理学療法士・作業療法士向け歩行・バランスに対するリハビリテーション
2022年12月21日(水) 20:00〜21:30
講師:池田崇先生 昭和大学 保健医療学部 理学療法学科 昭和大学藤が丘 リハビリテーション病院
イベント形態 | オンライン |
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Webセミナー | Zoom |
料金制度 | 有料イベント |
ジャンル | > |
事務局 | EPochセミナー事業部 お問合せ ※当イベントは上記の事務局によって企画・運営されており、(株)こくちーずは関与しておりません |
イベント詳細
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2022年12月21日(水)20:00~22:00【オンライン開催】
※アーカイブ動画にて見逃し視聴が可能です。
当日ご参加ができない場合もご安心ください。皆さんは臨床の中で転倒リスクの高い患者様を担当するにあたって
このような悩みはありませんか?- 筋力はあるのになぜ転倒するのか?
- ADLがなかなか自立に向けて進まない
- 足部の変化や変形はないのにうまく感覚入力ができない
- 下肢の運動連鎖が難しい
- なぜ変形性関節症になるか理解できない
転倒リスクの高い患者様は、機能解剖学的に足部の変形や股関節周囲の筋出力だけでは説明できないことが多いです
このセミナーを受けると上記の悩みを解決することができます。
理学療法士・作業療法士必見!姿勢戦略についてわかりやすく徹底解説!
歩行動作に限らず立位姿勢において姿勢を保持する戦略は3つ存在します。- 足関節戦略
- 股関節戦略
- ステッピング戦略
それぞれには役割があるとともに、活動する順番があるということを知っていますか?
これらは床反力ベクトルに対して姿勢を保とうとする無意識下での働きによって制御されます。
しかしながら股関節術後や足部の変形などがあると
それが十分働かず、ほかの場所で代用することがあります。
そのため、変なところに力が入ったりして転倒しやすい環境を作り出しているのです。
それを改善するためにはあることをしなければなりません。
理学療法士なら歩行の固有感覚機能へアプローチできるようになろう
前述したように、筋出力が問題なのであればそこを治療すべきですが、そうではない患者様をよく目にすると思います。
特に術後の患者様で荷重感覚がよくわからないため
患肢の使い方が苦手な患者様にあったことはないですか?
そういう場合は筋出力ではなく、固有感覚へのアプローチが必要になります。
でもその方法がいまいちよくわからないという若手セラピストをよく目にします。その場合は本セミナーがおすすめです。
ぜひこの機会に学んでみてくださいね。
このセミナーでは歩行やバランスを考える際に必要な股関節戦略・足関節戦略について理解を深め、
なぜ高齢者のが転倒リスクが高いのかを徹底的に学びます。
また、股関節および足部の特性、下肢と上肢との関係性、
歩行や歩行を司るための姿勢制御、バランスとの関連性、
転倒の予防や実際の介入について学んでいただきます。
オンラインセミナーのプログラム
股関節の機能解剖と股関節戦略
- 股関節の解剖
- 股関節の運動学
- Hip Spine Syndrome
- 股関節疾患の関連性
- 股関節戦略
足部の機能解剖と足関節戦略- 足部の解剖
- 足関節の運動学
- 股関節との関連性
- 足関節戦略
高齢者における転倒- 高齢者はどういう要因で転倒するのか
- 高齢者のバランス戦略
- THAで実は多い転倒
- 高齢者の足部障害
足趾の変形と歩行- 浮き趾
- 偏平足(Navicular Drop)
- 槌趾
- 高齢者の足趾変形・関節リウマチ
- 糖尿病性足病変
つながりを意識した介入を考える- 股関節と胸郭・肩甲帯のつながりを意識した姿勢・歩行の考え方
- 症例検討・介入の演習(股関節)
- 足部と股関節のつながりを意識した姿勢・歩行の考え方
※一括申込だと単発申込よりリーズナブルに受講が可能です。 一括申込はこちらから→☆
※アーカイブ視聴が可能です。当日参加が難しくてもご安心ください。
エポック特別講習会がついに公開!
患者様のリハビリを進める上で、運動能力的には可能なのに
なぜ動作に反映されないのかと悩んだ経験はありませんか?
また、活動的な患者様であれば、自分で自主トレをしたりすることができますが、
ネガティブな患者様は“自ら発動せずに活動量が低下してなかなかうまくリハビリが進まない” と考えて、治療効果が出ない理由を患者様に求めていませんか?
意欲的な患者様とネガティブな患者様では何が違うのでしょうか?
実は患者様自身の身体の変化によって“動作イメージと実際の動きに差異が生じてしまう”
ことで、不安だから動きたくないとネガティブになってしまっている可能性があるのです。
すると、運動能力的には可能でも、十分なパフォーマンスを発揮することができません。
そのためにどのように患者様に自信をつけさせ、治療過程を進めるべきなのでしょうか?
