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国際美術展のプロと学ぶ【対話型アート鑑賞講座】ゴッホ終焉の地オヴェールでの制作と自殺の謎

2023年8月26日(土) 13:00〜15:00

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国際美術展のプロと学ぶ【対話型アート鑑賞講座】ゴッホ終焉の地オヴェールでの制作と自殺の謎

美術館で開催される国際美術展のプロデューサーとして、数多くの美術作品に接してきた講師と対話しながら学べるユニークな「絵画鑑賞講座」

イベント形態 オンライン
Webセミナー Zoom
料金制度 有料イベント
ジャンル >
事務局 プロトマニア    お問合せ ※当イベントは上記の事務局によって企画・運営されており、(株)こくちーずは関与しておりません

イベント詳細

今回の講座では、ゴッホ終焉の地オヴェール・シュル・オワーズでのゴッホの作品を鑑賞しながら、ゴッホの自殺をめぐる謎に迫ります。

突然ですが、みなさんはゴッホの死についてどんなイメージをお持ちですか?

南仏の強い太陽が照りつけるカラスの群れ飛ぶ麦畑で、自らのこめかみに銃口をあて・・・、多くの方がそんなイメージを抱いておられるのではないでしょうか?


それを連想させるのがゴッホ最晩年の代表作《カラスのいる麦畑》かも知れませんね。


カラスのいる麦畑  51 x 103.5 cm ファン・ゴッホ美術館

しかし、ゴッホが亡くなったのは彼がひまわりを描いた南仏アルルでもなく、精神療養院に入院していたサン=レミでもありません。
パリ郊外のオヴェールです。

1890年5月20日、サン=レミの療養院を後にしたゴッホは、弟テオの住むパリ近郊の村、オヴェール・シュル・オワーズにやってきます。

ゴッホが亡くなったのは7月29日未明のことですから、ここに滞在したのはわずかに2ヶ月あまりです。

オヴェールの教会 94 x 74 cm オルセー美術館

ゴッホはここで油彩画だけで70点以上もの作品を描きました。1日にほぼ1点の油彩画を仕上げたことになります。
そこには縦50cm、横100cmの大型の作品も数多く含まれます。超人的なハイベースで制作に励んでいたことになります。




ドービニーの庭  56 x 101 cm バーゼル市立美術館

しかし、彼は7月27日、自らの身体に銃弾を撃ち込みました。

場所は写生をしていたオベールの麦畑だとよく言われますが、正確にはわかっていません。
また、その場で亡くなった訳でもありません。

その日の夕方には、銃弾による傷を抱えたまま、滞在していた旅館ラヴー亭に帰ってきます。
そして2日後に亡くなります。

ゴッホの死は自殺として処理されたものの、現場の目撃者もおらず、右利きのゴッホがわざわざ左脇腹を撃っていること、もしも自殺を意図するなら即死しやすい頭や喉を撃つのが普通であること、そもそもゴッホがどこで銃を手に入れたのかなど不可解な点だらけです。

そこから、最近では事故死説や他殺説まで浮上しています。

アートミステリーの第一人者原田マハさんも《リボルバー》という作品で小説家ならではの想像力に富んだストーリーを提示しています。



それでは、ごいっしょにゴッホ最晩年の作品を鑑賞しながら、彼の自殺をめぐる謎の旅に出ましょう!
〜〜〜****
この講座は、美術の歴史的流れから作品にまつわるエピソードまで、講師の話を聞き、対話しながら、知識と感性をフル回転して、みんなで一緒に作品を鑑賞するオリジナルな「対話型の絵画鑑賞講座」です。

美術や美術史の知識がなくても大丈夫、アートが身近で楽しくなる、これまでにない鑑賞体験をあなたもどうぞ!

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  • この講座は絵の知識を競うものではありません。絵を見る力が自然に身につく楽しい講座です。
  • 美術史の流れを知らなくても、その場で向き合った絵をどう感じたか、どう見るか、それをどう自分の言葉にするかを「ワイワイガヤガヤ」と学びます。
  • 通史的な講座ではありませんので、気軽にご参加ください。
     
  • 参加方法は4つ。
    しゃべって参加 ¥4,000
    しゃべらないで参加(見て聞いてチャットも可) ¥2,000                                  しゃべって参加【テキスト付き】¥6,000
    しゃべらないで参加(見て聞いてチャットも可)【テキスト付き】¥4,000
  • テキスト付きのチケットを購入された方には、講座で使用したすべてのスライドのPDFファイルをダウンロードできるURLを講座終了翌日までに事務局からメールでお知らせします。
  • テキストは講座後にもお申し込みいただけます。 

【講師の紹介】



中尾陽一
国際美術展プロデューサー
早稲田大学大学院修士課程終了(西洋美術史専攻)

アート・ライフ、イデア・ジャポン、ウーゴズという3つの展覧会企画会社で、美術館を対象とした国際美術展のプロデューサーとして、数多くの展覧会を日本と海外で企画する。

企画した展覧会:モディリアーニ展、ユトリロ展、ルオー展、ルドン展、ミロ展、シスレー展、ブーダン展、クールべ展、ラファエル前派展、ビアズリー展、スコットランド国立美術館展、ヴェネツィア派展、タピエス展、ホックニー展、ジム・ダイン展、ロバート・メイプルソープ展、キース・ヘリング展、百花乱々展(メープルソープ&アラーキー)、パリで開催されたルオー展、韓国でのモディリアーニ展など多数

展覧会プロデューサーとして様々な美術館、アート作品に直に接してきた経験をもとに、2011年からオリジナルの絵画鑑賞講座(《これまで誰も教えてくれなかった『絵画鑑賞入門講座》、2018年からは『絵画鑑賞白熱講座』に改称)の開発を手がける。

これまでにアート鑑賞講座をリアル、オンラインで300回以上開催
東京都品川区美術図工部会、日本青年会議所、上智大学学生センター、キリンアカデミア等で講演・講座の実施。
山梨県立美術館で、学芸員、ボランティアガイドの方々を対象とした対話型鑑賞法の研修セミナーを実施。(2021年度、2022年度)


【注意事項】
●最少催行人数を3名とします(イベント開催1週間前の12:00時点)。3名に達しない場合、キャンセル対応を実施します。
●キャンセルは講座(イベント)開催1週間前の12:00まで受け付けます。
●講師はしゃべって参加の方に対して、登録時の姓で呼びかけます。呼び方を変えたい方は事前でもその場でも良いのでお知らせください。
●「しゃべらないで参加」の方々は、Zoomのチャット機能を使って発見や気づきのシェアや対話ができます。もちろん、チャットをしないでもOKです。
●テキスト付きのチケットを購入された方には、講座で使用した全部のスライドをダウンロードできるURLを、講座終了翌日までにメールお知らせします。


【主催】
プロトマニア
https://protomania.com/
 
 
 


開催場所

オンライン


お申込み


イベントチケット 金額(税込) 状態
しゃべって参加
Zoom (締切日: 2023-8-19 12:00)
¥4,000 締切
しゃべって参加(テキスト付き)
Zoom (締切日: 2023-8-19 12:00)
¥6,000 締切
しゃべらないで参加
Zoom (締切日: 2023-8-19 12:00)
¥2,000 締切
しゃべらないで参加(テキスト付き)
Zoom (締切日: 2023-8-19 12:00)
¥4,000 締切
募集期間:2023年8月1日(火) 00:00〜2023年8月19日(土) 12:00

イベントは終了しました



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