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地球永住計画 公開講演 〜賢者に訊く〜 花山水清(美術家・モルフォセラピー創始者)×関野吉晴

2022年9月8日(木) 19:00〜21:00

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地球永住計画 公開講演 〜賢者に訊く〜 花山水清(美術家・モルフォセラピー創始者)×関野吉晴

「モナリザの左目」〜非対称化する人類〜

会場 武蔵野プレイス
住所 東京都武蔵野市境南町2-3-18 4階    地図
料金制度 有料イベント
ジャンル >
事務局 ︎地球永住計画事務局    お問合せ ※当イベントは上記の事務局によって企画・運営されており、(株)こくちーずは関与しておりません

イベント詳細

地球永住計画 公開講演 『賢者に訊く』
 
 
花山水清×関野吉晴
 
 
 
講演者
花山水清(美術家・モルフォセラピー創始者
関野吉晴(探検家・医師)
 
 
 
【日時】
 
2022年09月08日(木)  18時45分開場  19時00分時開始

※ 約120分で終了の予定ですが、質問への回答などによって若干延長されることがあります。
※ トイレ休憩や途中退席、退館など全く問題ございませんので各自自由に行ってください。
 
 


【会場】

武蔵野プレイス 4階 フォーラム

武蔵野市境南町2-3-18(JR 武蔵境駅 南口スグ)

 

 

【参加方法】
 
こくちーずからお申し込みいただき、当日会場受付にて参加チケット 1500円 をお支払いください。
※ お申し込みは「お申し込み完了メール」の受信をもって完了となりますので、「お申し込み完了メール」が届いていない方は、お手数ですがお問い合わせください。
一度に複数枚の申込みはできません。必ず一人一枚チケットをお申し込みください。十名以上の団体予約はメールにて受け付けますのでお問い合わせください。
 
※ 空席がある場合は開始時刻直前までお申し込みいただけます。直前ですと受付名簿にお名前が反映されていない可能性があり、受付での氏名と連絡先の記入にご協力をお願い致します。
 
 
 
 

【お問合せ】
 
地球永住計画事務局 chikyueiju@gmail.com

(武蔵野美術大学主催ではありませんので大学へのお問い合わせはどうかご遠慮ください。)

 
 
 
【講演内容】

モルフォセラピーの創始者で、私の師匠である花山水清氏が新刊を出版しました。
 美術家の優れた観察眼によって発見された、身体の造形についての知見はダ・ヴィンチ以来の快挙だ。人類の身体の見方を根本から変えようとしている。
 著者の花山水清氏は武蔵野美術大学油絵科を卒業後、特殊美術制作の会社を運営したりしていたが、一時インドに移住、帰国後民間医療の世界に入った。そこで、人体の左半身に現れる異常な現象「アシンメトリー現象」を発見した。
 以後25年間、その原因解明と解消の研究に没頭していた。 
 その解消の成果はモルフォセラピーとして、腰痛はじめ、多くの疾患に有効で、高く評価され、全国に普及しつつある。
 花山氏が特に心血を注いで研究したのは、アシンメトリー現象の原因解明だ。医学、美術以外にも広範囲の分野の書物、図版、文献、論文を漁り、国内外の博物館で人骨やミイラを調べて研究を進めた。その成果が「モナリザの左目〜非対称化する人類〜」に集約している。
(関野吉晴記) 

 

 

