プロ調香師による香りの講座_香りの分類から組み立てる

＜ ”分類”で香りを組み立てるレッスン ＞

心が躍るような香りを創ってみませんか。
あなたが大好きな香水の香り、それはとても繊細に組み立てられた見えないジュエリー。
気持ちを高揚させ、心華やかにしてくれます。合成香料をひとつずつ知りながら、世界有数の香料会社で長年調香師を務めてきた講師による、実践で楽しみながら香料の世界を「探検」してみてください。

4月20日の講座では、香りの特徴（分類／ノート）を学び、それを組み立てていくレッスン。多種多様な香料は、香りの特徴によって分類されています。調合する際に、香りの相性はもっとも重要な要素のひとつです。分類や香りの拡散の度合など、「立体的な組み合わせ」を少しずつ体験してみませんか？


【講座の内容】

教室（ラボ）にはよく使われる合成香料が120種以上。
天然・合成香料の単品を組み合わせて香料が創作されますが、一般的に合成香料の入手は難しいこともあり、なかなか単品の香りを試すことができません。
今回は、シトラス調、フローラル調などのさまざなな分類をもとに、自由に香料を組み立てていく講座です。

どんな香りを作りたいですか？

ご自分が好きな香り、目指している香りに近づけるためにはどんな組み立てをしていったらよいのでしょうか。
試香を重ねて、香りを記憶に残していくことは基本になりますが、
”ノート（〇〇調）”は香りを組み立てていくときの大きな目印になります。

講座の限られた時間の中で、できるだけいろいろなノートによる香料の目印を見つけてみてください。
＜前半＞でノートについて
＜後半＞ではご自分の目指す香りを、分類を目印に組み立てていきます。

「作りたい香りのイメージを描く」

好きな香りや、作りたい香りにどんな特徴があるのかを知ることは大切です。一方で

●　香りがあなたにとってどんなイメージを作り出してくれるでしょう？
●　その香りがあるときに、どんな感情が生まれますか？
●　香りによって思い起こされる「色」、「情景」

など、あらかじめ香りのイメージをもっていると香りの体験がさらに深くなることでしょう。

自分の言葉で香りの特長を記憶することで、個々の香りを深く記憶に残す

香料の種類はとても多く、香りを組み立てていくためには一つ一つの香料の特長を覚えることが重要です。
単品の香りを知ることで、香りの経験値を上げて香りの組み立て、創造が可能に。

香料を美しいバランスに組み立てていく調香師は、3000種類以上の香料を記憶しています。
香料を知ることは、調香の第一歩。

香りを「体験」して、ぜひ、「あなたの」香り創造の世界を広げてください。


〖 講師紹介 〗＝＊＝＊＝＊＝＊＝＊＝＊＝＊＝＊＝＊＝＊＝＊＝＊＝＊＝＊＝＊＝＊＝


講師：安田高司先生

日本が誇る世界有数の香料会社高砂香料の調香師として長年人気商品になる数々の香りを創香。現在は多数の企業向け研修・講座や、専門学校で香料化学について教鞭をとりながら自身の香料会社で調香作品を発表している。