中学受験は “全人教育” 〜松下幸之助ボードゲームで学ぶ〜

【はじめに】
はじめまして、東京在住の大竹智子と申します。
中学受験の学習指導（文系教科）を行う個人塾『桜梅塾（おううめじゅく）』を主宰しております。

この度、新たに開講するこの講座
『中学受験は “全人教育”　〜松下幸之助ボードゲームで学ぶ〜』は、
小学生の教育に携わる方々や
中学受験生の保護者の方々を
主な対象としております。

ボードゲームのプレイと座学を通して、
「中学受験における “全人教育” の大切さを
　深く理解し、
　“体現する” ためのノウハウを共有」して
いただけます。
そして、
「中学受験の『主役である子どもたち』が
　『人として自ら学ぶ』力を育むための、
　より良いサポートを行う」実践力に
磨きをかけていただくことを目的としております。

【講座の概要】
主催する私、桜梅塾の大竹智子は、
『松下幸之助〈理念経営〉実践ゲーム』の公認ナビゲーターでもあり、
こちらのボードゲームを用いた講座を開講することが可能です。

今から四半世紀ほど前、20代前半の頃より松下幸之助に私淑してきた私は、昨年12月、公認ナビゲーター制度の開始とともに養成講座に参加し、第1期生として認定を受けました。
そしてこの度、「ゲームをプレイしながら楽しく学べる」こちらの講座を開講いたします！

3時間の講座ですが、
まず、約2時間かけて「学べるボードゲーム」をプレイしていただき、小休憩を挟んだ後、
約45分で「ゲームを振り返りながらの座学および質疑応答」を行います。
今回、松下幸之助の経営そのものや考え方に精通した、PHP研究所取締役・PHP理念経営研究センター代表の渡邊祐介氏を座学の講師としてお招きしますので、ゲームを通しての体験をより深いものにしていただけます。

このゲームは人と競争しながらプレイするものではなく、1台のボードゲームを囲むメンバーが「1つのチーム」＝「ゲームの中での “会社”」をつくり、1つの目標に向かってプレイしていく、というスタイルのゲームです。

この講座でプレイしていただくのは1度ですが、
何度プレイしても、その都度、展開が異なっていくゲームです。
よって、プレイするたびに
「社会人としての仕事への取り組み方や、
　人として生きる道を切り拓くための視座」をより深く体験的に学べるゲームであると言えます。
このボードゲームには、「尽きない学び」が詰まっているのです。

ここから学んだことは、誰もが人生のあらゆる局面において生かすことができ、「人が豊かに生きるため」の糧にもなります。
大人だけの話ではなく、子どもたちにとっても同様です。

ゆえに、その「学び」の力を、
「中学受験生のサポート」においても遺憾なく発揮していただきたいと私は考えております。

【なぜ中学受験が “全人教育” なのか？】
昨今の中学受験においては、子どもたちの塾での学習時間・拘束時間が長くなる傾向があります。
しかしながら、自身が「中学受験経験者」であり「中学受験指導者」でもある私は、過度な『塾漬け』が学力面のみならず心身の成長の面でも、子どもたちにマイナスの影響を及ぼすと考えております。
そして、心身の健全な成長がなければ、実りある受験をやり遂げることが難しくなっていきます。

一方では、昨今のAI（人工知能）の発達により、「人でしかできないことは何か？」と問われる機会が増え、
生きるうえで「頭がよい」とは、
どういうことか？　を
改めて考える時代に差し掛かってきているように感じます。

「頭をよくする」自発的な学びは、厳しい縛りの中からは生まれません。
人としての「体感」を大切にし、非認知能力を高めることも必要です。

また、人としての成長過程にある小学生は、たとえ「算数・国語・理科・社会」の教科的学習であっても「人」を通して学ぶがゆえに必ず、そこで交わる「人」からの影響を受けます。

私はかつて大手進学塾に勤務していましたが、当時から「塾なのだから、受験指導なのだから、勉強さえ教えてくれればいい。志望校に合格させてくれさえすればいい」とお考えの保護者様にもしばしば出会ってきました。
けれども、それは物理的に、生物学的に不可能です。「人」と接することにより、誰しも必ず何らかの影響を受けるからです。
ましてや、年端もいかない小学生には「まっさら」の状態で一から覚えていくことも多くありますから、接する人の言動が与えるものを「吸い取り紙」のように素直に吸収します。

よって、たとえ親御様がそれを望まなくとも、
必然的に「中学受験は “全人教育”」となっていきます。
そこが、成人に近い子が臨む大学受験や大人の資格試験勉強とは決定的に異なります。

