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【9/3開催】専門家と考える 教室マルトリートメントの処方箋 トークイベント

2023年9月3日(日) 15:00〜17:00

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【9/3開催】専門家と考える 教室マルトリートメントの処方箋 トークイベント

教室を子どもたちにとって安心と信頼であふれる場所にしていくために。

イベント形態 オンライン
料金制度 有料イベント
ジャンル >
事務局 東洋館出版社    お問合せ ※当イベントは上記の事務局によって企画・運営されており、(株)こくちーずは関与しておりません

イベント詳細

新刊『不適切な関わりを予防する 教室「安全基地」化計画』の刊行を記念して、豪華著者陣が一堂に会する対面トークイベントを開催します!  本書では、それぞれが川上先生との対談を実施していますが、全員揃うのは今回が初めて。 お互いの章を読んで何を感じるのか? これまでの議論がさらに深まること間違いなし。 各フィールドで活躍するプロフェッショナルとともに対話する学びの場に、ご期待ください。

遠方で来られないという方には後日視聴できるアーカイブ配信」チケットもご用意しましたのでぜひそちらをお申込みください(9/3当日のライブ配信はございません)。

日時: 2023年9月3日(日)15:00~17:00

登壇者:川上康則
    武田信子
    村中直人
    荻上チキ
  ※登壇者プロフィールはページ下部に記載しています。

スケジュール:
  14:30 開場
  15:00 開演
  15:05 第1部
  16:00 休憩
  16:15 第2部
  17:00 終了

会場: AP日本橋(中央区)
 アクセス https://www.tc-forum.co.jp/ap-nihonbashi/access/
 JR東京駅より5分、地下鉄日本橋駅より徒歩2分

定員:【現地参加】100名
   【アーカイブ視聴】無制限[配信期間は9月8日(金)~9月24日(日)]

参加費:【現地参加】   1,540円
    【現地参加+書籍付き】 3,500円(350円お得)
    【アーカイブ視聴】1,540円
    【アーカイブ視聴+書籍付き】 3,500円(350円お得)

※書籍付きは新刊『不適切な関わりを予防する 教室「安全基地」化計画』(2310円税込)です。決済確認が取れ次第の発送となります。8月11日~8月16日は休業期間で発送業務がストップしますので予めご了承ください。

対 象:小学校、中学校、高等学校、特別支援学校の教員や関係者、保護者、教育に関心のある方

主 催:東洋館出版社

[イベント内容]:
 「安全基地」とは場所のことではなく、人の役割や働きかけのことを指し、発達心理学の用語です。かつて、子どもの育ちと愛着の関係に着目した心理学者・ボウルビィは、「子どもたちが順調に穏やかに育つためには、安全と探索が必要だ」と述べ、その土台として「アタッチメント」の形成が不可欠であると説明しました。アタッチメントは、日本では「愛着」と訳されていますが、本来の意味は「接続・装着・連結・取り付け」です。

 人が主体的に行動しようとする際には、喜んでその背中を送り出してくれるような空港の滑走路のような役割を果たし、何かあったときに戻って来ることができる、安心感のある場所が必要です。離れていてもお互いのことを思い、何かあったときには戻って安心感をもたらすことができる存在。後年、心理学者メアリー・エインズワースによって、この役割をもった大人の存在が「安全基地(Secure Base)」と名付けられました。

 本書は、「教室マルトリートメント(不適切な指導)」という言葉をつくり、教室内で行われる指導のうち、体罰やわいせつ行為のような違法行為として認識されたものではないけれども、日常的によく見かけがちで、子どもたちの心を知らず知らずのうちに傷つけているような「適切ではない指導」について警鐘を鳴らし続けてきた川上康則先生による新刊です。
これまで「グレーゾーン」とされてきた不適切な指導を予防し、教師が子どもたちにとって「安全基地」のような存在になるための方法を考えることを目的としています。

