クラインフォーゲルバッハの運動学を用いた基本動作の評価に必要な運動学の基礎理解
2023年7月21日(金) 20:00〜21:30
講師:冨田 昌夫 先生 びわこリハビリテーション専門職大学 理学療法学科 教授
イベント形態 | オンライン |
---|---|
Webセミナー | Zoom |
料金制度 | 有料イベント |
ジャンル | > |
事務局 | EPochセミナー事業部 お問合せ ※当イベントは上記の事務局によって企画・運営されており、(株)こくちーずは関与しておりません |
イベント詳細
- 7月21日(金) 20:00~21:30【オンライン開催】
-
講師:冨田 昌夫 先生
びわこリハビリテーション専門職大学
理学療法学科 教授
※昨年大人気の正常発達分析セミナーを開催!(オンライン開催は本シリーズで最後になる可能性ありますのでご注意ください)
人気セミナーのため応募者多数の場合、募集を締め切る場合がありますのでご注意ください。
※一括申込だと単発申込よりリーズナブルに受講が可能です。
※アーカイブ動画にて見逃し視聴が可能です。当日ご参加ができない場合もご安心ください。
人気セミナーのため応募者多数の場合、募集を締め切る場合がありますのでご注意ください。
生態心理学のアフォーダンスや発生発達学の階層性を臨床に活かす方法を学びます
ヒトはバランス戦略を土台にして様々な姿勢を
瞬間的・持続的に制御することで動作を行っています。
立位姿勢や歩行だけでなく、支持基底面が広く重心の低い寝返り動作や座位姿勢など、
様々な姿勢や動作の中にもバランス戦略が働き、
自律的に効率よく目的動作を遂行しています。
クラインフォーゲルバッハの運動学から発展させた
バランス戦略という概念は恒常性の調整や本能とも極めて関連が深く、
見ただけでわかって動くことができるというアフォーダンスの概念や、
すべての活動が身体的安全安心の上に成り立つという
発生発達学的な概念を応用することで極めて理解しやすくなります。
動作学習の過程で姿勢調整をバランス戦略という概念で理解することが、
患者に基本動作の学習・記憶を指導するポイントになると私は確信しています。
歩行動作の早期獲得はすべてのセラピストの命題にもなっています。
しかしながら早期離床・早期歩行を優先しすぎて、
基本動作能力に含まれる安全安心というような情動を失念していることも少なくありません。
そのため不安や恐怖、過剰な非麻痺側の活動を引き起こし
なかなか自立レベルに至らない患者を担当し、
悩んだ経験をしたことがある方もおられるのではないでしょうか?
本シリーズセミナーでは歩行動作における安定性を獲得するために、
基本動作(日常動作と明確に区別する)を知覚循環という感覚と運動の探索レベルに細分化し、
重力に適応して動く、基本動作における要素を理解して評価・リハビリの進め方を解説します。
また、今回のプログラムの進行において、なぜこの順番で学ぶ必要があるのか?
どういう意図が冨田先生にはあるのか?
(立ち上がり→座位保持→立位・スクワット・ステッピング→歩行→寝返りという順序や3動作歩行より2動作歩行を先行させるなど)
をぜひ考えてみながらご受講いただければ、
とても有意義になるのではと思いますのでぜひあなたのご参加を心よりお待ちしております。
クラインフォーゲルバッハの運動学を基礎から理解することができます
本セミナーではクラインフォーゲルバッハの運動学を理解する上で重要な基礎的な知識を学びます。
ヒトの身体がバランスを保つために、どのような機能が働くことで安定性を構築しているかということを理解するためには、本講義の内容を理解することが重要になります。
運動が中枢から遠位に波及し、手足を空間の中で使用するためには中枢部にどのような能力が求められるのでしょうか。
本講義ではクラインフォーゲルバッハの運動学を理解するために必要な基礎的な知識を徹底的に解説していただきます。
オンラインセミナーのプログラム- 人の姿勢の特徴 可動性と安定性、特に胸郭の安定性
- 動的な安定性 ダイナミック スタビライゼーション(DS)
- 運動の準備状態 パーキング ファンクション(PF)とプレーシング
- 運動の仕方とその拡がり テンタクル活動とブリッジ活動
- 動作の支援活動とバランス戦略 カウンターウェイトの活性化(CW)とカウンターアクティビティ(CA)
開催場所
オンライン
お申込み
イベントチケット | 金額(税込) | 状態 |
---|---|---|
クラインフォーゲルバッハの運動学を用いた基本動作の評価に必要な運動学の基礎理解 Zoom (締切日: 2023-7-20 23:59) |
¥4,950 | 締切 |
イベントは終了しました
イベント参加 | 0/30 |
---|