【第41回】ことこと@池袋 今回は13時すたーと!

「じっくりことこと」
「ひとりひとり違った個と個と」の対話の場を。
LGBTsもそうでない人もいっしょに過ごせる場を身近に。

 
 そんな未来に向けて2015年1月から月1回開催してきました。
今回のことことは2018年5月26日（土）に池袋で開催します。
会場は元小学校の図書室をリノベーションしたブックカフェです。

初めての方も話しやすくなるようにアイスブレイクや、
スタッフが選んだスイーツを食べる「おやつタイム」もあります٩( ᐛ )و

話しやすいように4.5人ずつのグループに分かれてお話します。
途中で席替えもあるので少なくとも5人とはお話できると思います。
※はなすときのフロアルールは一番下にあります。

安心して楽しく過ごせる会のためにみんなで守りましょう！
5月のハナシのタネ（テーマよりもゆるっとした話のネタ）はこちら！！
A.（恋愛に限らず）どういう出会いをしたい？
B.セクシュアリティが揺らぐことについてどう思いますか？
C.これから先、AIやSNSとどうつきあっていけばいい？
※A.Bの時間は全員で同一のテーマで話しますが
Cはフリータイムの時間に参加任意で行います。

A.（恋愛に限らず）どういう出会いをしたい？
①ゆるく、深く、楽しみながら新しいことや違った視点を知れるような出会いをしたい。
②ロマンチックでもシンデレラストーリーでもなくていいけど、劇的な出会いって憧れる。
③性別のない世界で、性別による先入観抜きで出会いたいけど「無理」と思って諦めていた。
　でも、ネットの世界ならそれができるかもしれない。
④「自然な出会い」っていうけれど、「自然/不自然な出会い」ってなんだろう？
　自分が行動すればそれはそれで多くの人と出会えるし、行動しなければ出会いもない気もする。
⑤近所でもないし、会う機会も約束しなければ会えないのは疲れるなぁと思う。ゆるいご近所関係が憧れる。
⑥偶然出逢った人と長続きした場合、「そういえばあれが出会いだったっけ」と後から思い出す場合も多いかも
⑦「恋人探し」で何が悪い？恋人がほしいんだもん。
⑧「出会い方」にとらわれず、いろんな関係性がありえると思う。思わぬ出会いが思わぬことにつながることはある。

B.セクシュアリティが揺らぐことについてどう思いますか？
①自分は「これかな？あれかな？」と探していた時期が長かったけれど、あれば「揺らぎ」というよりは「迷走」だったなと思う
②”X”という自認をしてからは、「揺らいでいるままでいいんだ！」と知れて逆に安定した
③セクシュアリティ自体は変わっていなくても、表現の仕方が揺らぐとセクシュアリティ自体も揺らいでいるような感覚になることがあった。
④「揺らぐなら本物じゃない」と言われそうで、自分のセクシュアリティを公言することが少し怖い。どこにも属せない感はある。
⑤セクシュアリティ以外もだけど「一途なのが良い」「変わらないことがいい」というような風潮のなかにいると「自分、コロコロ変わります」と公言しにくくなるなぁと思う。それとは逆にセクマイの交流会でシスヘテの人が「違和感を持ったことない」と言いづらそうなときもあったなぁ。
⑥性教育とかで「目覚めたら・・・」「揺らいだら・・・」という話には、その心配よりもそうなってもいいような環境をつくればいいじゃんと思う。揺らいだときに情報がなかったり、1人で抱えこむより、知識を持ちつつ、だれかとと一緒に考えるのはちがう。
⑦生きているのだから、揺らぐ可能性があるのは、ある意味当たり前のことだと思う。揺らぐか揺らがないかを人を選べない。
⑧いずれにせよあまり「自分はこれだ」「相手はこれだ」を狭めて見ることはしないほうがいいかも

C.これから先、AIやSNSとどうつきあっていけばいい？
①「AIマッチング」という感じでシステムで出会い整備されてしまったら、それ以外の出会いがなくなってしまいそう
②AIとの共存よりもむしろ自分がAIになりたい。人間の限界を超えたり、自分で自分を作り変えたりできる。
③AIの恋人ができたら人間相手よりもずっと入れ込むような気がして、期待も怖さも半分半分
④SNSとかで自分と同じ意見の人だけつながっていくと、人との違いを楽しめなくなってしまいそう。
⑤AIはジェンダーにフレンドリーに設計されてほしいと思う。外見で性別を判断する場合、その判断によっては傷つく人も出そう。
⑥設計の段階や参考とするデータなどで、AIと言っても機械的な判断というよりも世の中の良くも悪くも社会の意識や認識が反映させてしまいそう
⑦一生会えないような場所に住む人と、AIのチャットのやりとりでは何の違いもないのでは？

なかなか普段話せない恋愛のこと、性のこと、セクシュアリティのこと　
それらを含めたいろいろな、ちっちゃなことから、
ちゅうくらいなこと、おっきなことまで
じっくりことこと話したり、聞いたりしてみませんか。

また、会の終了後に希望者が集まりましたら
そのまま食事会をすることもあります。

1.違いを肯定しよう
いままで生きてきたなかで、環境や経験、感じ方や考え方はそれぞれ違います。
否定ではなく、まずは肯定するところから。普段言いにくいことも言い合えるように、
正論・常識・自分の考えを押し付けず話をしましょう。
「正しい、間違い」「よい、悪い」ではなく、
「腑に落ちるか、しっくりくるか、もやもやするか」そんな感じで話せたらと思います。
また、「自分の立場」だけではなく
「相手の立場」「別の人の立場」も想像してみましょう。

2.長い目で考えよう
人と人が仲良くなるのは、いつのタイミングか分かりません。
また、考え方もいきなり変わることもあれば、
じょじょに変わっていくこともあります。
イベントは毎月開催しています。その中で変わっていくこともあるはずです。

3.秘密は守ろう
知らないところで勝手に自分の話されると安心して話せないですよね。
会に参加したこと自体はSNSに投稿しても大丈夫です。

4.失敗することもある
人それぞれ話したくないこと、触れられたくないことは違います。
不快な思いをさせるつもりがなくても、
つい口にした言葉が傷つけてしまうこともありますが、
それを恐れて何も言わなくなる必要はありません。
お互いを知り、次に同じ失敗しないように意識できたらと思います。
「失礼なことだったら、ごめんなさい」「違っていたら教えてほしいんだけど」など
ワンクッション入れて聞いてみましょう。

5.”No”もOK
話したくないことがあれば話さなくて大丈夫です。
NOもなかなか言いにくい場合もあると思います。
周囲の人も「無理に答えてない？」など話し手の意思を尊重しましょう。

6.対話をしよう
この場はみんながいて、みんなによって成り立ち、そして創られる場です。
一方的に話したり、質問するのではなく、
いっしょにいるみんなの話や気持ちを聞き合いましょう。

どう表現したらいいのか分からなかったり、うまく言葉にできなかったりすることも
あるとおもいますが、それはそれで表現してOKです。

沈黙することだってもちろんありえます。
盛り上がるだけではなく、うーんと考えることも一つのコミュニケーション。