「モナリザの左目」〜非対称化する人類〜
藤原書店 定価2200円+税

・目次
はじめに 「人類の左半身に現れた異変」
◆美術編 「アシンメトリ現象」から見た美術
 第1章 美術家が見つけた人体の「アシンメトリ現象」
  01 TVゲームが子どもの絵を変えた
  02 人体の形の異変に気づけない現代人の脳
  03 美術の技術が医学では特技になる
  04 美術家だから発見できた左半身の異常
  05 医学に越境した美術
  06 「アシンメトリ現象」に気づいていた解剖学者・三木成夫
 第2章 ミロのヴィーナスはなぜ左右非対称なのか
  01 アシンメトリなミロのヴィーナス
  02 ミロのヴィーナスは左のウエストのくびれがない
  03 ヴィーナスの2千年の肩こり
  04 自画像はなぜ左の顔が多いのか
  05 男性だけの美意識で造られた美の女神
  06 鍛え抜かれたヴィーナスの腹筋
  07 悪役俳優の顔はなぜアシンメトリなのか
  08 左に曲がったコペルニクスの鼻
  09 骨が語るミステリー
 第3章 古代アンデス文明に刻まれた「アシンメトリ現象」
  01 古代アンデスの左右非対称な人々
  02 ペルーの天野博物館の奇妙な土器
  03 性病性梅毒と頭蓋変形
  04 「また来年いらっしゃい」
  05 国立イカ人類学博物館に突入
  06 形態学者イルダ・ヴィダル博士と小片コレクション
  07 消えたパラカスの人々
  08 日本の象形土器はなぜ左右対称なのか
  09 古代アンデスのミイラに世界初のインプラント
  10 ミイラのインプラントの素材を考える
  11 麻酔薬で失明した古代アンデスの人々
 第4章 ミイラになりたかった鑑真
  01 『鑑真和上坐像』の顔はデスマスクなのか
  02 頭と胴体が別々に造られた鑑真像
  03 ミイラになりたかった鑑真
  04 鑑真が体験した炎熱地獄
 第5章 モナ・リザの微笑の謎を解く
  01 世界の名画に表現された「アシンメトリ現象」
  02 モナ・リザの左目
  03 『モナ・リザ』に似た『サルバトール・ムンディ』
  04 展開図を構成するダ・ヴィンチの肖像画
  05 時間経過まで絵画に表現したダ・ヴィンチ
  06 ダ・ヴィンチの絵画と解剖図の共通点
  07 ボルジア家の毒薬の正体
  08 ダ・ヴィンチの「ペルケ、ペルケ」と鏡文字の謎
  09 信仰を超越したダ・ヴィンチの挑戦と山水画
  10 「最後の晩餐」に隠されたユダの秘密
 第6章 ミケランジェロのダヴィデ像に隠された真実
  01 左右非対称に造られたダヴィデ像
  02 「アシンメトリ現象」の再現がマニエリスムを生んだ
  03 モデルの異変を感じとっていたミケランジェロ
  04 なぜダヴィデ像の正中線はズレているのか
◆医学編 「アシンメトリ現象」から見た医学
 第7章 ヒポクラテスの遺言
  01 『ヒポクラテス全集』に遺された「アシンメトリ現象」
  02 ヒポクラテスが後世に託した教訓
  03 ヒポクラテスはなぜ治せなかったのか
  04 背骨は左にしかズレない
  05 背骨のズレによる発痛作用と鎮痛作用
 第8章 「アシンメトリ現象」による発痛作用
  01 ストレスで腰痛になるなら世界平和が実現する
  02 腰痛の真犯人はだれだ
  03 ひざや股関節が痛くなるメカニズム
  04 痛みが出るしくみがわかれば診断法の矛盾がわかる
  05 心理的ストレスは空くじなしの福引
  06 ストレス病因論は時代錯誤の生気論
  07 ウートンの憂いの100年
 第9章 美術家が見たがんの夢ものがたり
  01 がんは炎症である
  02 ハルステッド手術の功罪と帯状疱疹
  03 ブラジャーは乳がんの危険因子なのか?
  04 肺がんは抗がん剤で治るのか
  05 医療被曝で肺がんになる?
  06 重病ほど痛みの警報装置が作動しなくなる
  07 医学の難問を物理で解いてみよう
  08 これでがんはカオスの世界から抜け出せる
 第10章 宇宙ではいつから左が生まれたのか
  01 アリストテレスの時代は人体はアシンメトリなのが常識
  02 神はなぜ内臓の形を左右非対称にしたのか
  03 らせんを描いて上昇する内臓
  04 体の左右の重さのちがいが「らせん」の動きになる
  05 だれも知らない気象病のしくみ
  06 子どもに歯列不正が増えたのはなぜか
  07 形態学の祖としてのゲーテと「らせん」の意味
  08 生長から終息に向かって反転する「らせん」
 第11章 非対称化する人類
  01 半世紀でこんなに増えた人体の異変
  02 危険なのは目の前のコメかコブラか
  03 複合汚染は人体に何をもたらしたのか
  04 初めにオスがシンメトリなメスを選ぶ
  05 絶滅は静かに訪れる
おわりに 幼いころに見た世界

