東京ラカン塾精神分析セミネール Radiophonie 読解
2017年7月7日(金) 19:30〜21:00
Lacan の1970年のテクスト Radiophonie の解説
会場 | 文京区民センター 2C 会議室 |
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住所 | 東京都文京区 本郷 4-15-14 文京区民センター 2 階 地図 |
料金制度 | 無料イベント |
ジャンル | > |
事務局 | 東京ラカン塾 お問合せ ※当イベントは上記の事務局によって企画・運営されており、(株)こくちーずは関与しておりません |
主催グループ | 東京ラカン塾 |
イベント詳細
Lacan の1970年のテクスト Radiophonie の読解.2016-2017年度の最終回となる07月07日は,最後の第六と第七の問いに対する Lacan の答えの部分を解説します.
問い VI : 何において知と真理とは相容れないのでしょうか?
問い VII : 統治する,教育する,精神分析する ‒ それら三つは,遂行不可能な企てである.しかるに,精神分析家は,あらゆる言説に対して永続的に異議をとなえることにこだわらねばならない ‒ 特に,精神分析家の言説に対して.精神分析家は,知 ‒ 特に,精神分析の知 ‒ にこだわるが,定義からして,精神分析家はそれに対して異議をとなえる.この矛盾を,あなたは如何に解決しますか,しませんか?「不可能」の位置づけは?不可能こそが実在なのでしょうか?
Lacan は,主体の分裂を「知と真理との間の分裂」と規定します.それは,Hegel の『精神の現象学』に準拠する規定です.科学の時代である現代において,世界の存在論的構造は,Lacan が大学の言説と呼ぶ構造を成しています.
支配者の言説,大学の言説,hysterica の言説,そして,分析家の言説から成る四つの言説において提示される主体の存在の否定存在論的構造とそのトポロジーについて,改めて総合的な解説を試みます.
東京ラカン塾精神分析セミネールへの参加のためには,事前の申込や登録は必要ありません.参加費は無料です.
テクストは各自用意してください.わたしの DropBox からフランス語原文,英訳,日本語訳,音声ファイルを download することができます.
会場は,いつものとおり,文京区民センター 2 階 C 会議室です.
2017-2018年度の東京ラカン塾精神分析セミネールは,10月に開講予定です.先ごろ邦訳の改訂版が出版された Lacan の1973年のテクスト Télévision の読解を行います.詳細は,後日発表します.
東京ラカン塾主宰,精神分析家,小笠原晋也
開催場所
文京区民センター 2C 会議室(東京都文京区 本郷 4-15-14 文京区民センター 2 階)
お申込み
イベントチケット | 金額(税込) | 状態 |
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