第二回近畿APD(聴覚情報処理障害)講演会

【必ず最下部の注意事項まで、全て目を通してからご参加下さい】

【APDとは?】

「APDとは、簡単にいえば、聴力に問題はなく音は聞こえているけれど、人の話し声（音声）を情報として認知するのが困難な状態。
つまり、耳から入ってきた音の情報を脳で処理してことばとして理解する際に、なんらかの障害が生じる状態だと考えられています。」

（「APD　『音は聞こえているのに聞き取れない』人たち」）著　小渕千絵）より

聴力検査では異常なしと言われてきたにも関わらず、
「雑音のある環境だと話が聞き取れない」状態を代表として、様々な条件下で
「音声をことばとして聞き取るのが困難な症状」を抱える人たちがいます。
そのような症状は「聴覚情報処理障害」（auditory processing disorder　以下APD)と呼ばれ、
ここ数年で日本でも徐々に知られるようになってきました。
APDの発見は比較的新しく、現時点で研究途上にあり、
日本では診断基準も確立されていません。

それでもこの症状に起因する生きづらさを抱える人は大勢おり、
多くのAPD当事者はまだ十分に解明されていないまでも、「聴き取れない」ことにより生じる
家庭内、職場内、その他の人間関係での問題と格闘しています。
そのような状況を多くの方に知って頂き、当事者だけではなく
医療、福祉、教育関係の方等とAPDに関する現時点での知見を共有することで、
APDを取り巻く環境を少しでも改善する事がこの集まりの目的となります。

今回はAPDの診察、研究に当たっておられる大阪市立大学医学部付属病院の
阪本医師をお招きし、APDに関してお話をして頂きます。

対象
・日本国内、国外を問わずどなたでもご参加頂けます。
・APD当事者の方（診断済、未診断は問いません）
・医療、福祉、教育関係等APDに関係する分野の方
・APDに興味がある方等
ご家族等でご覧になる場合は代表の方がお申し込み下さい。

開催日時　2020年10月4日　13－16時
会　場　　Zoomを用いた、オンラインミーティングで開催します。
参加費　　無料
主催　　　近畿APD当事者交流会　（担当　渡邉）
ご不明な点等は
ewiglichschnee@gmail.com
までお気軽にお問合せ下さい。

■参考書籍（一冊だけでも目を通してからご参加頂けると、より理解しやすいかと思います）

医療者向け
・きこえているのにわからない APD[聴覚情報処理障害]の理解と支援
小渕千絵 (著, 編集), 原島恒夫 (著, 編集)
一般APD当事者向け
・APD「音は聞こえているのに 聞きとれない」人たち ―聴覚情報処理障害(APD)とうまくつきあう方法 
小渕 千絵  (著)
・聞こえているのに聞き取れないAPD【聴覚情報処理障害】がラクになる本
平野 浩二 (著)

・教育関係向け、APDの基本的な点が書かれている箇所があります
教育オーディオロジーハンドブック 
大沼 直紀  (著, 監修), 立入 哉  (著), 中瀬 浩一 (著)

 【注意事項】
・Zoomへの接続環境につきましては、必ず事前にご確認ください。
・多人数での集まりとなる為、原則的に司会、スタッフからの指名がない場合は常にマイクはミュートでお願いします。
・「kokuchpro.comドメイン」からのメールが受信できることをご確認ください。
申し込み直後に登録メールが来ていない場合は受信が弾かれている可能性があります。
・当日はこくちーずのサイト上から参加できるようになっています。
参加方法に関しては
https://kokuchpro.zendesk.com/hc/ja/sections/900000182926
こちらをご覧ください。

終了後にアンケートにご協力頂けますと幸いです。
↓
アンケート

UDトークを使っての字幕も流します、但し校正まで手が回らないのでアプリ側の認識内容をそのまま共有する事になります。
必要とされる方は入室後、司会の「渡邉」までユーザーIDをチャットの個別送信で送って下さい。