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第109回 『絵画鑑賞白熱講座』「対話型で美術史を学ぶシリーズ」(9) ドラクロワ、ジェリコー、ゴヤ、ターナーとロマン主義絵画 (オンライン+リアル開催)

2023年11月26日(日) 13:00〜15:00

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第109回 『絵画鑑賞白熱講座』「対話型で美術史を学ぶシリーズ」(9) ドラクロワ、ジェリコー、ゴヤ、ターナーとロマン主義絵画 (オンライン+リアル開催)

大人の対話型絵画鑑賞講座。国際展覧会プロデューサーの中尾陽一氏のナビゲートで、絵を見て喋りながら知識も得られる講座です。

イベント形態 オンライン
Webセミナー Zoom
料金制度 有料イベント
ジャンル >
事務局 プロトマニア    お問合せ ※当イベントは上記の事務局によって企画・運営されており、(株)こくちーずは関与しておりません

イベント詳細

第109回 『絵画鑑賞白熱講座』「対話型で美術史を学ぶシリーズ」(9)  ドラクロワ、ジェリコー、ゴヤ、ターナーとロマン主義絵画 (オンライン+リアル開催)

※この白熱講座はオンラインとリアルのハイブリッドで開催します。リアルでの参加をご希望の方はお手数ですが、下記へメールまたはお電話で直接お申し込みください。
mail: protomania3@gmail.com     Phone:090-2469-4450(荒川) 

【会場】プロトマニア
〒102-0073 東京都千代田区九段北1-12-5  市田ビル6F  [東京メトロ九段下駅 3b 出口(北の丸スクエア)より徒歩2分]

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美術館で開催される国際美術展のプロデューサーとして、数多くの展覧会の現場で美術作品に接してきた講師と対話しながら、絵のこと、アートのことを色々を学べるユニークな「絵画鑑賞講座」です。美術や美術史の知識がなくても大丈夫、アートが身近で楽しくなる、これまでにない鑑賞体験をあなたもどうぞ!

講座の内容】
第108回の新古典主義に続いて第109回白熱講座のテーマはロマン主義の画家たちです。

19世紀にはいり、ギリシア美術を唯一絶対の美の基準とした新古典主義は1815年のナポレオンの失脚とともに衰退し、美の多様性を主張するロマン主義が台頭します。

ロマン主義においては画家の自由な個性や感性が重要視され、画家は見る者の内面にインパクトを持って働きかけるために躍動感のあるドラマチックな表現を駆使しました。

具体的な題材には神話や聖書に代わり、時事的な事件や中世の空想物語的な小説のエピソード、オリエント風の異国趣味(オリエンタリズム)などが選ばれました。

ロマン主義の画家としては《民衆を導く自由の女神》を描いたドラクロワが圧倒的に有名ですが、実際に起きた難破事故に取材した《メデューズ号の筏》でドラクロワに大きな影響を与えながら32歳で夭折したジェリコー、2017年に国立西洋美術館でワンマンショーが開催されたシャセリオー、今年開催の《ルーヴル美術館展 愛を描く》に《ダンテとウェルギリウスの前に現れたフランチェスカ・ダ・リミニとパオロ・マラテスタの亡霊》という長いタイトルの作品が出展されていたアリ・シェフェールなどが個性豊かな画家たちが挙げられます。



アリ・シェフエール 
《ダンテとウェルギリウスの前に現れたフランチェスカ・ダ・リミニとパオロ・マラテスタの亡霊》

また、スペインのゴヤは宮廷画家としての初期にはロココ風の華麗な色彩の明るい絵を描いていましたが、1792年に正体不明の重病に冒されて聴覚を失ってからは、ナポレオンのスペイン侵攻を目の当たりにするなど過酷な経験をもとに、人間の本性を見抜いたような個性の強い作品を残して、ロマン主義の先駆者とみなされています。

一方、イギリスではロマン主義は風景画の分野に現れました。
ターナーは劇的な光の表現を追求した結果、光と色彩が渾然一体となった幻想的な空間を描き出し、カンスタブルは故郷の穏やかな風景の中に空や雲の微妙な変化を描き込みました。国立新美術館で開催中の《テート美術館展 光 ➖ ターナー、印象派展から現代へ》にも彼らのロマン主義的な側面を感じられる作品が出展されていましたね。





《テート美術館展》に《アダムを裁く神》が出展されていたウィリアム・ブレイクもイギリスロマン主義の版画家です。


そしてスイスで生まれでイギリスで活躍したフュースリーの幻想的な絵も忘れられません。

また、昨年国立西洋美術館で開催された《自然と人のダイアローグ フリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで》のメインビジュアルに使われていた《夕日を前に立つ女性》の作者フリードリヒはドイツのロマン主義を代表する画家です。

多士済々のロマン主義の画家たちの作品をご一緒に堪能しませんか?

