靴木型から型紙を作る実演 外羽根編
2019年12月4日(水) 12:30〜14:30
くるぶしからつま先までの範囲 足骨格に基づいての話をします。
会場 | 東京都立産業貿易センター台東館 |
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住所 | 東京都台東区花川戸2丁目6-5 9F 地図 |
料金制度 | 有料イベント |
ジャンル | > |
事務局 | 本日は革日和♪ お問合せ ※当イベントは上記の事務局によって企画・運営されており、(株)こくちーずは関与しておりません |
主催グループ | 本日は革日和♪ |
イベント詳細
このイベントはレザーフェア当日9F会場にて行われます。来場時に1Fで受付登録をお願いしています。
※12/4に行われる靴木型から型紙を作る実演「外羽根編」「ニーハイブーツ編」両方を予約で参加してくださった方は参加費を4000円+4000円=8000円から1000円引かせていただきます。予約者限定です。
靴の型紙は鞄や財布とは違う
靴の場合は木型を基に作ります。 木型となる基の形がありその上に型紙を載せていく、という考え方をします。 カバンや財布も基本となる部分を基にマチや蓋などを載せていくという考え方をしますが、靴の場合は木型、という立体を基に行います。 起点となる部分が木型でありそこから作る、という意味では鞄も靴も変わりはないようですが、靴が鞄財布と大きく違うのは「肌に接する」「木型が立体になっている」という点です。
肌に接する
靴は皮膚、肉、神経、骨、を包み込んでいます。 靴においては縫製の糸が神経や骨部分にかからないように、内側と外側パーツが重なり合って厚みが出て神経に当たらないように、など気を使う部分が多数存在します。 この実演ではどういうことを考えて型紙を作るか、を見ることが出来ます。 14-08-02 靴はライニングパターンが重要、という話 | シューネクスト
木型が立体になっている
靴の型紙つくりの考え方は服のパターンに近いかと思います。 鞄や財布は平面の集合体ですが、靴は立体に沿わせる、という点も服に似ています。 服と違い厄介なのは使う素材が革のため革の流れや、厚み、漉きという手順が入ってくる。 さらには上記にあるように神経骨格まで考慮しなければいけない、という点が厄介ですね。 タンニン革でしたら可塑性を利用して立体に仕上げることが可能ですが、靴の世界は可塑性のないクローム革が主体となります。 立体の形を出そうとすると型紙の時点で曲面を出さなければいけない+クローム革を叩いて木型に沿わす必要があります。 ここでどれだけ「技術」ではなくて、「型紙」で木型に沿わせるかが靴の型紙つくりの腕になります。
13-09-11の工房シューネクスト。完成あと一歩の靴と型紙の偉大さ! | シューネクスト
講師
ショップからメーカー勤務を経て、1988年イタリア・ミラノへ留学、シューモデリスタ・スティリスタの称号を取得。
(ルナティーの直弟子)
現在、上田安子服飾専門学校とNPOシューネクストの非常勤講師として後進の育成に尽力する。
開催場所
東京都立産業貿易センター台東館(東京都台東区花川戸2丁目6-5 9F)
お申込み
イベントチケット | 金額(税込) | 状態 |
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靴木型から型紙を作る実演 外羽根編 | ¥4,000 | 終了 |
イベントは終了しました
レビュー
主催グループ「本日は革日和♪」のイベントに参加された方のレビューです。
理屈や説明が理解しやすいイベント
講師の方の人柄が素敵だと思いました、また一つ一つ作業での注意点や材料の説明が詳しく、ためになる話が聞けたので、とても満足しています。
イベント参加 | 11/25 |
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