がん患者の口腔ケア【疾患と対象者別のアプローチから学ぶ】全6回シリーズ〜これだけはおさえておきたい口腔ケアと患者が求める口腔ケア〜 Day2
2022年11月4日(金) 19:30〜21:30
~10年がん患者さんに携わった実践の全てとエビデンスに基づいたケアをDH伊藤と共に学ぶ~
イベント形態 | オンライン |
---|---|
料金制度 | 有料イベント |
ジャンル | > |
タグ | 口腔ケア 歯科衛生士 誤嚥性肺炎 摂食 嚥下 歯科 オンライン 歯ブラシ 摂食嚥下リハビリテーション がん |
事務局 | 株式会社WinWininfo お問合せ ※当イベントは上記の事務局によって企画・運営されており、(株)こくちーずは関与しておりません |
イベント詳細
【プログラム】(講義100分+質疑応答 / ディスカッション20分)
【Day1】
※開催日時:2022年10月7日(金):19:30-21:30
★テーマ:これだけは伝えたい!なぜがん治療を受ける前に口腔ケアが欠かせないのか
- がん治療の合併症対策につながる口腔ケア介入法
- 早期からの歯科介入が、口腔トラブルの軽減とがんの予定治療遂行を導く!
- 口腔ケアやセルフケア指導のコツ
- 医療における管理料の算定方法とは
※以降のセミナーのテーマ予定です!!
(回を重ねる上で、皆様のご要望も反映していきながら、現場に即したセミナーにしていこうと思います)
【第2回】
※開催日時:2022年11月4日(金):19:30-21:30
★テーマ:AYA世代および日常生活でがん治療に臨む患者への口腔衛生管理 -仕事と治療の両立支援-
- さまざまなライフイベントに直面するAYA世代。困りごとを見逃さないためのスクリーニングチェック方法とは
- 小児への口腔衛生管理方法とご家族との関わり
- 治療中・治療後の口腔ケアについて考えてみる
- がん患者さんが働くということ
- がん経験者に聞いた、「治療と仕事との両立」とは
【第3回】
※開催日時:2022年12月2日(金):19:30-21:30
★テーマ:基礎疾患を有する患者の口腔ケア
- がんと糖尿病に共通する生活習慣や口腔衛生管理
- 血液疾患患者の口腔ケアとその意義
- 痛みや症状を訴えることができない患者への対応方法
【第4回】
※開催日時:2023年1月6日(金):19:30-21:30
★テーマ:頭頸部がん、口腔がん患者の口腔ケア
- がん治療前・中・後に対するそれぞれの口腔衛生管理
- 口腔機能訓練方法
- 心理社会的問題とは
- 生活支援の課題
- 頭頸部がん、口腔がんと緩和医療との関係
- 術後の顎顔面補綴装着からの口腔衛生管理(エピテーゼも含む)
【第5回】
※開催日時:2023年2月3日(金):19:30-21:30
★テーマ:がん治療と顎骨壊死
- 顎骨壊死を発見するための口腔内観察ポイント
- 顎骨壊死の初期症状とは
- 顎骨壊死が発症した場合の口腔衛生管理方法
- 顎骨壊死の自覚症状から歯科受診勧奨へ至るまで
【第6回】
※開催日時:2023年3月3日(金):19:30-21:30
★テーマ:がん終末期患者の口腔ケア
- 終末期患者に生じやすい口腔内の特徴とは
- 口腔ケアの工夫
- 医療薬剤の副作用と口腔乾燥
- がんの痛みと緩和ケア
- 患者さんの思いを叶えるために
【セミナーのポイント】・・・全体のポイント
- すべてにおける多職種との関わり
- 口腔ケアのみならず、心理社会学的観点からのアプローチ(心の変化や負担を軽くするなど)
- 就学・就労支援
- 家族へのサポート方法とは
- もし、患者さんから悩みごとを相談された場合、あなたならどうする?
- ほんの少しだけ、アピアランスケア(外見の変化に対するケア)
- 顎顔面補綴やエピテーゼ
※がん患者に携わる医療者は、自分の専門領域以外についても相談を受けたりすることがあります。今回は口腔ケアのみならず、どのような場面に遭遇するのか、そしてどのように対応し、連携を図るのかについても、お話します。
【講師のご紹介】
伊藤瑠美 先生
歯科衛生士
<プロフィール>
【学歴】
1999年 青森歯科衛生士専門学校卒業
2019年 青森県立保健大学大学院健康科学研究科修士課程修了
2022年 青森県立保健大学大学院健康科学研究科博士課程修了
【経歴】
1999年4月~2002年3月 青森歯科衛生士専門学校(現青森歯科医療専門学校)専任教員
2003年4月~2020年12月 青森県立中央病院歯科口腔外科
2021年4月~2021年7月 青森県立保健大学看護学科TA
2022年4月~ 青森県立保健大学客員研究員
【資格】
博士(健康科学)
日本歯科衛生学会 医科歯科連携・口腔機能管理認定歯科衛生士
日本口腔ケア学会 4級認定
青森県糖尿病療養指導士
【研究テーマ】
がん患者の口腔ケア、がん医科歯科連携に対するモデル構築、職域における口腔衛生管理、大学生の口腔保健行動、患者と医療者間のヘルスコミュニケーション、外国人からみた医療者のヘルスコミュニケーションなど
現在は研究に加え、産業保健総合支援センターや地域での講演活動も行っています。最近、ナッジ理論に興味があります。
【セミナー内容】
がん患者さんには子供から大人まで、幅広い年代の方がいらっしゃいます。そしてがん治療を行っていくなかで、さまざまな不安や悩み、つらさにぶつかることがあります。その中の1つとして口腔トラブルがあげられます。がん治療による口腔トラブルは非常につらく、ご飯も食べられず、水を飲むことすら困難な状況もあります。そんな症状を少しでも口腔ケアで助けていきたいと思っています。その一方で、がん患者さん携わるうちに、自分の専門領域以外について、また悩みごとを相談される場面もありませんか?私もそうでした。そんな時、どこに相談したらいいの?どのように対応したらいいの?と思ったこと、ありませんか?
今回のシリーズでは、あらゆる場面を想定し、皆さんならどのような口腔ケアを行い、どのような対応をするのか、またその他にどのような対応方法があるのか?といった、参加者どうしでのディスカッションを交えながら解決を図り、安心してがん患者さんに携わっていけたらと思っております。今回は口腔ケア方法に加え、心理的な問題や外見の変化、そして家族への対応などにも少し踏み込んでみたいと思います。
【開催概要】
[こんなかたにおすすめです]
施設・在宅
医療・看護・介護・ケアスタッフ
食支援に興味ある方
[定員]
30名
開催場所
オンライン
お申込み
イベントチケット | 金額(税込) | 状態 |
---|---|---|
セミナー費 | ¥4,400 | 終了 |