感覚統合療法入門講習会【基礎コース】2016

発達障がい児の行動理解と感覚運動の力を育む
感覚統合療法入門講習会【基礎コース】2016

感覚統合療法は、学習障害児や自閉症などの発達障害児の介入方法として発展してきました。発達障害児の子どもたちは、独特の“感覚”を持ち、私たちには想像できないような運動や行動、情緒面での困り事が生じています。「教室の中で、いつも落ち着き無くソワソワ」「なかなか仲間遊びができない」「身体の動きがぎこちない」「ブランコや乗り物に乗ることをとても恐がる」「くるくる回ったり、飛び跳ねたりする」などの奇妙な行動、苦手さ・困り事に対して感覚統合療法では、子どもと環境の間でやり取りされる感覚や運動、行動について脳機能の観点から共感的に理解し援助します。今回の講習会では、子どもたちの様々な困難さへの援助の考え方、そして日々の療育・保育・教育活動のなかで、感覚統合療法を活用し、子どもたちの感覚運動の力を育む方法などについてお伝えいたします。また今回は、特別ゲストとして、発達障害の当事者でもある笹森理絵さんをお招きし「当事者が語る感覚統合の困り事」についてお話し頂きます。（日本感覚統合学会入門講習会基礎コースの受講単位としても認定されます。）

講習会講師
●太田篤志（日本感覚統合学会・常任理事、プレイジム代表、プレイフルネス発達研究所代表）
著書：「発達障がいが気になる子がよろこぶ！楽しい遊び」「イラスト版 発達障害児の楽しくできる感覚統合」等
●新庄玉恵（日本感覚統合学会・常任理事、入門講習会講師）

スペシャルゲスト
●笹森理絵 （精神保健福祉士、社会福祉士、睡眠健康指導士、神戸市発達障害ピアカウンセラー）
32歳のときに、ＡＤＨＤ、アスペルガー症候群、学習障害、発達性協調運動障害と診断。発達障害をお持ちのお子さんの母親でもあります。 2005年にはＮＨＫ障害福祉賞第一部門優秀賞を受賞。2006年よりＮＨＫ教育番組「ハートをつなごう」に出演。現在、当事者・母親・援助者として精力的にご活躍されています。著書：「育つ力と育てる力 私と三人息子は発達障害です。何か? 」、「ADHD・アスペ系ママ へんちゃんのポジティブライフ」等

■開催要項
・日時 ： 2016年7月2日（土）～3日(日) 9：30～16：00
・場所 ： 姫路獨協大学 学生会館 3階ホール（兵庫県姫路市上大野 7-2-1）
・対象 ： 発達障害児の療育、保育、教育、福祉等の業務に従事している保育士、支援員、教諭等
・定員 ： １４０名
・内容 ：感覚統合の基本、感覚統合の視点から見た子どもたちの行動理解と対応、感覚統合療法の実際
（日常の生活・活動に感覚統合のエッセンスを活かす方法）、当事者が語る感覚統合の困り事

・申し込み方法 ：
　このページの上方にある「お申し込み」をクリックし、必要事項をご入力ください。
　なお、お一人の申し込みにつきメールアドレスが１つ必要です。同一メールアドレスで複数の申し込みはできませんので、ご了承ください。 郵送、FAX、メールなどでの申込みはできませんので、ご了承ください。 （当日受付は一切行いません）

・受講費： １０,０００円（支払いは、銀行振込のみ 振込期限6月17日迄）。期限までにお振り込みがない場合、キャンセルとして取り扱いさせて頂き、参加する権利をキャンセル待ちの方にお譲りしますので、ご注意ください。

1)受講料は、参加登録の後に返信される「申込完了メール」に記載されている銀行口座宛てお振り込みください。
2)振り込みの際は、必ず受講者氏名にてお振込みください。また2人以上でまとめて振り込まないでください。
4)振り込み手数料は各自ご負担ください。
5)領収書は当日受付にて発行いたします。
6)参加者のご都合により受講をキャンセルされる場合には、納入された参加費を一切払戻いたしませんのでご了承ください。

■講義スケジュール （予定）
　7月2日(土)
　　9:00～ 9:30　受付
　　9:30～12:00　講義1 感覚統合の基本
　　13:00～15:30 講義2 感覚統合の視点から見た子どもたちの行動理解と対応Ⅰ
　　15:45～17:00 特別講義　当事者が語る感覚統合の困り事（笹森）
　7月3日(日)
　　9:30～10:30 　講義3 特感覚統合の視点から見た子どもたちの行動理解と対応Ⅱ
　　10:30～12:00　講義4 子どもの評価
　　13:00～16:00　講義 感覚統合療法の実際

■注意事項
　天候、天災、紛争、講師の急病等のやむをえない事情により講習会を中止することがあります。中止の連絡は参加者に対してメールでお知らせ致します。中止の場合、参加費は振込み手数料を差し引いた全額をご返金させていただきますが、これに伴い発生した交通・宿泊費（キャンセル料）等は各自でご負担頂くことになります。