当イベントは終了しました。

オープンダイアローグ・カフェ:対話x即興ワークショップ単発ver.

【7/9 オープンダイアローグ実践編】2022年7月9日(土) 19:00〜21:00

次回のイベント案内を受け取ろう

興味ありリストに追加しておくと次回イベント公開時に案内が届きます

興味ありリストに追加する 興味ありリストに登録済み 興味あり3人
オープンダイアローグ・カフェ:対話x即興ワークショップ単発ver.

オープンダイアローグという対話の手法を、即興と掛け算しながら学んで、体験してみるワークショップです。

イベント形態 オンライン
Webセミナー Zoom
料金制度 有料イベント
ジャンル >
タグ オープンダイアローグ 対話 支援 インプロ 教育 当事者会
事務局 ちはや    お問合せ ※当イベントは上記の事務局によって企画・運営されており、(株)こくちーずは関与しておりません
主催グループ ちはや

イベント詳細

オープンダイアローグ・カフェ:対話X即興ワークショップ

“小さなモモにできたこと、それはほかでもありません。あいての話をきくことでした。” ミヒャエル・エンデ作『モモ』

 分断の時代に、対話の重要性はますます高まっていますが、日本に対話が実現している場所はまだまだ少ないように思われます。『モモ』の物語が生まれた時代もそうだったのでしょうか。物語のなかでは、人々が少女モモのところに話を聴いてもらおうと集まってきます。今の日本では、モモのような存在が必要だということすら、多くの人が忘れているようです。対話的に聴く、聴いてもらうという経験をしたことがないと、対話的であるということがそもそもどういうことか分かりません。
 オープンダイアローグという対話の手法は、1980年代にフィンランドで生まれました。精神疾患に効果が高いということで世界的に注目を集めており、日本ではひきこもり支援や当事者会への応用も始まっています。
 ワークショップ《オープンダイアローグ・カフェ》は、2019年6月から支援者や当事者といった垣根を越えて1人の人間として対話の可能性を探ってほしいという想いでスタートしました。
 参加者の方々からは「本当に聴いてもらうというのはこういうことだったのか」「新感覚!」「今までこんな風に話せたことない」といった感想をいただいています。また、いったん気づいてしまうと、日常生活に対話がほんとに無いですね、と仰る方が多いです。
 対話的に「聴く」ということを、皆さんの声を伺いながら研究し実践していくうちに分かってきたことがいくつかあります。1つは、対話のポリフォニー(多重に響くこと)は言葉の上だけではないということ。もう1つは、日常が対話的でないと気づいたあとの学びは、協働的に進めていく必要がありそうだということです。
 そんな折、臨床教育学がご専門の井谷信彦先生が趣旨に賛同してくださり、対話と即興(インプロヴィゼーション)を掛け合わせたコラボ講座が2021年4月に誕生しました。インプロゲームでは、遊びのなかで「想定外」の出来事を楽しんだり、自分とは異なる立場に立ってみる体験をします。台本のない他者との対話に臨むうえでは、いま目のまえで起きていることを柔軟に受け止める即興の資質が、重要な役割を果たします。また、オープンダイアローグの原則である「解決思考を手放して複雑性に耐えること」について、「こうでなくては」という囚われが生まれる逆説を、インプロゲームがうまく緩めてくれます。
 オープンダイアローグを実践している方、興味がある方、もっと深めたい方、対話的な場づくりに悩まれている方、この新しい試みにいっしょに飛び込んでみませんか。対話的かつ即興的なインタラクション(相互行為)を積み重ねていくと、自己、他者、環境のあいだの回路が開き、この回路こそが人間が本来の生きる力を取り戻していく源泉であるという体感をしていただけると思います。

《参加者の声》
「普段の対話・会話では、その内容が最優先で、自分がどのように人の話を聞いているのか、話しているのかを意識することがなかなかないため、講座の回ごとに、これまでには気がつかなかったことや発見することがありました。そしてその気づくということにより、自分自身に変化が起きていくことを感じました。」
「講座の時間内だけでなく、その後も抱えていられる温かい余韻があった。今までいろんな学びをしてきたけれど、単なる「学び」という言葉では表現しきれないような厚みが感じられるものだった。価値があったというよりここには大きな感謝があった。探していた宝物が見つかったようでもあり、宝物がずっと待っていたような感じでもある。」

オープンダイアローグ・カフェ 対話×即興ワークショップ

◆日 時: ①~対話のための即興性を学ぼう編~ 6/25(土) 14:00~16:00 終了
                     ②~オープンダイアローグを実践してみよう編~ 7/9(土)19:00~21:00
      ※終了後に30分程度の茶話会を予定しています。

◆方 法: オンライン Zoom使用

◆定 員: 各回6名

◆対象者: オープンダイアローグを学んで実践したい方。
オープンダイアローグ、インプロ共に未経験の方も参加可能です。
※実践的なワークを体験しながら学ぶワークショップですので、カメラ、音声ともにオンにしてご参加いただきます。
※Zoom接続の経験が浅い等、オンライン環境に不安がある方は前もってご相談ください。

◆参加費: 1回 3,000円 ⇒2,500円 コラボ講座単発回お試し割引


※お支払い方法は銀行振込(ゆうちょorSMBC)、PayPayいずれか。

◆最少催行人数 3人

主催者・講師プロフィール:
髙本裕子(たかもとゆうこ)
ハワイ大学マノア校東アジア言語文学部修士課程修了(日本語教育学修士)。
オープンダイアローグ・ネットワーク・ジャパン正会員。
「オープンダイアローグ・カフェ」主催。
オルタナティブ教室「声のアトリエ」を開校。
日本語教師。
状況学習論の観点から、自閉症や学習障害のあるメンバーのための実践共同体のあり方、そしてそのための対話とケアの実践について在野研究している。
Twinkle Kids親の会代表。特別支援教育を独学で学び、月イチ「子育てぶっちゃけトーク」で育児の悩みを聞き続けて8年。
日本子ども学会正会員。
合気道二段。

●講師プロフィール:
井谷信彦
武庫川女子大学教育学部准教授。教育・福祉関係者向けのインプロワークショップや、経験の有無を問わない即興表現セッションなど、「即興」を遊ぶ/学ぶイベントを複数主催している。即興演劇、音楽、ダンスなど、「即興」と名の付くものすべてを愛してやまない。専門は臨床教育学/教育人間学。



開催場所

オンライン


お申込み


イベントチケット 金額(税込) 状態
オープンダイアローグ・カフェ:対話XインプロWS②
Zoom (締切日: 2022-7-9 12:00)
¥2,500 満席
募集期間:2022年6月9日(木) 00:00〜2022年7月9日(土) 12:00

イベントは終了しました



RSS

終了
イベント参加 6/6


もっと見る

もっと見る