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ギュルメ・ドルジェ・リンポチェ『智慧の剣(解義慧剣)』

Name: ギュルメ・ドルジェ・リンポチェ『智慧の剣(解義慧剣)』
Start: 2018-06-03T14:00:00+0900
End: 2018-08-05T16:30:00+0900
Location: チベット文化研究所
Rating: 4

2018年6月3日(日) 14:00〜2018年8月5日(日) 16:30

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チベット文化研究所ではチベット仏教ニンマ派の大学で長く教鞭を執られている仏教博士をお招きし三か月の特別講義を行います。

会場	チベット文化研究所
住所	東京都品川区西五反田2-12-15-401 地図
料金制度	有料イベント
ジャンル	趣味／ライフスタイル > 教養
事務局	チベット文化研究所お問合せ ※当イベントは上記の事務局によって企画・運営されており、(株)こくちーずは関与しておりません

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イベント詳細

ケントゥル・ギュルメ・ドルジェ・リンポチェは仏教大学で長年教鞭を執られた経験から、ニンマ派の論書や経典をわかりやすく説いてくださいます。大変謙虚で親しみやすい方ですので、小さな質問にも丁寧にお答えくださいます。
リンポチェと皆さまがこの機会に良き仏縁を結べることを心より祈念しております。

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ミパム・リンポチェ：『智慧の剣（解義慧剣）』紹介
全知ミパム・リンポチェ（1846-1912）は偉大なニンマ派の師で影響ある哲学者又博識者として知られています。彼は絵画、詩、彫刻、秘術、薬学、論理学、哲学と密教からなる32編の著作を記し、今日のニンマ派寺院の学者履修課程で中心的役割を果たしております。
1885 年に著された『智慧の剣（解義慧剣）』の中心となる題目は二諦の仏教的観点で、この二つの真理が如何に不二であるかを説明しています。主な質問は；二諦をどう知ることができ、我々の知識が正確であると如何に確信できるのか？
著作に関し、ソダジ・ケンポは自らの著作で以下のように述べています。
～「解」とは理解、通達するという意味であり、「義」は通常字句又は意義の中の意義を指しここでは如意宝のような顕密仏法を指す。「慧」は正理を指し、「剣」は寶剣を指す。
「解義慧剣」は寶剣のように仏法の理證に通達する智慧を指す。これは比喩と所詮を合わせ名付けられた。
密林が広がっても宝剣はそれを残らず切尽くす。同様にこのような智慧があれば、本師釈迦牟尼仏が説かれた一切の顕密仏法に通達することができ、勝義諦と世俗諦を何の困難もなく理解ができる。
現在世間の多くの衆生はとても可愛そうで、彼らは深く無明煩悩の網に落ち、このような網を切ることができるのは、唯一寶剣のような智慧しかありません。このような智慧の寶剣がなければ衆生は常に牢獄に落ちそこから出ることができません。もし心相続の中このような二量の智慧が生じることができれば、簡単に一切の邪知邪念を取り除くことができるでしょう。
このタイトルの通り、本論に頼れば必ず心相続の中最も殊勝なる確信の見解が生じます。
この論書はただ104 偈しかありませんが、実際の内容は非常に素晴らしく仏法の広大で深遠な教えの甘露を味わいたい全ての人にとって欠かせない智慧の光です。本論は顕密一切仏法に通達する要訣を講じており、特にもし本論で講じられる二種の理、又は四種の理を通じ決択すれば心相続の中必ず仏法に対する正しい信心が生じるでしょう。今多くの人は正知正見が足りていないため、理をもって確信の見解を生じさせるのは極めて稀な事です。ですから、本論を学習することが大変重要です。～

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