｟名護市開催｠組織改善のためのコミュニケーション術

20～60代まで幅広く学べる対話スキルです。

『問い』で会社の未来が変わる
人の原理原則をおさえた
コーチング

『質問』は、いろんな目的に使われます。

ビジネスシーンで「お客さんのところに何度足運んだんだ？」というタイプの質問があります。これは「お客さんのところに行く回数が少ないから受注できなかったんだろう」という「質問に名を借りた叱責」です。

「A社に提出する資料は、いつ作るんだ？」は「早く資料をつくれ」という「質問に名を借りた催促」です。

子供に「どうしてこんな成績なの？」っていうのは、「こんな成績では許せない！」という「質問に名を借りた責め」です。

「なぜ、そういうことになったんだ？」は、「こうなる前に回避する方法があったはずだ」という「質問の名を借りた追求」なのです。

上司が、質問のスタイルを使いながら、別の目的の会話をすると、部下は受け取りにくく、抵抗感をもち、純粋に「質問を目的とした質問」にも答えられなくなります。また、部下は上司の仮面下のメッセージを感じ取ってしまうため、意識が自分よりも上司の心理に向かい、「上司が納得する話を作文する」ことが目的にすり替わってしまいます。

このような言葉を使ってしまうと、本当にほしい情報や結果は得られません。本当に質問したいのなら「・・・についてどう考えているのか話してほしい」というリクエストの形を取った方が誤解を生みませんし、部下は質問の内容そのものにフォーカスできます。

例えば、「お客さんにはどんなアプローチをしてきたか、聞かせてほしい」と質問すれば、部下は「何度足を運んだんだ？」と訊かれるより、はるかに答えやすく、建設的な対話となるでしょう。

質問する時に大切なことは、

あなたの『やりやすさ』よりも『答える側の心の状態』に気を配るということです。あなたにとって訊きやすい質問と、答える側がアウトプットしやすい質問はまったく違うのです。

使う言葉には質があり、感情もセットで含まれていることにも気づけましたか？『言葉の質』によって、思考が変わり、行動が変わり、結果が変わるという連鎖が、『今の現実』を作っているのです。

逆に、悪影響を及ぼす『言葉の質』とは、言いたいがことが言えない、危険だと感じたことが言えない空気、風土をつくってしまい、大きな事故や結果、隠ぺい、不正を招いていることは、多くの報道で知るものです。

一人ひとりの心と身体の健康と幸せ、安全安心な組織、共同体意識を獲得するための『人の原理原則をおさえたコーチング』の対話スキルについて、研修、セミナー等を提供しています。

経済界は末期な症状としてどの業界もアラートを鳴らしていますが、正解となる手段は誰にもわかりません。

やるか、やらないかのどちらかです。

一人で抱えること、一社で抱える問題ではありません。どれだけ多くの他者と協働し、試行錯誤する過程こそが治療であり、成長と進化なのです。

【お伝えする主な内容】

・心はどのように働くのか

・人の本能とは

・人の原理原則をおさえたコーチングとは

・質のよい問いとは

・共同体意識とは

・理想の未来を獲得する方法とは　など

サポートをご希望の方は、お気軽に、ご相談、ご連絡をお待ちしています。