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【東京】10月9日 国際吃音(きつおん)啓発デー イベント 『当事者研究で見えてきた新しい吃音の生きづらさ』

2017年10月9日(月) 09:55〜16:30

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吃音と当事者研究について学ぶ 東京都障害者福祉会館にて 東京大学スタタリングによる吃音と当事者研究について

会場 東京都障害者福祉会館
住所 東京都港区芝五丁目-18-2    地図
料金制度 無料イベント
ジャンル >
タグ 吃音 発達障害 当事者研究 ワークショップ 合理的配慮 障害者雇用 きつおん 当事者会 子育て 育児
事務局 【東京】10月9日 国際吃音(きつおん)啓発デー イベント 『当事者研究で見えてきた新しい吃音の生きづらさ』事務局    お問合せ ※当イベントは上記の事務局によって企画・運営されており、(株)こくちーずは関与しておりません

イベント詳細

【重要なお知らせ】
当初の予定では午後開始でしたが、午前の部も開催することになりました。
午前中9時55分より、午前の部として『山田氏の英国短期留学、英国で吃音はどのようになっているか』について報告会を開催するとことになりました。
今回のイベントは午前の部、午後の部、どちらか1つ、両方参加でもかまいません。
用事がある場合は途中退席も可能です。
突然の予定変更になってしまい申し訳ありません。

 

 

毎年10月22日、世界同時に行われる国際吃音啓発デーです。今年は10月9日吃音について考えるイベントを東京都港区の障害者福祉会館にて開催します。東大スタタリングという東京大学の吃音学生サークルの山田氏にお話していただきます。

 

――吃音(きつおん・どもること)を知っていますか?
2016年春、フジテレビ月9ドラマ『ラヴソング』にて吃音を持つ女性が描かれました。吃音について知る、吃音についてみなさんで話し合いましょう。
全く吃音を知らない方、吃音について知りたい方、どのようなお立場の方も参加ができます。ぜひ申し込みください。

 

メインテーマ: 『当事者研究で見えてきた新しい吃音の生きづらさ』

 

概要: 当事者研究とは、障害や生きづらさを抱える当事者が、自分自身の困りごとについて、仲間と対話しながら「研究していく」営みのことです。  当事者研究の先行文献として、綾屋さんと熊谷さんの共著『発達障害当事者研究 ゆっくりていねいにつながりたい』(2008年)があります。この本では、自閉スペクトラム症の本体を「コミュニケーションの障害」と定義せず、「意味や行動のまとめ上げがゆっくり」という感覚統合の問題として定義し直す、ということを出発点に、当事者研究がなされていました。  この先行文献を参考に、発表者は、「吃音の本体を、どもることと定義しない」ということを出発点に、当事者研究を進めてきました。というのも、「吃音の問題をどもることと定義する」というのは、ちょうど、自閉スペクトラム症の人たちを、「コミュニケーション障害者だ」と見做すように、外からの見立てに過ぎないように、思えるからです。  もちろん、吃音者が体験している困難さの中には、「どもることそのもの」に伴う困難さもあるでしょう。例えば、吃る時に感じる喉の辺りの痛苦しさや、話すのに時間がかかる不便さは、「どもることそのもの」から派生した困難さと言えると思います。  しかし、吃音者たちが抱えている名伏しがたい困難さは、「どもる」という言語的な見た目の症状だけでは、捉えきることのできない問題も、実は、多いのではないでしょうか。  吃音の問題が、どもることと一致しないのなら、「どもっているが、吃音で困難を抱えない」という状態や、「どもらないけれども、吃音で困難を抱える」という状態も、ありえるはずです。実際、見た目の症状が普段目立たない「隠れ吃音者」の方たちで、吃音について苦しみ、悩んでいるという方が、臨床的にたくさん存在することが知られています。  吃音者への配慮を考える際には、『どもること』への配慮が中心に考えられます。それはもちろん大切な配慮ですが、しかし、本当にそれだけで十分なのか。こうした観点から、本講演では、「吃音の問題をどもることと定義しない」という出発点に、発表者が、東大スタタリングや埼玉言友会で開催した当事者研究会で見えてきた、これまでにあまり語られることのなく、見過ごされてきた「新しい吃音者の生きづらさ」について発表をします。

 

■日時 2017年10月9日 
午前の部 9:55  より受付 10:00開始 11:50 終了予定
午後の部 12:45 より受付 13:00開始 16:30 から 16:45ころ 終了予定

■タイムテーブル 

午前の部は「英国留学報告」です。山田氏に英国で吃音はどう扱われているか?英国の吃音者はどのように生活している?価値観は日本と同じ?違う?などなど色々なことについてお話いただきます。

午後の部は
13時から14時 当事者研究とは何か?当事者研究について説明
14時から15時 山田氏が現在携わる、吃音の当事者研究について説明
残り時間で 実際に当事者研究を体験してみよう

■場所 〒108-0014 東京都港区芝5丁目18−2 東京都障害者福祉会館 部屋は「教室 2F」予定

■費用 無料

■持ち物 飲み物や筆記用具

■主催 東京言友会(とうきょうげんゆうかい) 千葉言友会(ちばげんゆうかい) ※吃音者の当事者団体です

東京言友会 http://tokyo-gennyukai.jimdo.com/

千葉言友会 http://chibag-y-k.jimdo.com/

■登壇者の情報や関連情報

東大スタタリング(東京大学の吃音のある学生サークル)
http://ut-stuttering.wixsite.com/start

関連書籍 「みんなの当事者研究 熊谷晋一郎=編」臨床心理学増刊第9号 金剛出版
この書籍のなかに山田氏が吃音について記事を掲載しています。
http://kongoshuppan.co.jp/dm/75009.html

■当事者研究とは?(東京大学先端科学技術研究センター 熊谷 晋一郎 Shinichiro KUMAGAYA 当事者研究分野)
http://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/research/people/staff-kumagaya_shinichiro_ja.html

■吃音についての情報
国立障害者リハビリテーションセンターの吃音解説
http://www.rehab.go.jp/ri/kankaku/kituon/overview.html

内閣府政府広報オンライン 発達障害ってなんだろう?
http://www.gov-online.go.jp/featured/201104/contents/rikai.html

東京都福祉保健局 発達障害者支援ハンドブック2015 PDFファイル
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shougai/shougai_shisaku/hattatsushougai.html

 



開催場所

東京都障害者福祉会館東京都港区芝五丁目-18-2


お申込み


イベントチケット 金額(税込) 状態
イベントに参加する 無料 終了
募集期間:2017年8月25日(金) 00:00〜2017年10月9日(月) 09:00

イベントは終了しました


変更履歴

  • 開催開始日時を【2017-10-09 12:45:00】から【2017-10-09 09:55:00】に変更しました。2017年9月5日(火) 22:12
  • 開催終了日時を【2017-10-09 17:00:00】から【2017-10-09 16:30:00】に変更しました。2017年8月31日(木) 10:31


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