第4回・第5回インド文化クロストーク「インド応援!あなたの知らないインド食文化」
2021年5月26日(水) 20:15〜2021年6月21日(月) 22:00
長年インド料理に携わってこられた研究家や愛好家をお迎えし、それぞれのインド料理と向き合ってきたご経験、現地の貴重な情報などをお聞きします!
イベント形態 | オンライン |
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Webセミナー | Zoom |
料金制度 | 有料イベント |
ジャンル | > |
事務局 | インド文化クロストーク事務局 お問合せ ※当イベントは上記の事務局によって企画・運営されており、(株)こくちーずは関与しておりません |
イベント詳細
はじめに
世界中で愛されてやまない「インド料理」。広大なインドの食文化を一言で括れるものではありませんが、一般には、スパイスをふんだんに使ったこってりカレーというイメージが先行するのではないでしょうか。
今やすっかりインド料理の代名詞(?)となった「ナンとバターチキン」に代表される北インド料理が日本で広まったのは、1990年代からでしょう。近年では都会を中心に、インド各地の料理を味わうことができる場もふえましたし、ネットで食材やレシピも簡単に入手できるようになりました。
中でも南インド料理店の進出が著しいですが、90年代後半には本格的な南インド料理を提供するレストランは無論、料理にかんする情報もほとんどなかったそうです。
今回のクロストークではインド食文化を取り上げ、長年インド料理に携わってこられた研究家や愛好家をお迎えし、インド料理と向き合ってきたそれぞれのご経験、インド現地の貴重な情報などをお聞きします!
※本イベントはインド応援企画として、一部の経費を除く収益金を個人または団体を通じてインドに寄付させていただきます。奮ってご参加ください!
【第4回】インド菜食の魅力
5月26日(水)20:15~22:00
日本では「菜食」というと特別な響きをもつかもしれませんが、インドではごく一般的なものですね。
その伝統は世界でも類を見ないほど長く、料理のバリエーションも豊富で、様々な工夫がこらされています。単に野菜や豆を使ったインド料理とあなどるなかれ。たかが菜食、されど菜食。
南インド菜食と向き合って20余年の「なんどり」稲垣富久(ina)さん、アーユルヴェーダと家庭料理にお詳しい「ammikkal」菅沼映里さん、インドで農場と民宿を運営されているアナンド信江さんをお迎えし、それぞれの「インド菜食の魅力とは何か?」を存分に語っていただきます!
◆メインスピーカー
・稲垣富久(南インド料理店「なんどり」店主)
「チェンナイの菜食の風景」
・菅沼映里(浜松テイクアウト専門スパイスカレー店ammikkal店主)
「南インドのアーユルヴェーダ病院の食事とインド家庭料理の味」
◆ゲストスピーカー
・アナンド信江(インド料理教室Nobu's Cooking主宰)
◆司会進行
・小尾 淳(インド文化クロストーク事務局)
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【第5回】インドのノンベジ料理と調理器具の世界
6月21日(月)20:15~22:00
さまざまなインド食材、そして本格的な調理器具が入手しやすくなり、ご自宅で本格的なインド料理を楽しまれている方も多いはず。
中でもビリヤニのブームには目を見張るものがありますが、一言でビリヤニといっても、実は地域によって様々。
今回は、インド各地のビリヤニを知るタミル・ナードゥ州ご出身のモハマドさん、調理器具にもお詳しい「なんどり」稲垣富久(ina)さん、インド各地を食べ歩き、日本のインド料理業界を調理器具の面から支えるアジアハンター代表の小林真樹さん、「ammikkal」菅沼さんをお迎えしてここでしか聞けないレア・トークを繰り広げて頂きます!