だからこそ、周囲の大人が「自身の人生と真摯に向き合っている姿を見せる」ことは、ただそれだけで子どもたちの向上心を育むことにつながります。
そして、小学生にして人生での一つの大きな挑戦をしている子どもたちへの、最高の応援になると私は考えております。

【『松下幸之助〈理念経営〉実践ゲーム』とは】
松下電器（現パナソニック）を一代で世界的企業へと築き上げた松下幸之助の「経営の本質」や「人の活かし方」を、プレイしながら能動的に「学ぶ」ことのできるボードゲームです。
3年以上の歳月をかけて開発されたこのゲームは、昨年、2022年の夏に発売されました。以来、さまざまな企業や大学などの研修や学習の場でツールとして活用され、実際にプレイした方々からは「またやりたい！」という声が多く上がっています。

この「自ら体験する」というアクティブ・ラーニングによる学びは「学習効果が高くなる」という研究結果も出ており、ボードゲームを活用した学習方法は世界にも数多くあると言われています。
また、「松下幸之助〈理念経営〉実践ゲーム」は、競争ではなく「協力型」のゲームです。設定された時間のなかで、プレイヤー全員がチームとなって１つのゴールを目指します。コロナ禍で人とのつながりが希薄にもなっている今、一堂に会して時空間を共有することによってのみ得られる経験は、より一層価値の高いものと化しつつあるように、私は思います。

【なぜ今、松下幸之助なのか？】
松下幸之助といえば、何よりも「人づくり」を大切にした人物。この哲学は、人の世の本質に則っていると考えられます。
「人が豊かに生きるために」時代を越えても色あせることのない、松下幸之助の考え方や取り組み方は、未来の日本を背負う子どもたちにも、ぜひ触れて知ってほしいものでもあります。
まさに “全人教育” につながる学びとなることでしょう。

また、松下幸之助には「小学4年中退の最終学歴」や「度重なる経済的困窮」、そのほかにも複数の恵まれない条件がありました。しかし、それらを全てプラスの要素に転換することによって、大きな成功を収めてきた人物でもあります。
これは、学歴第一で「中学受験は課金ゲーム」「子どもの未来はお金で買う」などの言葉すら闊歩している現代の日本に、一石を投じるものであると私は考えます。
なかには、「今は、松下幸之助の時代なんかとは違うんだから」と鼻であしらう人もいるかもしれません。
けれども、「人」の本質は、古今東西変わることはないでしょう。

経営者としての松下幸之助は、「人間は誰でも磨けば光るダイヤモンドの原石」ととらえ、人の成長を温かい目線でみていました。「百花繚乱」という言葉も使いながら、いわゆるエリートばかりを集めるのではなく、ダイバーシティが行き届いた組織を求めていたのです。
「多様性」という言葉が昨今あちこちで飛び交っていますが、松下幸之助は昭和の時代にこのような「人づくり」を行っていました。
「いつの時代にも変わらないもの」を大切にして初めて、「時代と共に変わらなければならないもの」を変えていく力を生み出すことができるのだと、私は考えます。

「先が見えない」と言われる今の時代だからこそ、今日までのロングセラー作家でもある松下幸之助の教えを学んでみませんか。
チームでプレイするボードゲームでの体験で得られたことは、その日からすぐ実践できます！

※※通常受講料10,000円の講座ですが、初開講につき、「まずは一人でも多くの方に体験していただきたい」との思いから、

今回の受講料を5,000円といたします！

ぜひ、この機会にお越しくださいませ。

（今回のお支払いはpaypayもしくは銀行振込みでお願いいたします。）

★主催者　大竹智子プロフィール★

「自らが中学受験経験者」ゆえに「世界を共有」できる

【主な学歴・受験指導者としての経歴など】
1992年　桜蔭高等学校 卒業
1996年　早稲田大学 第一文学部 文学科 文芸専修 卒業


大手進学塾勤務時代は、選抜生を対象とした中学受験部門の看板講座においても文系授業を担当。所属校舎では小４～小６のトップクラスにて国語・社会を担当。中堅クラス、基礎クラスの担当経験もあり、さまざまな進路指導に携わる。最難関校から中堅校まで幅広い合格実績あり。
その後、大手進学塾を退職し、2018年より独立して桜梅塾を主宰。受験指導の傍ら、「心」をより大切にする指導を行うために複数の資格を取得。（メンタルヘルス・マネジメント検定 Ⅱ種(公的資格)／チャイルドコーチングアドバイザー(民間資格)／心理カウンセリング・脳科学関連の３つの民間資格を保有／ビジネス系検定(文部科学省後援資格)の４資格にて最上位級を保有）

 【ご参考までに】

一昨年の春、小学館の子育てサイト
『HugKum』に
当方・桜梅塾の取材記事が掲載されました。
　https://hugkum.sho.jp/special/233636