水俣病が問いかける課題
2023年3月4日(土) 14:00〜16:30
メチル水銀による障害は、さまざまな症状が考えられ、いまだ研究の終着がみえていません。今回、 医学的な視点から水俣病を解説していただきたいと思います。
イベント形態 | オンライン |
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料金制度 | 有料イベント |
ジャンル | > |
タグ | 水俣病 ノーモア・ミナマタ訴訟原告側証人 メチル水銀化合物 感覚障害 水俣病と医学の責任 |
事務局 | 新医協(新日本医師協会) お問合せ ※当イベントは上記の事務局によって企画・運営されており、(株)こくちーずは関与しておりません |
イベント詳細
水俣病が問いかける課題
水俣病は、チッソ水俣工場から排出されたメチル水銀化合物により汚染された魚介類を多食したことで発生した公害病です。これまでの裁判で行政と原因企業が裁かれ、一定の患者は救済されてきたものの、国は間違った水俣病認定基準を維持し、いまだに多くの患者が放置されています。
高岡医師は、36年間水俣病患者をみてきました。高岡医師の所属する医師団は、裁判などの戦いを通じて水俣病の病像を解明し、6万人以上の患者の救済に大きな役割を果たしてきました。最近の水俣病裁判で原告患者側の敗訴が続いていますが、それは被告国側の医師証人が不作為の結果として水俣病に対して間違った証言をしていることも一因です。
このような現象の根底には、1960年代から現在まで連綿と続く、国に取り込まれた医学者の不作為があります。これまで、きちんと説明されることのなかったその諸事実を、水俣病発生当時から今現在まで明らかにしたのが高岡医師の「水俣病と医学の責任」です。
今回、水俣病を軸として、医学とは何か、専門家とは何か、行政との関係はどうあるべきか、差別とはなにか、環境と私たちの関係などの諸問題について考える場にしていただければと思います。
申込方法
新医協ホームページの「参加お申込み」ボタンにて、お申込みください。
申込み後、下記のゆうちょ銀行口座などをご利用いただき、参加費を振込み下さい。
ご入金確認後、受講番号とZoom のID ・パスコード をメールでお伝えいたします。
振込先
▹郵便振替 00170 - 9 - 180753 新日本医師協会(払込取扱票の通信欄に講演名と参加者名を必ず明記)
<主 催>
新医協東京支部 〒171-0021東京都豊島区西池袋1-10-2-405
TEL:03-3988-8387 FAX:03-3983-6165
講演会専用E-mail:kouen@shinikyo.com HP:http://shinikyo.com
【講師プロフィール】
高岡 滋 医師/1961年,山口県岩国市生まれ。1985年,山口大学医学部医学科卒業。1991~93年,順天堂大学脳神経内科にて神経内科研修。1993年,水俣協立病院院長。2002年,神経内科リハビリテーション協立クリニック院長。専門は,一般内科,神経内科,リハビリテーション科,精神科。日本内科学会総合内科専門医,日本神経学会神経内科専門医,日本リハビリテーション医学会リハビリテーション科専門医,日本医師会産業医,臨床心理士。ノーモア・ミナマタ国賠訴訟など各地の水俣病訴訟での原告患者側証人。
[書籍]
「水俣病と医学の責任 ~隠されてきたメチル水銀中毒症の真実~」大月書店、2022
開催場所
オンライン
お申込み
イベントチケット | 金額(税込) | 状態 |
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水俣病が問いかける課題(新医協会員) | ¥500 | 終了 |
水俣病が問いかける課題(一般) | ¥1,000 | 終了 |