◆メインスピーカー
・モハメド マザー サヒブ(インド食文化愛好家)
「インドのビリヤニ文化」
・稲垣富久(南インド料理店「なんどり」店主)
「本当に使えるインド調理器具」
◆ゲストスピーカー
・小林真樹(有限会社アジアハンター代表)
・菅沼映里(浜松テイクアウト専門スパイスカレー店ammikkal店主)
◆司会進行
・小尾 淳(インド文化クロストーク事務局)
【開催方法・参加費など】
オンライン開催:Zoom使用
参加費:2回セット2500円(アーカイブ映像視聴含む)
お支払い方法:paypalまたは銀行振込
※銀行振込をご希望の方は恐れ入りますがお申込みの際、コメント欄にてご一報ください。
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【出演者プロフィール】(五十音順)
アナンド信江(あなんど のぶえ)
浜松市出身。インド人家庭に嫁ぎ在印23年。現地でインド料理教室Nobu's Cooking(通称のぶク)主宰。インド各地のスパイス料理を食べ歩き美味しくて身体にいいスパイス料理を研究。オーガニックファームと宿泊客に合わせたお料理を提供するゲストハウスSandy's Farmstay経営。インドの田舎暮らし推進委員会代表。
Youtubeチャンネル 「Nobu's Cooking」
https://www.youtube.com/channel/UC94MYMyIogCUKZ8l1hE17Kg?view_as=subscriber
稲垣富久(いながき とみひさ)
会社員時代にエスニック料理の食べ歩きをしていたころ、書店で手に取った渡辺玲氏の著書「誰も知らないインド料理」により、その当時(1999年)知る人がほとんどいない、南インド料理、特に菜食料理に感銘を受ける。同時期(1999年8月ごろ)に、現「ケララの風2」のオーナー沼尻氏と知り合い、南インド菜食料理普及のために始めた食事会「グルジリ」に共鳴し、作り手として普及活動に努める傍ら、ほぼ独学で南インド料理の探求の毎日を送る。2013年3月、荒川遊園地前にて南インド料理店「なんどり」を開業し、9年目を迎える。
「なんどり」ウェブサイト https://nandri-tokyo.com/
小林真樹(こばやし まさき)
インド食器・調理器具の輸入卸業を主体とする有限会社アジアハンター代表。商売を通じて国内のインド料理店と深く関わる。1990年頃からインド渡航を開始し、その後も毎年長期滞在。最大の関心事はインド亜大陸の食文化で、食器の仕入れを兼ねてインド亜大陸各地を、営業を兼ねて日本全国各地をくまなく食べ歩き踏破している。
著書『日本の中のインド亜大陸食紀行』(阿佐ヶ谷書院)『食べ歩くインド』(旅行人)
「有限会社アジアハンター」ウェブサイト http://www.asiahunter.com/
菅沼映里(すがぬま えり)
神奈川県出身。20年前に職場の先輩に誘われてインドを旅行した後にインド料理を作りはじめる。その後旅行やアーユルヴェーダに目覚めて、インドへは7回渡航。10年前からケータリングや漬物製造、スパイスカレー講座、ナマステ浜松企画などをはじめる。静岡大学のインド人留学生と知り合ったことをきっかけに2018年から浜松市でテイクアウト専門スパイスカレー店ammikkalを開業。インド家庭料理が得意。
「ammikkal」ウェブサイト https://www.ammikkal.com/
I K Mohamed Mathar Sahib(モハメド マザー サヒブ)
南インドタミル・ナードゥ州の海岸沿いの街カダロール市出身。静岡大学にてがん細胞に関する研究で光・ナノ物理構造科学の博士号を取得。現在は浜松市内の大学病院に従事する。インド各地の食文化に詳しく、料理が得意。休日は友人たちにビリヤニやミールスなどを作ってもてなす。
小尾 淳(おび じゅん)
インド文化クロストーク事務局。大学在学中にインド料理をはじめ多様な文化に魅せられ、日本とインドでインド古典舞踊を学ぶ。その後タミル・ナードゥ州の音楽カレッジに留学。宗教芸能の研究で大東文化大学アジア地域研究科で博士号(アジア地域研究)を習得。著書『近現代南インドのバラモンと賛歌』(青弓社)。ほかにタミル映画の字幕監修、オンラインタミル語講座「楽しいタミル語」など。
開催場所
オンライン
お申込み
イベントチケット | 金額(税込) | 状態 |
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第4回・第5回インド文化クロストークイベント参加(アーカイブ映像視聴含む) Zoom (締切日: 2021-6-21 15:00) |
¥2,500 | 締切 |