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  • この講座は絵の知識を競うものではありません。絵を見る力が自然に身につく楽しい講座です。
  • 美術史の流れを知らなくても、その場で向き合った絵をどう感じたか、どう見るか、それをどう自分の言葉にするかを「ワイワイガヤガヤ」と学びます。
  • 参加方法は2つ。①しゃべって参加 ②しゃべらないで参加 があります。
  • オプションとして、講座中に使用した全スライドをまとめたテキスト(URLからダウンロード)を2,000円で購入することができます  

【講師の紹介】



中尾陽一
国際美術展プロデューサー
早稲田大学大学院修士課程終了(西洋美術史専攻)

アート・ライフ、イデア・ジャポン、ウーゴズという3つの展覧会企画会社で、美術館を対象とした国際美術展のプロデューサーとして、数多くの展覧会を日本と海外で企画する。

企画した展覧会:モディリアーニ展、ユトリロ展、ルオー展、ルドン展、ミロ展、シスレー展、ブーダン展、クールべ展、ラファエル前派展、ビアズリー展、スコットランド国立美術館展、ヴェネツィア派展、タピエス展、ホックニー展、ジム・ダイン展、ロバート・メイプルソープ展、キース・ヘリング展、百花乱々展(メープルソープ&アラーキー)、パリで開催されたルオー展、韓国でのモディリアーニ展など多数

展覧会プロデューサーとして様々な美術館、アート作品に直に接してきた経験をもとに、2011年からオリジナルの絵画鑑賞講座(《これまで誰も教えてくれなかった『絵画鑑賞入門講座》、2018年からは『絵画鑑賞白熱講座』に改称)の開発を手がける。

これまでにアート鑑賞講座をリアル、オンラインで300回以上開催
東京都品川区美術図工部会、日本青年会議所、上智大学学生センター、キリンアカデミア等で講演・講座の実施。
山梨県立美術館で、学芸員、ボランティアガイドの方々を対象とした対話型鑑賞法の研修セミナーを実施。(2021年度、2022年度)

【注意事項】
●最少催行人数を3名とします(イベント開催1週間前の12:00時点)。3名に達しない場合、キャンセル対応を実施します。
●キャンセルは講座(イベント)開催1週間前の12:00まで受け付けます。
●講師はしゃべって参加の方に対して、登録時の姓で呼びかけます。呼び方を変えたい方は事前でもその場でも良いのでお知らせください。
●「しゃべらないで参加」の方々は、Zoomのチャット機能を使って発見や気づきのシェアや対話ができます。もちろん、チャットをしないでもOKです。
●講座で使用した全スライドをダウンロードできるURLをお知らせするテキストが2,000円で購入できます。ご希望の方は、お申し込みの際、テキスト希望とお書き添えください。テキストは、講座終了翌日までにメールでURLをお知らせします。また、テキストは講座終了後に購入することもできます。

【主催】
プロトマニア
https://protomania.com/



開催場所

オンライン


お申込み


イベントチケット 金額(税込) 状態
第109回白熱講座しゃべらないで参加
Zoom (締切日: 2023-11-19 12:00)
¥2,000 締切
第109回白熱講座しゃべって参加
Zoom (締切日: 2023-11-19 12:00)
¥4,000 締切
募集期間:2023年9月24日(日) 00:00〜2023年11月19日(日) 12:00

イベントは終了しました


変更履歴

  • キャンセル・払い戻しについての特記事項を【10/15(日) 12:00 までキャンセルを受け付けます。】から【11/19(日) 12:00 までキャンセルを受け付けます。】に変更しました。2023年9月28日(木) 14:01
  • キャンセル・払い戻しについての特記事項を【9/14(木) 12:00 までキャンセルを受け付けます。】から【10/15(日) 12:00 までキャンセルを受け付けます。】に変更しました。2023年9月28日(木) 14:01


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