ＡＧヒューマンサービス株式会社

2021年

スキルアップセミナー

発達障害の子どもの

支援に関わる人のための心理学講座

 1日で学ぶ人の発達

ＡＧヒューマンサービス株式会社では、発達障害・精神障害の子どもの支援にたずさわる方を対象として、心理学をベースとした「スキルアップ講座（全7講座）」を開催しています。

セミナーの内容

第1部は、フロイトやエリクソンの心理社会的発達理論およびピアジェの認知発達理論をベースに人の発達段階を理解し、ボウルビーの愛着理論およびブロンフェンブレンナーの生態学的発達理論など発達における内的な要因と環境的要因について学びます。そして、おおよそ児童期までの発達の課題について発達心理学の視点から考えます。

第2部は、発達段階に応じた発達課題の問題を、愛着理論、エリクソンの心理社会的発達理論、およびハヴィガースト発達理論をベースに理解を進め、主に思春期以降の大人の発達とパーソナリティの問題について発達心理学の視点から考えます。

【第1部】 子どもの発達

１．人間の発達

• 発達段階を知る（エリクソン、ピアジェ）
• 生得説と環境説（ボウルビー、ブロンフェンブレナー）
• 言語発達と社会性

２．児童期

• 学校への適応（友達関係から社会性を養う）
• グループ遊び
• 劣等感（自尊心と有能観）
• 先生に恵まれる
• 自分の身体の変化を受け入れる
• 小1プロブレム、中1ギャップ、高1クライシス

３．発達障害・グレーゾーンの子どもの発達的問題と課題

• グレーゾーンとは？
• 発達障害の割合
• 二次障害について
• 乳幼児期～思春期

【第2部】第2部 大人の発達

１．発達段階に応じた発達課題

• 愛着理論（ボウルビィ、エインスワース）
• 発達段階（エリクソン）
• 発達段階（ハヴィガースト）

２．「パーソナリティ障害」とは？

３．大人の発達障害

（内容は、当日の進行状況等によって変更になる場合がございます。予めご了承ください。）

対象者

• 幼稚園、小学校、中学校の教職員

• 保育士

• 放課後デイサービスの支援員

• その他、発達障害・精神障害の子どもの支援に携わっている方

（上記に該当しない方は、ご受講いただけません。）

開催日時

• 2021年2月7日（日） 13:00～17:00

　※受付開始時間：12:45

募集人数

• 8人

受講料とお支払方法

• 15,000円（税込）　

• 無料キャンセル期限経過後の2月1日（月）にご登録頂いているメールアドレス宛に、ご請求書をお送りいたします。ご請求書の案内に従って、2月3日（水）23:59までにクレジットカードにてお支払をお願いいたします。

• ご使用いただけるクレジットカード：

  VISA、MASTER、ANERICAN EXPRESS

キャンセルについて

2021年1月31日（日）23:59まで、無料キャンセル可能です。

上記無料キャンセル期限を過ぎてからのキャンセル、又は当日欠席の場合、受講料相当額をキャンセル料として申し受けます。

但し、体調不良（発熱を含む）により、ご受講が難しい場合は、セミナー開始時間までにinfo@agc-office.comまでメールで、必ずご連絡をお願いいたします。この場合、受講料をお支払い済みの方につきましては、振込み手数料を差し引いた金額をご指定の銀行口座に返金させていただきます。受講料を未払いの方につきましては、キャンセル料のご請求はいたしません。

（弊社都合による中止の場合は除く。）

キャンセル料が発生した場合、ご登録頂いたメールアドレスへ、ご請求書を送付いたします。ご請求書の案内に従って、クレジットカードにてお支払をお願いいたします。

テキスト／接続情報

• 受講料のお支払が完了している方へ2021年2月4日（木）に、テキスト等教材（PDF）一式とZoomへの接続情報をご登録頂いているメールアドレス宛にお送りいたします。
• 教材は、必要に応じてご自身で印刷してください。

講師プロフィール

中里 文子

• AGヒューマンサービス（株）代表取締役
• 筑波大学大学院 総合人間科学 ヒューマン・ケア科学研究科　研究員
• 臨床心理士

専門分野

心理カウンセリング（心理療法）、教育カウンセリング 、児童発達、子育て相談、キャリアコンサルティング

（中里文子のプロフィール詳細はこちら） 

全7回の内容

2021年は、2020年まで全10回で開講していた内容を、全7回に再構成して開講いたします。

（講座の新旧対照表はこちらから）

◆支援者の自己理解とストレスコントロール ～エゴグラムを使って

（1月・7月開催予定）

• エゴグラム（心理検査）を使って自己分析し、自己理解を深めます。また、支援員自身のストレス耐性の度合いを知り、ストレスとの付き合い方を学ぶことにより、日常的な疲弊感やバーンアウトから自分自身を守り、適正な距離感を保ちつつ、適切な支援、指導をしていく方法を学びます。（旧第1回と第2回をあわせた内容となります。）

◆1日で学ぶ人の発達 ～発達心理学の視点から

（2月・9月開催予定）

• 子どもから成人まで人間の発達に関する基本的な知識を学びます。また、発達心理学の視点から、発達障害の子どもの支援を考えます。（旧第3回と第4回をあわせた内容となります。）

◆発達障害の基礎知識

（3月・5月・8月・9月・11月開催予定）

• 発達障害の種類とそれぞれの大まかな特性と問題点について学びます。（旧第5回と同じ内容です。）

◆発達障害の脳と感情・精神薬理学

（4月・10月開催予定）

• 脳の部位と働きについて学び、また、発達障害等で使用される薬の効果・副作用等について学ぶことで、発達障害等の行動特性を医学的に理解することを目指します。（旧第6回と同じ内容です。）

◆WISCの理解と解釈

（3月・5月・8月・9月・11月開催予定）

• 発達障害の診断基準、主な心理検査であるWISCの理解と検査結果の見方について学びます。（旧第7回と第8回をあわせた内容となります。）

◆発達障害の子どもをもつ親の支援

（5月・11月開催予定）

• 発達障害の子ども本人のみへの支援ではなく、「家族」という枠組みから見た子ども、あるいは子どもを支える家族へのメンタルヘルスについて考えます。（旧第9回の内容と同じになります。）

◆学習障害の子どもの支援

（6月・12月開催予定）

• 学習障害（LD）など、知的障害を持たない発達障害児を対象とした学習支援について学びます。