当イベントは終了しました。

「なぜ生きる」を『歎異抄』に学ぶ~歴史上の人物の生涯は、「諸行無常」「盛者必衰」の真実を教えています

2024年2月11日(日) 14:00〜16:00

次回のイベント案内を受け取ろう

興味ありリストに追加しておくと次回イベント公開時に案内が届きます

興味ありリストに追加する 興味ありリストに登録済み
「なぜ生きる」を『歎異抄』に学ぶ~歴史上の人物の生涯は、「諸行無常」「盛者必衰」の真実を教えています

一切が滅びゆく世にあって、滅びざる、「まことの幸せ(絶対の幸福)」がある。「まことの幸せ」とは何か、学んでいきましょう。

会場 はつかいち文化ホール ウッドワンさくらぴあ
住所 広島県廿日市市下平良一丁目11-1 1F・リハーサル室    地図
料金制度 無料イベント
ジャンル >
タグ 仏教 お釈迦さま 親鸞聖人 諸行無常 盛者必衰 歎異抄 なぜ生きる 人生の目的 平家物語
事務局 なぜ生きるmate広島    お問合せ ※当イベントは上記の事務局によって企画・運営されており、(株)こくちーずは関与しておりません
主催グループ なぜ生きるmate広島

イベント詳細

『歎異抄』とは700年ほど前に書かれた、わが国最高の名文ともいわれる書です。
流麗な文章で親鸞聖人のお言葉が記され、今日まで多くの読者に親しまれてきました。
歴史小説家の司馬遼太郎は、学生時代、太平洋戦争で急に出兵が決まった。
戦地に向かう時、「死ねば、どうなる」と懊悩し、この『歎異抄』と出会ったといいます。
 
「非常にわかりやすい文章で、読んでみると真実のにおいがするの
ですね。
人の話でも本を読んでも、空気が漏れているような感じが
して、何かうそだなと思うことがあります。
『歎異抄』にはそれがありませんでした」
(司馬遼太郎)
 
と語っています。
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
歴史上の人物の生涯は、「諸行無常」「盛者必衰」を教えています
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり」
 
有名な『平家物語』の冒頭に出てくる「諸行無常」は、最も広く知られる仏教の言葉の一つでしょう。
「諸行」とは、全てのもの。
「無常」は、常が無く続かないことです。
さんさんと輝く太陽さえも、あと五十億年で燃え尽きるといわれます。
身の回りの一切はやがて輝きを失うのだ、と。
 
「財産も 名誉も一時の 稲光」
 
健康だ、財産がある、名声が高い、家が豪勢だという現実は絶えず変転します。
夫や妻を頼りにしていても、死に別れもあれば、生き別れもある。
生きがいに育てた子供も、大きくなれば親の思いどおりにはならんでしょう。
大きく変化するか、少しずつ変わるかだけの違いで、いずれも刻々と崩壊につながっていることを、親鸞聖人は「火宅無常の世界」こう仰っています。
 
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり」
 
で始まる『平家物語』は、平家の栄華と没落という渦に巻き込まれた人々の、人間模様を描いた古典であり、格調高い名文として広く親しまれてきました。
 
「沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。
おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ、ひとえに風の前の塵に同じ」
 
の辺りまでは、授業で暗記したという方も多いでしょう。
現代語に直すと、
 
「(釈尊が説法をなされた)祇園精舎の鐘の音には、全てのものは常に変化し、同じところにとどまらないという響きがある。
(釈尊入滅の際、色が変わったという)沙羅双樹の花は、
盛んな者も必ず衰える道理を表している。
思い上がって得意になっている人も、その栄華は長くは続かない。
それはちょうど春の夜の夢のようである。
勢い盛んな者も最終的には滅んでいく。
まさに風の前にさらされて散っていく塵と同じである」
 
日本人は諸行無常の仏説を、こうした作品を通して自然と教わってきました。
 
「煩悩具足の凡夫・火宅無常の世界は、万のこと皆もってそらごと・たわごと・真実あることなし」
(歎異抄)
(いつ何が起きるか分からぬ不安な世界に住む、煩悩にまみれた人間のすべては、そらごと、たわごとばかりで、不変の真実は一つもない)
 
「無常を観ずるは菩提心の一なり」
 
といわれます。
 
この厳粛な無常を見つめることが、永久に変わらぬ幸福を求める出発点なのです。
 
親鸞聖人は先のお言葉に続いて
 
「ただ念仏(弥陀の本願)のみぞまことにて在します」
(歎異抄)
 
と断言されています。
 
この念仏とは、本師本仏の阿弥陀仏が、「聞く一つで、永遠不変の絶対の幸福に救う」命を懸けて誓われた本願(お約束)のことです。
 
仏教で「諸行無常」の真実を釈迦が厳しく説かれたのは、
 
「一切が滅びゆく世にあって、滅びざる、まことの幸せ(絶対の幸福)になるために人間は生まれてきたのだよ」
 
と明らかにされるためでした。
 
--------------------------------
◉講座に参加された方の声
--------------------------------
◆日頃から何のために生きているのかを考えることが多いのですが、
 生まれてきたのはこの為、人生の目的を達成することはできる、
 本当の幸せがあるのだ、ということを知れたことは大きいです。
 ありがとうございます。(30代・男性)
 
◆私の人生は何をすることで生きる喜びを得ることができるのか、
 丁寧に答えてもらってよく理解できました。(60代女性)
 
◆生きづらい人生をなぜ生きねばならないのか、歎異抄の言葉に
 力を得ました。(50代男性)
--------------------------------
 
◉日程
①2月11日(日)14時〜16時
②2月20日(火)14時〜16時
 
◉会場
はつかいち文化ホール ウッドワン さくらぴあ
1F・リハーサル室(両日)
住所:廿日市市下平良一丁目11-1
 
◉講師紹介
 
岡崎美恵子 先生
 
富山県に生まれました。
「なぜ生きる」「人生の目的」を探求する中で親鸞聖人に出会い、仏教講師の道へ。
以来50年。
海外講演の経験もあり、現在は広島を中心に公開講座、オンライン講座を行っています。
イチロー、大谷翔平選手、カープの大ファン。
初心者大歓迎です。
どんな質問にも分かりやすくお答えします。
 
※距離を取り、少人数で、換気に注意して行います。
 風邪症状のある方のご参加は、ご遠慮頂いております。
 参加予定の方は、参加ボタンを押されて参加申込みをお願いいたします。
 
【注意事項】
ネットワークビジネス等の営業目的の参加はご遠慮頂きます。
また、他の参加者から多数のクレームがある参加者に
対しても同様に対応させて頂きます。


開催場所

はつかいち文化ホール ウッドワンさくらぴあ広島県廿日市市下平良一丁目11-1 1F・リハーサル室


お申込み


イベントチケット 金額(税込) 状態
イベント参加 無料 終了
募集期間:〜2024年2月11日(日) 14:00

イベントは終了しました



RSS

終了
イベント参加 1/10


もっと見る