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ジャータカ朗読会

2023年4月9日(日) 14:30〜15:30

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ジャータカ朗読会

ジャータカに親しみ学術文化の増進、道徳、人間のありかたなどを学びます。

会場 札幌エルプラザ
住所 北海道札幌市北区北8条西3丁目 エルプラザ三階和室2    地図
料金制度 有料イベント
ジャンル >
事務局 ジャータカ朗読会札幌    お問合せ ※当イベントは上記の事務局によって企画・運営されており、(株)こくちーずは関与しておりません

イベント詳細

「ジャータカのおはなし」というのは、昔昔、おしゃかさまが生まれる前の世界のお話です。おしゃかさまとは、今から2500年ほど前に、インドのヒマラヤ山脈に近い場所に生まれたという人です。おしゃかさまは王子でしたが、修行をして、仏陀(ブッダ)と呼ばれるような人になりました。弟子たちがおしゃかさまの教えをわかりやすく伝えるために、物語の形で説明することがありました。それが、ジャータカ物語です。ジャータカ物語には、547のお話があります。どのお話にも、菩薩(ぼさつ)という言葉が出てきます。菩薩というのは、将来仏陀になる人のことで、おしゃかさまが前の世の姿で登場します。菩薩は人間や動物として生まれ、ずっと努力を続けました。ジャータカ物語は、昔からインドで言い伝え(いいつたえ)られてきたお話を元にしています。同じようなお話は、世界中でたくさんあるので、あなたたちにもなじみのある話がたくさんあるかもしれませんよ。​

「人間って本当はどんな生き物?」「生きる目的ってなんでしょう?」「嫌いだと思う人と仲良くなれる?」「行いは自分に帰ってきます。」「本物のリーダーってどんな人?」「どうして勉強するの?」「善い行いと悪い行いとは?」などなど、様々な生きる智慧を一緒に学んで行きましょう。
 
4月は、「猿王の物語 」(パーリジャータカ第407)です。
【この物語の教訓】は、仏教が理想と考えている政治論です。ジャータカでは、猿のボスさえも、自分の命を犠牲にしてでも群の幸福と平和を守ってあげるのです。「苦しい目にあって、私は何を得るのか」とは、決して考えない。王になったのは、贅沢三昧で民を搾取して生きるためではなく、その民を我が子のように愛し、守ってあげる為なのです。ですから、楽な仕事ではない。国の命が自分に委ねられているのです。菩薩の猿王が人間の王に言った「これはあなたに対しても良い例えです」という言葉が、仏教が政治家に言いたいことをダイレクトに、インパクト強く表現しているところです。
政治家が国を守った、平和にしてあげた、国民の生活を楽にしてあげた、皆を幸福にしたと言えるならば、その充実感こそが、唯一の報償なのです。政治とは、国民に痛みを伴う政治をやることではなく、自分が苦難を受けながらでも国民を幸せにしてあげる、菩薩行なのです。

 ジャータカ朗読会についてはこちらをご覧ください



開催場所

札幌エルプラザ北海道札幌市北区北8条西3丁目 エルプラザ三階和室2


お申込み


イベントチケット 金額(税込) 状態
ジャータカ朗読会札幌 ¥100 終了
募集期間:〜2023年4月9日(日) 14:30

イベントは終了しました


変更履歴

  • 住所(ビル名・階数)を【三階和室2】から【エルプラザ三階和室2】に変更しました。2023年4月4日(火) 19:09


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