「インクルーシブ保育・教育へのまなざし」公開保育 &ワークショップ

幼保連携型認定こども園八木保育園と保育所等訪問支援事業所プレイジムが共催し、保育のリアルな現場でインクルーシブ教育を感じ、考える会を開きます。ハンガリーの保育を基礎にしたコダーイ保育を20年間実践している八木保育園と、訪問支援として10年間関わるプレイジム、互いに良きパートナーとしての初めての共催の試みです。
保育見学あり、グループディスカッションあり、八木保育園園長：清流祐昭とプレイジム代表：太田篤志の対談あり、と盛りだくさんの内容です。「インクルーシブってなんだろう？」みなさんと一緒に感じ、考える機会となればと思っています。

幼保連携型認定こども園八木保育園
1972年正福寺境内に設立、現在地には2014年に新築移転。
2000年度より神戸コダーイ芸術教育研究所の会員として指導を受け、ハンガリーの保育を基礎におく「コダーイ保育」を実践してきました。０～２歳は「育児担当制と流れる日課」、３～５歳児は「３４５歳異年齢混合保育」が大きな特色で、子ども達自身の興味関心にそった自由な活動（遊び＝学び）を保証する環境を整備し、また全年齢にわたって日本に伝承したわらべうたを大切に歌います。
2014年よりプレイジムの訪問支援を受入れ、児童発達支援を連携して行っています。

八木保育園理事長・園長
清流祐昭（せいりゅう　ゆうしょう）
1958年生まれ、1981年龍谷大学文学部仏教学科卒。1994年正福寺住職を継職。
2000年より八木保育園園長、2005年ハンガリーの国立マイバ保育園で短期研修。2008年保育士資格取得。2012年から４年間、神戸常盤大学教育学部の非常勤講師・客員教授。
14歳からピアノ・ソルフェージュ・音楽理論を学び、現在も続けている。

プレイジム
プレイジムは、多様な発達スタイルの子どもとご家族のために専門的なアプローチを提供する児童発達支援・放課後等デイサービス・保育所等訪問支援事業所です。保育所等訪問支援を通して、保育所や学校において個々の子どもの特性が共有され、多様性を受け入れることができる環境が整えられ、さらにそれを土台として、個別最適の遊びや学び、生活が実現し、同じ場で共に生活し学ぶことのみならず、充実感・達成感を持ちながら、充実した時間を過ごすことができるインクルーシブな社会の実現を目指しています。

プレイジム管理者・児童発達支援管理責任者
太田篤志（おおた　あつし）
学童保育・保育園、重症心身障害児施設での作業療法に従事した後、広島大学医学部・学部内講師、姫路獨協大学・教授などを歴任。現在、発達障害に関する研究・講演・執筆活動に携わりながら、自治体・教育委員会・特別支援学校での研修、保育園におけるインクルーシブ保育のサポートなどにも取り組んでいます。
特別支援教育士SV、日本感覚統合学会・理事、日本スヌーズレン協会・会長、日本自閉症スペクトラム学会・常任理事。

【日時】
11月28日（火）9:00～15:00

【対象】
保育・教育・療育に関わる方、インクルーシブ保育・教育に興味のある方

【タイムテーブル】
9:00　 挨拶・見学上の注意と観察のポイント説明
9:30　 保育見学
11:00　グループディスカッション①
11:30   グループの意見報告
12:00   お昼休憩♪
13:00   保育者・訪問支援員によるプレゼン
13:30   グループディスカッション②
14:00   グループの意見報告
14:30   対談（清流・太田）
15:00   終了

※午前中のみのご参加も可能です。
※お昼休憩は会場内で飲食可能です。
※自家用車でお越しの方は、園の駐車場をお使いください。