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第5回【未知】『未知との遭遇』/連続講座企画展『ヒトはなぜ冒険するのか』特別編

2017年6月24日(土) 19:30〜21:30

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第5回【未知】『未知との遭遇』/連続講座企画展『ヒトはなぜ冒険するのか』特別編

お知らせ|連続講座企画展『ヒトはなぜ冒険するのか』第5回 【未 知】特別編

会場 下北沢・ダーウィンルーム2F ラボ
住所 東京都東京都世田谷区代沢5-31-8 グリーン沢 2F    地図
料金制度 有料イベント
ジャンル >
タグ 未知との遭遇  ヒトはなぜ冒険するのか
事務局 好奇心の森「ダーウィンルーム」    お問合せ ※当イベントは上記の事務局によって企画・運営されており、(株)こくちーずは関与しておりません
主催グループ 好奇心の森「ダーウィンルーム」

イベント詳細

お知らせ|連続講座企画展『ヒトはなぜ冒険するのか』第5回 【未 知】特別編
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第5回 【未 知】
『 未知との遭遇 』特 別 編
日 時:6月24日 ( 土 ) 19:30〜21:30/開場30分前
ゲスト:佐々木 敦さん|批評家
キュレーター:江藤 孝治さん|映画監督・TV 番組ディレクター
参加料:¥2,500 税込/高校生以下半額 ドリンク付き
会場:下北沢・ダーウィンルーム2F ラボ
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「人はなぜ冒険に出られないでいるか」、という問題は少し深刻である。我々が未 知を前にして立ちすくんでしまう、その理由は何か。 例えばインターネット誕生以後、加速度的に”可視化” される「無限のセカイ」。それは、グーグル検索で立ち現れる億単位のヒット数であったり、過去から現在までにリリースされた数え切れないほどの音楽アルバム(あるいは本、あるいは映画) であったりする。たとえ1 ジャンルですら、人生のうちに網羅しきれないであろう圧倒的量感は、人間の「認知限界」を軽々と超えて、「人間が有限である」という絶対的な現実を突きつけてくる。すると私たちは、実に保守的な選択に至ってしまったりする……。本講演では、インターネット誕生以後の現代人の、とりわけ「未知」に対する思 考回路について考察する。 そして私たちがかかえる重い足枷の正体を明らかにした後、情報科学からポップカルチャーまでを総動員し、その足枷を取り払うための視座の獲得を試みる。「有限なワタシ」たちが、ただ一度きりの生を、肯定する方法は果たしてあるか。 

<プロフィール>
佐々木 敦|ささき あつし

1964 年生まれ。批評家。音楽レーベル「HEADZ」主宰。 音楽、言論、文学、映画など批評の領域は多岐にわたる。 ゲンロン批評再生塾主任講師。 著書に『未知との遭遇』『批評時空間』『即興の解体/懐胎』『「批評」とは何か?』『ニッポンの思想』『テクノイズ・マ テリアリズム』『ゴダール原論―映画・世界・ソニマージュ―』『例外小説論』、『ニッポンの文学』など。 

江藤 孝治|えとう たかはる
映画監督・TV 番組ディレクター。1985 年、福岡県生まれ。 2009 年度 武蔵野美術大学大学院視覚伝達デザインコース修了。 大学在学中、探検家・関野吉晴氏に師事し、同氏の探検プロジェ クトに帯同しながらカメラを回したドキュメンタリー映画『僕 らのカヌーができるまで』(芸術文化振興基金助成作品/武蔵野 美術大学卒業制作展優秀賞)を制作。大学院修了後、映像制作 会社「グループ現代」に所属し、NHK のドキュメンタリー番組や、 企業 PR 映像制作などを手がける。2014 年、若手現代美術家の 加藤翼を追ったドキュメンタリー映画『ミタケオヤシン』が公開。 2016 年 9 月より、映像制作会社「ネツゲン」に所属。 

 


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[ 基 本 理 念 ]
「もっと高いところから世界を見渡せたら」
未知への可能性に胸踊らせ、好奇心だけで木登りに興じられた少年は、大人になるにつれて、起こりうるリスクを想像できるようになります。〈落ちたら怪我をするかもしれない。グーグルマップでも事足りる。目立ってまでする事か。そもそも見渡して何の意味があるの……。〉そうして、得られるであろう体験とリスクを秤にかけ、次第に木に登らなくなっていきます。

さらに社会背景が拍車をかけます。益々不安定化する国際情勢や拡がる経済格差に加え、監視社会化や、少しの失敗に対しても「叩く」風潮、不寛容。醸成される閉塞感の中では、人はリスクを取るより無難で安全な道を選択するでしょう。〈もちろん、その時点で無難に思われる選択肢を、です〉

しかし、安全ばかりを過剰に求めるあまり、沸き起こる衝動に蓋をし、常に他者と比較し、主体性を手放し、あげく自己の人生のオーナーシップまで放棄してしまってはいないでしょうか。

科学者の清水 博氏は「人はいつ来るかわからない終わりに向かって、この広大な宇宙に一回だけしか現れない人生を生きていく」と表現します。実際は、私たちが行く道を選ぶ局面ごとに、「たった一度きりの生をどう生き抜くか」という命題が突きつけられているのです。

本来極めて不確定的であり、且つただの一度しかない人生を、どうすれば自分らしく生きることができるだろう。どうすれば誰もが主体性を持って生きやすい社会になるだろう。そのヒントが、「冒険」というキーワードの中にあるのではないか。ダーウィンルームはそう考えました。

「冒険」は人類にとっていかなるものであったか。現代社会に生きる私たちにとってどのような意味を持つのか。そして今「冒険」は如何にして可能か。本企画展では、様々な分野から専門家・体験者をお招きし、多面的なアプローチを通じて、「冒険」なるものの深淵に触れたいと考えています。 (文:江藤 孝治)

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<4月~ 6月>【春 編】計5回の講演
<7月> 映画特集(江藤孝治 監督作品シリーズ)
<8月> 映画特集(関野吉晴 探検映画シリーズ)
<9月~11月>【秋 編】計5回の講演

<お問い合わせ先>
好奇心の森「ダーウィンルーム」 〒155-0032 東京都世田谷区代沢5-31-8 
tel&fax:03-6805-2638 e -mail:darwinroom@me.com
http://www.darwinroom.com/



開催場所

下北沢・ダーウィンルーム2F ラボ東京都東京都世田谷区代沢5-31-8 グリーン沢 2F


お申込み


イベントチケット 金額(税込) 状態
6/24_冒険_第5回『未知との遭遇』 ¥2,500 終了
募集期間:〜2017年6月23日(金) 23:00

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