つながりを取り戻すワーク・ディープ・タイム+宇宙の旅(2021.10.17)

「つながりを取り戻すワーク」は、仏教学者であり活動家のジョアンナ・メイシーによって開発されたワークショップです。

今回は、「つながりを取り戻すワークのスパイラル」を、たどるだけでなく、カリフォルニア・インスティテュート・オブ・インテグラルスタディーズ（CIIS）宇宙論教授、ブライアン・トマス・スウィムと、イエール大学で宗教学はじめ様々な分野で教鞭をとっているメアリー・エヴリン・タッカーによって製作された映画「Journey of the Universe：宇宙の旅（54分）」をご覧いただき、宇宙の起源までさかのぼって、私たちは何者であるのかという問いまで意識を深めて参ります。

「私たちは宇宙の深遠な力を理解し始めています。その力は銀河、星、そして生命そのものを生み出したように、宇宙は今、新しい運命を切り開こうとしているのかもしれません。もしも、私たちの究極の運命とは、宇宙を深く体験し、自分たちは、ある意味、宇宙の知性であり心だと自覚することだとしたら？」ブライアン・トマス・スウィム

ディープタイムのワークで「時間を経験し直す」ことで、過去・現在・未来の存在とのつながりを取り戻し、宇宙140億年の自己組織化によって、今ここに存在する「私」とつながり、過去・現在・未来の存在と共に、大転換の道を進みます。

「私たちはすでに計り知れないほどの贈り物を受け取っている。自己組織力をもつこの美しい宇宙に生を受けるということ──宇宙を全身で感じとり、肺に取り込み、内臓器官において糧となし、生命の営みを紡ぐこと──は、言葉にしようもないほどの奇跡だ。ましてや、自らの行為を自覚し、自己決定を可能とする内省意識を備えた生物種、すなわち人間として生を受けるなど、とてつもない恩恵だ。おかげで、私たちには世界の癒しに積極的に関わるという選択肢が与えられている。」
ジョアンナ・メイシー、モリー・ヤング・ブラウン著『カミング・バック・トゥ・ライフ--生命への回帰』より引用
プログラム
・つながりを取り戻すワーク」のスパイラルについて
・過去・現在・未来の存在たち
・ジョアンナ・メイシーの「３つの発見」と共に
　（１）私たちが何を知り、何を感じているかの発見
　（２）私たちが何者なのかの発見
　（３）私たちを通して何が起こりうるかの発見
・映画：Journey of the Universe～宇宙の旅（54分）
・身体の動きから感じる

ファシリテーター
景浦由美子・塚田康盛

このワークショップは、Zoom（WEB会議システム）にて行います。