Farewell too fair - オール・ダウランド、リュート歌曲リサイタル

ケルン在住のリュート奏者 "蓮見岳人" と歌手"夏山 美加恵"によるサロンコンサートです

イギリスエリザベス一世の黄金時代に、数々の名曲を作ったジョン・ダウランド。

その爽やかでありながらもメランコリーな響きは、当時ヨーロッパ中の人の心をつかみました。

今回はそのオール・ダウランドプログラムでお送りします。

※10月29日（日）月光堂楽器店での歌とリュートによるコンサートとペア券もございます

一つ参加 2,500円

両方参加 4,000円

これは、中世からルネサンスを専門とする歌手と、ル ネサンスとバロックの音楽を演奏してきたリュート奏者 がダウランドにアプローチする試みです。

音楽の時代区 分に境界線は存在しません 。

個別の作曲家を見ていく 時、そこにあるのは多様式です 。

そこにはそれまでの様式と時代の先鞭をつけた様式とが あります。

シンプルな旋律に、リュートパートは多重性 を加味し、ひとつの舞台がそこに浮かび上がります。

複 雑に見えることもあるその構造のそれぞれの要素は実は シンプルであるがゆえに、聞き手にも伝わるのです。

夏山美加恵（歌） 
名古屋市生まれ。

名古屋市立菊里高校音楽科卒業後、エリザベト音楽大学宗教音楽学科にて故鈴木仁氏に声楽を師事。

第６回山梨古楽コンクール第３位入賞。

オランダに留学。

ブラバンツ音楽院にて古楽声楽アンサンブルの訓練を受ける。

その後デン・ハーグ王立音楽院古楽科声楽コースに入学。

同校修士課程を修了。

音楽院在学中より中世音楽への意欲が高まり、欧州における著名音楽家より中世音
楽理論、歌唱法を学ぶ。

また１２年間に渡ってオランダのカトリック教会のカントルとして勤務した経験を
持つ。

現在もソロやアンサンブル歌手として中世からバロック時代の古楽作品、さらに現代音楽にいたるまで幅広いレパートリーで演奏活動を行う傍ら、古楽声楽アンサンブルの指導にも積極的に取り組んでいる。

ヴォーカルアンサンブル・カペラ所属。

フォンスフローリス古楽院講師。

蓮見岳人(リュート)

奈良生まれ。

京都大学文学部史学科卒業後、リュートを佐々木政嗣氏に師事。

1991 年ドイツに移り、ケルン音楽大学に入学、コンラート・ユングヘーネルに師事。 1997 年首席卒業後、フランクフルト音楽大学で今村泰典氏に師事。

さらに、ロルフ・リースルヴァント、ロバート・スペンサー、ロバート・バルトー各氏の講習会に参加。

室内楽をシェティル・ハウグザンド、ライナー・ツィッパリン、ミヒャエル・ショッパー、ミヒャ エル・シュナイダーに師事。

その後再びケルン音楽大学で歴史的室内楽の課程を修了、国家演奏家の資格を取得。

西南ドイツ放送局交響楽団、ケルン・ギュルツェニヒ交響楽団、カールスルーエ・ヘンデルフェス ティヴァル・オーケストラ、オランダ・ヒルヴェルスム放送室内管弦楽団(フランス・ブリュッヘ ン)、フローニンヘン・北オランダ交響楽団、アムステルダム歌劇場、オーケストラ(ロイ・グッド マン)、エンスヘデ・オランダ交響楽団、オペラ・ネーデルランス、ケルン室内管弦楽団、コンチェ ルト・ケルンなどとこれまで共演。

ソロおよび通奏低音奏者として主にドイツ、オランダ、日本で幅広く活動している。

※10月29日（日）月光堂楽器店での歌とリュートによるコンサートとペア券もございます

一つ参加 2,500円

両方参加 4,000円