Semper Dowland - オール・ダウランド、リュートソロリサイタル

ケルン在住のリュート奏者 "蓮見岳人" によるルネサンスリュート・ソロライブ

イギリスエリザベス一世の黄金時代に、数々の名曲を作ったジョン・ダウランド。

その爽やかでありながらもメランコリーな響きは、当時ヨーロッパ中の人の心をつかみました。

今回はそのオール・ダウランドプログラムでお送りします。

※１１月９日（土）さろん淳平での歌とリュートによるコンサートとペア券もございます

一つ参加 2,500円

両方参加 4,000円

1. Sir John Smith, His Almain

2. Lady Hunsdon's Puff

3. Farewell

4. Can She Excuse

5. Semper Dowland Semper Dolens

6. Melancholy Galliard

7. The Shoemaker's Wife, A Toy

8. A Fantasie (P1)

9. Tarleton's Riserrectione

10. Round Battle Galliard

11. Captain Digorie Piper's Galliard

12. Lachrimae

13. Piper's Pavan

14. A Fancy (P6)

15. The Most Sacred Queen Elisabeth, Her Galliard

16. Mrs. White's Thing

17. Mrs. Winter's Jump

18. Mrs. White's Nothing

19. The Right honourable The Lady Clifton's Spirit

20. Forlorn Hope Fancy

21. Sir John Langton's Pavan

22. La Mia Barbara

23. A Fancy (P5)
使うリュートはオールガットです。

ダウランドは初期中期は小型の6コース及び7コースの楽器を使ったと思われ、16世紀末期にリュートを改造してネックを長めに、バス弦も追加ということが流行り始めると、ダウランドも8コースや9コースの楽器を弾くようになりました。

その時には弦長が少なくとも1フレット分長くなって、63cmほどになります。

（ピッチも下がったことになります）そういうことから考えて、10コースのルネサンスリュートを9コースにして演奏します。

調律はダウランドの指示を最大限尊重します。

（彼自身も間違って記述したところがあります。が、ついでに他の部分まで「訂正」してしまうことが多い、あるいはそもそも無視することが多いですが、これについてもかいつまんでお話しします。）

蓮見岳人(リュート)

奈良生まれ。

京都大学文学部史学科卒業後、リュートを佐々木政嗣氏に師事。

1991 年ドイツに移り、ケルン音楽大学に入学、コンラート・ユングヘーネルに師事。 1997 年首席卒業後、フランクフルト音楽大学で今村泰典氏に師事。

さらに、ロルフ・リースルヴァント、ロバート・スペンサー、ロバート・バルトー各氏の講習会に参加。

室内楽をシェティル・ハウグザンド、ライナー・ツィッパリン、ミヒャエル・ショッパー、ミヒャ エル・シュナイダーに師事。

その後再びケルン音楽大学で歴史的室内楽の課程を修了、国家演奏家の資格を取得。

西南ドイツ放送局交響楽団、ケルン・ギュルツェニヒ交響楽団、カールスルーエ・ヘンデルフェス ティヴァル・オーケストラ、オランダ・ヒルヴェルスム放送室内管弦楽団(フランス・ブリュッヘ ン)、フローニンヘン・北オランダ交響楽団、アムステルダム歌劇場、オーケストラ(ロイ・グッド マン)、エンスヘデ・オランダ交響楽団、オペラ・ネーデルランス、ケルン室内管弦楽団、コンチェ ルト・ケルンなどとこれまで共演。

ソロおよび通奏低音奏者として主にドイツ、オランダ、日本で幅広く活動している。

※１１月９日（土）さろん淳平での歌とリュートによるコンサートとペア券もございます

一つ参加 2,500円

両方参加 4,000円