巻 末
 じぶんでわかる「アシンメトリ現象」チェックリスト
 「アシンメトリ現象」(背骨のズレ)が原因だと考えられる症状

関連情報
「アシンメトリ現象」とは、ある日突然、人体の左半身の形と知覚が変化してしまう異常な現象だ。本来なら左右対称であるはずの体が左右非対称になる。しかもそこには「左にだけ現れる」規則性まで存在している。単なる左右非対称な現象を扱った学問分野は多いが、その非対称性が左側だけという側性をもつと、それは全く別次元の話になる。
しかもこの現象は腰痛からがんに至るまで、驚くほど多くの疾患と密接に結びついていることがわかった。しかしそういった個々の疾患よりもさらに深刻なのは、この現象が人類にとって危機的な意味を持っている点だ。体が左右非対称になるのは単なる個性ではない。絶滅に向かう種に見られる特徴的な現象の一つなのである。
(「はじめに」より)

 

 


【講演者紹介】
 
花山水清(はなやま・すいせい)

美術家。元武蔵野美術大学非常勤講師。
1956年北海道生まれ。1979年武蔵野美術大学油絵科卒業後、売絵制作のかたわら土木作業、季節労働、高校の美術教師、着ぐるみ劇団の端役、喫茶店経営などの後、友人とTV番組やCMの特殊美術制作の会社を設立。「平成教育委員会」や「どうぶつ奇想天外!」などを担当。経営は順調だったが、実業界での生き方をリセットすべく1995年インドへ移住。しかし南印の酷暑で極度の栄養失調に陥り、幾度も生死の境をさまよった末に1年ほどであえなく帰国。現地で覚えたオイルマッサージで糊口をしのいでいるとき、人体の左半身に現れる異常な現象を発見。以後25年間、その原因解明と解消の研究に没頭。医学書に始まりアリストテレス、ゲーテに至るまで文献を漁り、ヒトの体だけでなくウシの鼻の孔まで覗き、古人骨調査のためにはペルーにも赴き、さらにダ・ヴィンチ作品などの西洋美術から日本の肖像彫刻、古今東西のあらゆる資料と格闘・思考して構築した理論は民間療法の世界でも評価され、一般社団法人を通して全国に普及。また医師のチームによる科学的検証も始まっている。
著書『からだの異常はなぜ左に現れるのか』(廣済堂出版刊)ほか。
花山水清 公式サイト
http://www.hnym.jp
 
 
 
関野 吉晴(せきの よしはる)

1949年東京都生まれ。探検家。文化人類学者。医師。武蔵野美術大学名誉教授。1975年一橋大学法学部卒業。1982年横浜市立大学医学部卒業。1999年植村直己冒険賞受賞。2000年旅の文化賞受賞。2013年 国立科学博物館(特別展)「グレートジャーニー・人類の旅」開催。2002~2019年武蔵野美術大学教授(文化人類学)1971年アマゾン川全域を下る。その後25年間に32回、通算10年間以上にわたって、アマゾン川源流や南米への旅を重ねる。1993年から10年の歳月をかけて約5万3千キロ「グレートジャーニー」、その後、アフリカで生まれた人類が日本列島にやって来た主要3ルートを歩いた。
現在、モルフォセラピー医学研究所所長、ダヴィンチクリニック渋谷・院長(2021年1月より)、麻布医院及び多摩川病院非常勤医師、武蔵野美術大学名誉教授(人類学)、地球永住計画代表、そして探検家。
 
 
 
 
 
「現代の冒険者たち」はビーパルにて掲載されます。
「賢者に訊く」の自然科学系のゲストの一部はウェブナショナルジオグラフィックで連載されました。
過去の記事もご覧いただけます。https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/web/
 
また過去講演はYouTubeでご覧いただけるものもございます。
 
お申し込みくださった方には、今後の地球永住計画のご案内をお送りさせていただいております。ご不要な方は、大変お手数ですが以下メールアドレスへご一報ください。
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これからも地球永住計画をよろしくお願い致します。

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地球永住計画


開催場所

武蔵野プレイス東京都武蔵野市境南町2-3-18 4階


お申込み


イベントチケット 金額(税込) 状態
参加チケット(当日払) ¥1,500 終了
募集期間:2022年8月21日(日) 05:00〜2022年9月8日(木) 18:30

イベントは終了しました



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