第2回 発達障害 支援者×当事者会主催者 茶話会

第2回 発達障害 支援者×当事者会主催者 茶話会

　「ポツンと発達当事者会サロン」では，発達障害当事者会主催者有志が，オンラインを通じた発達障害当事者の交流会を2020年の夏から開催してきました．

　発達障害の当事者会活動を進める中で，成人発達障害者の生きづらさや困り感の解消には支援者の方々の協力が欠かせないことを感じています．支援者と当事者会がどのように手を携えていけばいいのか，どのように連携することができるのか考えることを目的に茶話会を開催します．

〇当事者会の様子がわかる！当事者の特性や考えていることがわかる！

〇支援に携わる機関の状況を当事者が知ることができる！

〇支援者と当事者会の今後の可能性を探ることができる！

★対象者：
※申し訳ありませんが、一般の当事者の方は対象外です。交流会への参加をお待ちしております。

（１）成人発達障害者支援に携わる関係者のみなさま また 発達障害の研究者やそれを目指す人（以下，「支援者」と呼ぶ．）

例えば…

・自治体の福祉関係職員

・福祉法人の支援員

・支援系NPOの支援員

・就労移行支援事業所の支援員

・障害者就業・生活支援センターの支援員

・A・B型事業所の支援員

・社会福祉協議会の職員

・企業の障害者雇用・特例子会社等、担当者

・支援メディア関係者

・議員 etc...

（２）発達障害当事者会主催者 また これから当事者会を主催しようと考えている方（以下，「当事者会主催者」と呼ぶ．）

★参加にはZOOMのアプリケーションのインストールが必要です. カメラのオン・オフのどちらでも参加可能です．ミュートならびにチャットの参加も可能です．

★開催中はSTAFFにより録画・録音を行います．録画・録音については，ポツンと発達当事者会サロンの今後の活動に活かすことを目的としたもので，外部に公開することはありません，申し込みをもちまして，録画に承諾したこととさせていただきます．

「ポツンと発達当事者会サロン」について

発達障害当事活動者のきたきんきのケイ，特攻野郎凸チーム，あんな，みっとをスタッフに立ち上げた当事者サロンです．地方で孤立している発達障害当事者に向けて，全国あまねく発達障害当事者会を提供することを目的に活動しています．

【STAFF プロフィール】

・きたきんきのケイ（京都府）発達障害当事者活動者。発達障害自助会主催　2017年春、丹後にて発達障害当事者活動を始める。2018年6月からは、発達障害当事者活動者「丹後の凸凹個性家　kay(ケイ)」として、生きづらさ、働きづらさを感じている方に向けた取り組みを京都府北部を中心に展開。北近畿で初となる発達障害自助会「きたきんきムーン」を福知山で月1回開催。現在はオンラインにて開催している。 

・特攻野郎凸チーム（兵庫県）神戸のとまり木～中高年の発達障害者のための自助会～主宰　日々、発達障害を持ちながら悪戦苦闘する中高年世代へ向け、悩みや、つらい事を聞いて欲しい中高年当事者のそれぞれの想い、そのような皆さんが休憩できる場になればと神戸のとまり木を立ち上げ。現在はオンラインでカミングアウトを考える「非公式の会」や発達の生活を考える「DDSG」などの複数の当事者会を開催している。※神戸のとまり木は、コロナの影響でお休み中でかわりにオンラインでに全国の中高年当事者を対象に「日本のとまり木」を開催中

・あんな（神奈川県）　よこすか発達障害をもつ大人の会 レガート 代表　「忘れ物・なくし物が多い」「片付けができない」「提出期限や待ち合わせ時刻が守れない」自 分を責め，周囲からの評価を気に病み，心身に影響が出たことによって，心療内科を受診。通院 を続ける中で，2017年にADHDの診断を受ける。「だれもが安心して豊かに生活できる世の中 へ」という願いのもと，2018年に当事者会を設立し，現在に至る。

・みっと（石川県）昭和62年5月8日生まれ。石川県金沢市出身。石川県辰巳丘高等学校卒、大阪国際大学経営情報学部から近畿大学経営学部に3年次編入学。大学卒業後、2011年4月から金沢市内の企業に勤務（一般枠、2020年現在も勤務、在籍9年）　社会人2年目（2012年）の休職期間中に注意欠如・多動障害の診断を受ける。2013年からYouTubeにてADHDの啓発活動を始める。2016年から「大人の発達障害を明るく語る会『ここらぼ』」を代表として発足すると同時に、石川県内外の自治体・支援機関・福祉事業所などで自身のADHDの体験、当事者会運営をもとにした発達障害の普及啓発の講演を行っている。2020年には「石川県1市町村1当事者会構想」を掲げ当事者会運営を通じて発達障害者の声が反映されるまちづくりを目指している。2022年12月には「発達障害 本人＆職場のお互いの理解を得るための考え方と方法 （仮）」で幻冬舎より出版予定。