 共著者には第一線の専門家が集まりました。
臨床心理士で一般社団法人ジェイス代表の武田信子さん、臨床心理士で公認心理師そして『〈叱る依存〉がとまらない』(紀伊國屋書店)の著者である村中直人さん、評論家でNPO法人ストップ!いじめナビ代表の荻上チキさん。
今回、本書の刊行を記念し、著者4名が一堂に会するイベントを開催します!
威圧的な指導や子どもに試練を課すような教育の在り方に疑問を感じ、教室を子どもたちにとって安心と信頼であふれる空間にしていくことを望んでいる先生がた、2学期の始めに是非お越しください。

[登壇者紹介]
川上康則(かわかみ やすのり)

東京都杉並区立済美養護学校主任教諭。公認心理師、臨床発達心理士、特別支援教育士スーパーバイザー。NHK Eテレ『ストレッチマンV』『ストレッチマン・ゴールド』番組委員。立教大学卒業、筑波大学大学院修了。肢体不自由、知的障害、自閉症、ADHDやLDなどの障害のある子に対する教育実践を積むとともに、地域の学校現場や保護者などからの「ちょっと気になる子」への相談支援にも携わる。著書に、『〈発達のつまずき〉から読み解く支援アプローチ』(学苑社)、『通常の学級の特別支援教育 ライブ講義 発達につまずきがある子どもの輝かせ方』(明治図書出版)、『子どもの心の受け止め方』(光村図書出版)、『教室マルトリートメント』(東洋館出版社)など。

武田信子(たけだ のぶこ)
臨床心理士。武蔵大学教授、トロント大学、アムステルダム自由大学大学院で客員教授などを歴任した後、一般社団法人ジェイスを立ち上げ、代表理事。ウェルビーイングな発達を保障する養育環境の実現とマルトリートメントの予防のために、対人援助職の専門性開発に取り組む。著書に、『教師教育学』(フレット・コルトハーヘン著書の監訳/学文出版)、『教員のためのリフレクション・ワークブック』(編著/学事出版)、『やりすぎ教育』(ポプラ新書)、『教師の育て方』(多賀一郎氏との共著/学事出版)など。

村中直人(むらなか なおと)
臨床心理士、公認心理師。一般社団法人子ども・青少年育成支援協会代表理事、Neurodiversity at Work 株式会社代表取締役。人の神経学的な多様性に注目し、脳・神経由来の異文化相互理解の促進、および学びかた、働きかたの多様性が尊重される社会の実現を目指して活動。2008 年から多様なニーズのある子どもたちが「学びかたを学ぶ」ための支援事業「あすはな先生」の立ち上げと運営に携わり、現在は「発達障害サポーター's スクール」での支援者育成にも力を入れている。著書に、『ニューロダイバーシティの教科書』(金子書房)、『〈叱る依存〉がとまらない』(紀伊國屋書店)など。

荻上チキ(おぎうえ ちき)
評論家。メディア論を中心に、政治経済、社会問題、文化現象まで幅広く論じる。NPO 法人ストップいじめ! ナビ代表理事。一般社団法人 社会調査支援機構チキラボ所長。TBS ラジオ番組『荻上チキ・Session』メインパーソナリティー。同番組にて2015 年度、2016 年度ギャラクシー賞を受賞。著書に『すべての新聞は「偏って」いる』(扶桑社)、『日本の大問題』(ダイヤモンド社)、『いじめを生む教室』(PHP 新書)、『社会運動の戸惑い』(山口智美氏、斉藤正美氏との共著/勁草書房)、『ブラック校則』(内田良氏らとの共著/東洋館出版社)、『みらいめがね(1 ~ 2)』(ヨシタケシンスケ氏との共著/暮しの手帖社)『宗教2 世』(櫻井義秀氏らとの共著/太田出版)など。

 

※参加者・アーカイブ視聴者の録画、撮影、スクリーンショットにあたる行為は全面禁止とさせていただいております。



開催場所

オンライン


お申込み


イベントチケット 金額(税込) 状態
イベント参加 ¥1,540 終了
募集期間:2023年8月1日(火) 00:00〜2023年8月31日(木) 23:59

イベントは終了しました



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