安易に成功体験を積ませればいいというものではありません。
本セミナーでは患者様の情動について、不安定な身体の使い方をいかに有効に使い
自信をもって動作を行うようにすればいいのかを発達学的に、また脳科学的に解説していただきます。
患者様が重力に適応して動くとは?
小児の発達は重力に適応するところから始まり
抗重力伸展活動や抗重力屈曲活動を獲得しながら行動範囲を広げます。
その発達は本人が意図して学習するものではなく、
自己組織化によって系統発生的に学習します。
つまり自らの身体で動いて環境に適応しながら成長するのです。
しかし発達過程を最初から学びなおすことはできません。
私達は片麻痺患者様や脊髄損傷・切断患者様が
どのようなバランス能力を有しているのか、
どのように回復過程を取るべきなのかを考えていかなければいけません。
本セミナーでは体幹に上肢、下肢が加わると何が起こるか、
というバランス能力について様々なタイプの切断者の機能から考えます。
片麻痺や切断患者のように質量分布の左右アンバランスをどう克服するか、
バランス戦略の知見を学ぶことは片麻痺の治療に重要なヒントが隠されています。
オンラインセミナーのプログラム
- 運動の発達
- ジェネラルムーブメントから考える自発行動について
- 原始感覚と識別感覚の補足
- 体幹の機能と立ち直り反応
- 左右アンバランスの質量分布に対してどのようにバランスを取るのか
- 切断患者から考えるバランス戦略
シリーズオンラインセミナーのプログラム
※各詳細はリンク先でご確認ください
1回目:片麻痺患者様の情動について考える(10月10日) ※詳細はこちら
- 情動行動の捉え方
- 本能と情動の原点を生理学的に考える
- 生きるための本能 “自己組織化” こそ情動の原点
- 情動が動作を組織化させる
- リズムはどのように形成されるのか
- 脊椎動物の進化とヒトに残された腸管の植物機能とは?
- 原始感覚と識別感覚の違いとは?
- 脳神経から考える情動系のメカニズム
2回目:重力に適応する (11月14日) ※詳細はこちら
- 直接知覚について考える
- 四肢の欠損でどのようにバランスを保つのか?
- なぜ除皮質ネコは基本動作ができるのか?
- 網様体脊髄路と歩行誘発野について解説
- 自己保存の反応とアフォーダンス
- 無自覚的行動と自覚的行動の違いとは?
- 片麻痺患者様の特異姿勢の理解
3回目:重力に適応して動く(12月12日) ※詳細はこちら
- 運動の発達
- ジェネラルムーブメントから考える自発行動について
- 原始感覚と識別感覚の補足
- 体幹の機能と立ち直り反応
- 左右アンバランスの質量分布に対してどのようにバランスを取るのか
- 切断患者から考えるバランス戦略
4回目:片麻痺者の姿勢が崩れるのはなぜか?(1月9日) ※詳細はこちら
- なぜ除皮質ネコは基本動作ができるのか?
- 毛様体脊髄路と歩行誘発野の解説
- リズム運動と筋緊張の調整メカニズムについて
- 典型的な片麻痺症状の解説
- 運動制御系の解説
- 安定姿勢と不安定姿勢について
- バランス戦略について
- 運動の発達
5回目:脳機能から考える報酬系の賦活方法とは?(2月13日) ※詳細はこちら
- ヒトの情動や報酬を臨床的に捉える
- 自分の考えはどこから来るものなのか?
- 情動系と皮質の連携と報酬系の関わり
- 日常動作の学習過程(動作の学習に先立って動作を行うとはどういうことか?)
- 情動報酬系の重みと理解
- ニューロモジュレーターとは?
- なぜ患者はネガティブ思考になるのか?
- ダイナミックセンターコアの働きについて
- 報酬系を賦活するために治療前に行うべきこととは?
6回目:情動・報酬系の賦活方法についての実際(3月13日) ※詳細はこちら
- 「治すことではなく学習すること」その心とは?
- 目的達成のために設定する具体的な目標とは?
- なりふり構わぬトレーニングは意味がない。やり方が重要
- 情動と報酬の重み
- 車椅子座位姿勢を変えるだけでモチベーションは変わる
- パーキングファンクションの理解とそこからの動作獲得
- 安全安心に早期から立位を取るその方法とは?
- 脳幹へのアプローチ
- 基本動作の学習(立ち上がり・歩行について)
- サイコサイバネティクス理論とは?
開催場所
オンライン
お申込み
イベントチケット | 金額(税込) | 状態 |
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理学療法士・作業療法士向け歩行・バランスに対するリハビリテーション Zoom (締切日: 2022-12-20 23:59) |
¥4,400 | 締切 |
イベントは終了しました
イベント参加 | 1/30 |
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