日本が好きになる!歴史全授業講座10周年 授業を追試した教師9人衆の提言(オンライン)

齋藤武夫先生の「日本が好きになる！歴史全授業講座」Season10ファイナルの完結を記念して、10年間の講座に学びこの歴史授業を実践してきた先生方にお集まりいただき、報告会と今後の１０年に向けた意見交換会を行うことになりました。本イベントは主に成人の皆様を対象としたイベントで、ハイブリッド開催（オンラインと実開催併用形式）です。

お申込みいただいた皆様全員にイベントの復習用としてアーカイブス動画を配信いたします。（視聴期間1ヶ月間の限定公開）

「齋藤実践、追試9人衆からの提言」です。

10年間の連続講座で毎年のべ約500名の教師が「日本が好きになる！歴史全授業」を学びました。この全授業は本とスライドで誰にでも追試（実際の授業でやってみること）ができるようにつくられています。目標・カリキュラム・物語・教育方法（政策選択発問）・全教材・全授業が揃っていて誰にでもできます。

その主旨に賛同し全授業を追試してみる先生方が年々増えていきました。しかもその成果は齋藤先生が講座でお話ししているご自身のものとほぼ同じか、それよりも優る感動的なものになることが分かってきました。しかも、ベテランであれ新米であれ追試の再現性ほとんど変わりませんでした。これは日本の教育の歴史の中でも画期的なことです。

これまではそうした現場の先生方の声は口伝で広まってきましたが、10年たったいま、「もちろん！名前を出して堂々と発表しますよ！」という先生方が現れてきました。これは戦後の歴史教育改革運動の歴史上画期的なことで、本歴史全授業講座を１０年間継続してきた成果です。

教育基本法や学習指導要領歴史の教育目標には「国を愛する心情・態度を育てる」「国を支える国民としての自覚を育てる」となっていて、これを達成できるのは現状では「日本が好きになる！歴史全授業」だけです。

そのためには「日本の良いところ・世界に誇れる歴史を取り上げる」「天皇中心の国・神話からつながる国日本を教える」「外国との戦争では祖国の先人の立場に寄り添い共感的に学ぶ」という基本方針は外せません。

しかし日本の義務教育の指導者の大半はこの方針に反対なのです。先生方はこれまで遠慮がちに黙って実践するしかありませんでした。

しかし、この10年間で環境は大きく変わりました。上記の方針で書かれた中学の教科書が文科省検定に合格し、教育委員会や校長先生のなかにも賛同者が増えてきました。また保護者や国民のなかにも応援団が広がってきました。現場の教師にも言論の自由が認められる環境が生まれてきたのです。それが、今回ご案内するこのセミナーをようやく実施できる理由です。

齋藤実践を学び、追試してみて、最も強く心にとめていること、印象に残っていること、これだけはこれから追試する先生方に伝えたい等々を、9人の若き教師たちがお一人約10分でお話しします。「日本が好きになる！歴史全授業」が現在進行中の小学校の教師と子供たちにどのような意味を持ち、どのような価値を生み出しているのか。それが多面的にわかります。

戦後教育の歴史において画期的な意味を持つイベントになることでしょう。どうぞご参集ください！ 

プログラム

受付　12:45～
開会　13:00～

１　齋藤実践、追試9人衆からの提言（各10分　計90分+α）

２　渡邉尚久（船橋市立船橋小学校長）30分

　　「歴史教育改革　これまでの10年とこれからの10年」

３　齋藤武夫「次世代にバトンを渡していま考えること」30分

４　感想発表と意見交換　30分

参加費　　3,000円

9人衆の提言タイトル(発表順ではありません）

・小山和志（兵庫県加古川市立陵北小学校）「日本が『本当に』好きになる！齋藤授業実践」〜感動と感謝で子どもも教師も変わる〜

・飯塚克則（東京都大田区立矢口小学校）『日本人としての自覚の責任の芽生え〜齋藤先生実践を公立小学校で成功させるコツ〜』

・岡本裕司（船橋市立高根東小学校）「あのバトンを繋ぐのはあなた 〜語りとパワポで齋藤実践を継いでいく〜」

・渡邉育美（埼玉県越谷市立大沢北小学校）「自分事になるから大好きになる！」

・土田麻由(市川市立鶴指小学校)「『自分で決める！』国づくりへの第一歩」

・河邊昌之（印西市立牧の原小学校）「私の選択」

・植田貴弘（市原市立姉崎小学校）「教師よ！哲学を持て」

・及川直人（八街市立朝陽小学校）「斎藤実践×リーダーシップ」

・山﨑敏哉（世田谷区立山崎小学校）「ご先祖様へのあたたかい眼差し」