インドでは投票の印として指にインクがつけられる

 

はじめに

　昨今、目覚ましい経済成長を遂げ、約14億２千万人を擁する世界一の人口大国となったインド。異なる民族・宗教・言語が混在する多様性がインドの魅力を生み出し続けています。各地の料理や映画の人気を受け、以前とは比べ物にならないほどインド文化が注目されている感がありますね。

　一方でインドは独立後「多様性の中の統一」をスローガンに掲げつつも様々な分断や対立があり今日に至ります。カースト、貧困、宗教対立など深刻な社会問題が長年にわたって解消されていないことは周知の通りです。「メイク・イン・インディア」など様々な取り組みで一定の成果を上げてきたモディ首相ですが、そのヒンドゥー至上主義的な動向はマイノリティの国民を圧迫しています。折しも、今年4-5月には総選挙が行われるということで、政権の行方が気になるところです。

　そこで今回はなかなか知る機会のない「インドの政治」をテーマに取り上げ、専門家と識者のお話を伺います。インド政党の種類はどのようなものがある？連邦制ならではの中央政府と地方政府の違いは？なぜ南インドでは映画スターの政治家が多いのか？タミル地方の政党の特徴は？等々、基礎知識からマニアックなところまで貴重なお話をたっぷり伺います！

 モディ首相

 

（第16回）3月14日（木）20時半～22時半※終了時間は目安

★メインスピーカー　

広瀬公巳さん（近畿大学国際学部教授）

「インド政治の今～ 基礎知識から総選挙まで～ 」

★ゲストスピーカー

Gowrishankar Santhanam ゴウリさん（東京タミル・サンガム）

★司会進行

小尾　淳（インド文化クロストーク事務局）

今年4-5月に総選挙を控え、モディ政権の３期目入りが注目されていますね。第16回は『インドが変える世界地図　モディの衝撃』（文藝春秋）の著者であり、35年間にわたってNHK解説委員を務められてきた広瀬公巳さんにメインスピーカーとしてご登壇頂きます。基本的なインドの政治システムから、世界におけるインドの立ち位置、今熱い総選挙の動向までタイムリーなお話を伺います！

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タミル映画と政治のイメージ

（第17回）4月4日（木）20時半～22時半※終了時間は目安

★メインスピーカー　

Gowrishankar Santhanam ゴウリさん（東京タミル・サンガム）

「南インドの州政府～タミル映画と政治の関係～」

★ゲストスピーカー 

広瀬公巳さん（近畿大学国際学部教授）

★司会進行

小尾　淳（インド文化クロストーク事務局）

 世界一の映画大国であるインド。「歌と踊り」が特徴とされるインド映画ですが、エンタメを超えて社会の闇を映し出し、政治について考えさせられる作品も多く見られます。また、南インドでは映画スターの政界入りも珍しいことではありません。最近ではタミル映画界の大スター、ヴィジャイが政党を立ち上げたことが大きな話題となりました。第17回ではタミル・ナードゥ州ご出身で映画愛好家のゴウリさんをお招きして、タミル地方の政党の成り立ち、映画と政治の関係など、なかなか知りえないお話を伺います！　

 

 タミル・ナードゥ州選挙の様子

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開催方法・参加費

オンライン開催（オンラインミーティングツールZoom使用）

参加費：2回セット2500円（２週間のアーカイブ映像視聴含む）

＜特典＞「映画で学ぶタミル語」動画（撮り下ろし約45分）

※特典は2回目終了後に視聴リンクをお送りします。

お支払い方法 ・お申込みの流れ

paypalまたは銀行振込

※銀行振込をご希望の方は恐れ入りますがお申込みの際、コメント欄にてご一報ください。

【お申込み・お支払いの手順】

①下部の申し込みボタンより、メールアドレス・氏名・コメント（任意）を添えてお申込みください。「こくちーずプロ」のご登録が必要となります（Facebookでのログインも可）。なお、お支払いを確認する際に混乱が生じますので必ずご本名でお申込み下さい。

②Paypalより請求メールをお送りいたしますのでお申込み者と同じお名前でお支払いをお願いいたします。

③Paypalの支払い画面にて確認に代えさせて頂きます。

④イベント当日、開催時刻の数時間前にZoomのリンクをお送りいたします。

※4月4日当日のお申込みは対応が遅れる場合があります。リアルタイムのご視聴に間に合わなかった場合は恐れ入りますがアーカイブ映像でお楽しみください。

 

登壇者紹介（登壇順）

★広瀬公巳（ひろせひろみ）

近畿大学国際学部教授。1963年大阪市生まれ。東京大学教養学科卒業後、NHKニューデリー支局長、解説委員。著書にスリランカの民族紛争を扱った『自爆攻撃』（第34回大宅賞最終候補）、『インドが変える世界地図 』（文春新書）など。日本南アジア学会、日印協会会員。関西日印文化協会理事。市民大学「インドの衝撃」主催。

@Hiromi_HIROSE

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★Gowrishankar Santhanam（ゴウリシャンカル・サンターナム）

タミル・ナードゥ州出身。在日歴22年間で現在は外資系損害保険会社に所属。長年、西葛西のタミル・コミュニティ"TokyoTamil Sangam"の主要メンバーとして タミル新年（Tamil New Year）やポンガル祭（Pongal）等、大規模なイベントを企画。またメディアを通じて流暢な日本語でインドについて発信している。出演はNHK「 あさイチ」, 朝日テレビ「昼飯旅」 , フジテレビ「世界版付け」 など。大のタミル映画好きであり、出演経験もある。

https://www.facebook.com/gowrishankar.santhanam

www.youtube.com/@gowrishankarms

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★小尾　淳（おび　じゅん）

インド文化クロストーク事務局。大東文化大学国際関係学部准教授。大学時代にインドの多様な文化に魅せられ、日本とインドでインド古典舞踊を習得。その後タミル・ナードゥ州音楽カレッジに留学しカルナータカ音楽の理論と実技を学ぶ。宗教芸能の研究で大東文化大学アジア地域研究科で博士号（アジア地域研究）を取得。ほかにオンラインタミル語講座「楽しいタミル語」、タミル映画の字幕監修など。著書『近現代南インドのバラモンと賛歌』（青弓社）。

朝日カルチャーセンターオンライン講座（４～６月）「今知りたい南インド２」～リズム、歌詞、ストリート音楽～

インド文化とタミル語のブログ

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