新刊『カテリーナの伝えたい5つのこと』出版記念 トークイベント&演奏会 「侵攻から1年3か月ウクライナはいま…」

    2022年2月24日にロシアによる、ウクライナへの軍事侵攻が始まりました。それから1年と３か月。和平への道筋は未だ見えません。そして、日本のメディアでも、戦場となっているウクライナについての報道は、時間の経過とともに減少傾向になりました。 しかし現在でも、ウクライナでは、市民の生活、そして命が脅かされているのは事実です。 　
　そこで今回のトークショーでは、ウクライナ出身のバンドゥーラ奏者・カテリーナさんの演奏と歌声とともに、現在ドンバスに滞在中のマリアさんからの現地報告を併せ、ウクライナの 「現在」についてお伝えしたいと思います。
 ※ なお、ウクライナ現地の状況によって内容に変更のある場合がございます。

新刊書籍『カテリーナの伝えたい５つのこと』　カテリーナ著
【著者情報】
　ウクライナの民族楽器・バンドゥーラ奏者。
チェルノブイリ原子力発電所から2.5km離れた町、プリピャチで生まれる。生後約30日の時に原発事故で被災し、一家は町から強制退去させられる。
　6歳の時に原発事故で被災した子供たちで構成された音楽団「チェルボナカリーナ」に入団。以降、欧州や日本などの海外公演に多数参加。19歳の時に音楽活動の拠点を東京に移す。
　現在、日本で数少ないバンドゥーラ奏者の1人として、全国で年間300公演を超えるコンサート活動を展開中。
　そしていま、祖国ウクライナが戦禍に巻き込まれ、平和を願うコンサートを、より活動的に展開しているカテリーナ。そんな彼女が、戦争のこと、自分を支えてきた音楽のこと、祖国ウクライナのこと、そして生い立ちなど、ステージでは伝えられない胸中を明かしました。

　四六判・ 144ページ ・上製本 　定価 1,500円+税
　ISBN978-4-910985-00-8

* 書籍の当日販売も行ないます。