは
認知症をもつ人の活動能力を観察から分類し、
作業の遂行や参加を促す一連の評価ツールです。
専門的な知識や技術,機器や道具を必要とせず、
対象者の生活をよく観察するだけで誰でも行うことができます。
PALを使うことで認知症をもつ人の活動能力を分類するだけではなく、
一人ひとりの意味のある活動や参加に向けた方法を支援することが可能となります。
本セミナーを受講して、認知症患者様のリハビリテーションの新しい視点を持ち、
患者様それぞれの「自分らしさ」を取り戻せるようにしましょう。
オンラインセミナーのプログラム
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認知症による活動・作業への影響
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人の活動を観察する視点と技術
- 認知症のある人への活動に着目したアプローチ
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プール活動レベルの紹介
開催場所
オンライン
お申込み
イベントチケット | 金額(税込) | 状態 |
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認知症患者様の活動に対するアプローチ~活動・作業の観察から読み解く~ Zoom (締切日: 2023-9-1 00:00) |
¥3,300 | 締切 |
イベントは終了しました
イベント参加 | 0/30 |
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