歌人 穂村弘氏 講演会
2023年9月9日(土) 14:00〜16:00
NHKテレビ番組で選んだ短歌50首の選考過程をお話します。
会場 | 世田谷文学館 1階 文学サロン |
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住所 | 東京都世田谷区南烏山1-10-10 世田谷文学館 地図 |
料金制度 | 有料イベント |
ジャンル | > |
事務局 | 世田谷文学館 友の会 お問合せ ※当イベントは上記の事務局によって企画・運営されており、(株)こくちーずは関与しておりません |
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イベント詳細
昨年、「覚えておきたい究極の短歌 俳句100選」というNHKのテレビ番組に参加しました。短歌1300年、俳句350年の歴史の中から名作中の名作を選んで紹介する、という企画です。国文学研究資料館館長の渡部泰明先生、歌人の栗木京子さんとともに私は短 歌50首の選定と解説を担当しました。
1000年以上の歴史の中で作られた無数の歌から50首というのは、あまりにも強引だけれど、だからこそ、見えてくるものがあるように思います。どうしてこの歌人が選ばれたのか。多くの代表歌の中から何故この一首なのか。三人の選者の意見はすんなりまとまったのか。 番組で選ばれた俳句との違いはどこにあるのか。近年のアンソロジーの特徴はどうか。等々、感じたことをお伝えしたいです。
改めて考えてみると、万葉集、古今集、百人一首など、短歌の歴史はそのままアンソロジーの歴史でもあります。 歌人たちは互いに歌を選び、選ばれ続けてきました。今も毎日のように新聞歌壇や短歌コンテストの応募作品を読んでいます。歴史の中で長く生き残る 歌には特別な生命力があるように思います。
熱田津に船乗りせむと月待てば潮もかなひぬ今は漕ぎ出でな額田王
白鳥は哀しからずや空の青海のあをにも染まずただよふ若山牧水
君かへす朝の舗石さくさくと雪よ林檎の香のごとくふれ北原白秋
ちなみに50首を選ぶにあたって、三人の選者の意見が最初から一致したのは、この三首だけでした。魅力の秘密はどこにあるのか。その辺りも考えてみたいと思います。 (講演者 穂村弘氏からのメッセージ)
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開催場所
世田谷文学館 1階 文学サロン(東京都世田谷区南烏山1-10-10 世田谷文学館)
お申込み
イベントチケット | 金額(税込) | 状態 |
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当日受付で承ります。 | ¥1,000 | 終了 |
募集期間:2023年7月21日(金) 10:00〜2023年8月21日(月) 17:00
イベントは終了しました
変更履歴
- イベント名を【覚えておきたい究極の短歌 歌人 穂村弘氏】から【歌人 穂村弘氏 講演会】に変更しました。2023年8月2日(水) 07:06
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