社会課題をビジネスで解決する「6次産業化で里山循環経済を構築」~創業から経営革新計画に取組み、家族の成長に合わせて業容拡大~
2022年7月28日(木) 19:30〜21:30
第23回となる今回は、熊本県山鹿市の㈱パストラル市原社長の六次産業の取り組みを通じ、社会課題を独特なビジネスモデルで解決する方法について考えていきます。
イベント形態 | オンライン |
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料金制度 | 無料イベント |
ジャンル | > |
タグ | 起業 中小機構 TIP*S ワークショップ 対話 6次産業 熊本県山鹿市 ㈱パストラル |
事務局 | 独立行政法人 中小企業基盤整備機構 創業・ベンチャー支援部 TIP*S お問合せ ※当イベントは上記の事務局によって企画・運営されており、(株)こくちーずは関与しておりません |
イベント詳細
※参加者同士の対話も行いながら進めていきます。
社会が成熟するに伴い、社会課題はますます多様になり、求める解決策も多様化しています。
TIP*Sでは、社会課題をビジネスで解決する企業・法人に注目しています。そこで、さまざまな分野の社会課題をビジネスで解決する企業や法人の経営者をお招きして、社会課題をビジネスで解決するには何が必要なのか・・そのヒントを参加者のみなさんと一緒に考えていきたいと思います。
第23回となる今回は、熊本県山鹿市で「里山農業の6次産業化」に取り組む株式会社パストラルの市原幸夫代表取締役を講師にお招きします。今回注目する社会課題は、里山を中心とした比較的小規模な農業を担う人達が高齢化と後継者難から撤退、廃業を余儀なくされていることです。
創業時から長期的な視点で里山の一次産品を品質、味、コストに見合う価格で購入することで、農業と加工、販売が再生産可能で循環する里山経済の構築を目指してきました。
創業は地元の規格外農産物を活用したアイスクリームの製造販売です。本事業を営む過程で、安全で美味しい農産物が安く買い叩かれる状況に遭遇して、このままでは里山農業を継続することは難しくなると考えました。より良い農産物が作られて再生産されるには、それに見合う価格で取引される必要があります。それには農産物の生産から農産加工と販売までの一貫体制を構築する必要があると考え、長期の経営革新計画を立案して、地道に取り組んできました。
アイスクリームに続いて合鴨農法による米、合鴨、栗、ワイン用葡萄等に拡大していきます。市原さんの3人の息子は、それぞれの個性や希望を生かした仕事を選択して里山循環経済の一翼を担っています。長男はアイスクリーム製造販売と全体の経営を担当。次男は次世代につながる農業。三男は洋菓子のパティシエとして東京の有名店で修行しました。そして、洋菓子店併設のカフェを山鹿に開店、コロナ禍でも驚異的な営業成績を上げています。
これらの取り組みに対して2022年2月第51回日本農業賞食の架け橋の部で大賞に輝きました。
今回はパストラル市原社長の六次産業の取り組みを通じ、社会課題を独特なビジネスモデルで解決する方法について考えていきます。
【オンライン接続についての留意事項】
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※アクセスURLは開催前日までに(info-tips@smrj.go.jp)からメールにてお送りいたします。
プログラム
(予定)
・開催目的説明・チェックイン
・ゲストトーク
・対話・感想シェア
・トークセッション
・質疑応答
・本日の振り返り
・チェックアウト
開催場所
オンライン
お申込み
イベントチケット | 金額(税込) | 状態 |
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TIP*Sワークショップ参加 | 無料 | 終了 |