知らなかったぼくらのニッポン、知らなかったぼくらのカラダ

 謎が多すぎる世の中。経済も、政治も、社会も、僕たちの生活も、カラダのことも。歯車がおかしくなっている。なんでだろう？　テレビや新聞は、本当のことを伝えているんだろうか？　今の学校教育はこのままでいいのだろうか？昔はどうだったんだろう？　詩人や文学者はどんなこと考えたのかな？　そんなことについて、三人の曲者（くせもの）アルチザンが、我孫子で知恵を絞りながら、みんなと一緒に考えます。マジック界の曲者大友剛の音楽はまっすぐにスーッと心の奥にしみ通ります。文学界と芸能界の曲者アーサー・ビナード。重ねTシャツの詩人が、掘り出し物の資料を駆使し、今の世の中の不条理を鋭い論理と舌鋒で、そして明るいユーモアで解き明かしてくれます。書道界の曲者稲村瑞穂のパフォーマンスからは、怒りと哀しみを愛と希望に変える力が伝わってきます。終わってみると、目から鱗がいっぱい落ちているのに気づきますよ。アーサーさん翻訳の絵本のサイン会もあります。ハミングバードの懇親会では、マスターが腕に寄りをかけた美味しい料理と、参加者どうしの交流会を楽しんでください。