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歎異抄に学ぶ幸福論

2019年4月28日(日) 19:00〜21:00

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歎異抄に学ぶ幸福論

「生きる意味」をズバリ示した鎌倉時代の古典『歎異抄』から、本当の幸福とは何か、を学びます。

会場 日本特殊陶業会館第2会議室
住所 愛知県名古屋市中区金山 一丁目5番1号    地図
料金制度 無料イベント
ジャンル >
事務局 菊谷隆太    お問合せ ※当イベントは上記の事務局によって企画・運営されており、(株)こくちーずは関与しておりません

イベント詳細

「何のために生まれてきたのか」
「なぜ生きるのか」
「どんなに苦しくても生きねばならないのはなぜか」

生きていれば、つらいこと、憂鬱なことは次から次へと押し寄せます。
「今を感謝して生きなさい」「幸せに気付きなさい」とアドバイスする啓発本で自分を変えようとするものの、ふと気がつくと、代わり映えのない日々。
その繰り返しでいつか死ぬのが人生ならば、なぜ生きねばならないのでしょうか。
この「生きる意味」を真正面からはっきり答えを示したのが『歎異抄』です。

仏教書の中で最も多くの人に読まれてきた『歎異抄』。
その流れるような文章の美しさから『徒然草』『方丈記』と並び、「日本三大古典」に数えられます。
その衝撃的な内容、哲学的な深遠さは、読む人を魅了してやみません。

魅了されている一人が国民的歴史作家、司馬遼太郎氏です。
歎異抄について、かって氏が講演で述べている箇所がありました。

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私は兵隊に行くときにショックを受けました。
まず何のために死ぬのかと思ったら、腹が立ちました。
いくら考えても、自分がいま急に引きずり出され、死ぬことがよくわからなかった。
自分は死にたくないのです。
ところが国家は「死ね」という。
死んだらどうなる かが、分かりませんでした。
人に聞いてもよく分かりません。
仕方がないので本屋に行きまして、親鸞聖人の話を弟子がまとめた『歎異抄』を買いました。
非常にわかりやすい文章で、読んでみると真実のにおいがするのですね。
人の話でも本を読んでも、空気が漏れているような感じがして、何かうそだなと思うことがあります。
『歎異抄』にはそれがありませんでした
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時代考証、現地の歴史を調べ上げて、徹底したリアリズムを追求する司馬遼太郎なればこそ、多くの書に「空気が漏れているような感じがして、何かうそだなと思う」と敏感に察知するのでしょう。
毎年流行っては廃っていく「○○心理学」や「○○の思想」などを読んで、「空気が漏れているような感じがして、何かうそだなと思う」と感じられる人は案外多いと思うのですが、そんな思いを持っている方が歎異抄を読まれると、司馬遼太郎のように「『歎異抄』にはそれがない」「真実のにおいがする」と感じられるのではないかと思います。

歎異抄には親鸞聖人の言行が生き生きと活写されています。
歎異抄を読む人は、常識を覆す親鸞聖人の言葉の数々に惹きつけられ、時に身震いさえ感じます。
きっと司馬遼太郎氏はそうだったのでしょう、こうも書き残してます。
「鎌倉時代というのは、 一人の親鸞を生んだだけでも偉大だった」
鎌倉時代に起こったあらゆる事件、そこにまつわる様々な人物に精通し、日本史上における鎌倉時代の位置づけなど多角的に論じられる氏が一言で「鎌倉時代は偉大な時代だった」と断じている、しかもその理由が「だって親鸞を生んだ時代じゃないか」と言っているのです。
さらに氏は言います。
「無人島に一冊の本を持っていくとしたら『歎異抄』だ」

司馬氏と同じようなことを日本三大哲学者の一人、西田幾多郎も言っています。
第二次世界大戦末期、空襲の火災を前に言った言葉です。
「いっさいの書物を焼失しても、『歎異抄』が残れば我慢できる」


では「歎異抄」に私達が生きる意味は何だと説かれているのか、答えを聞いてみたい方はお越しください。
初めての方にも分かるよう、お話しいたします

●講師 
  仏教講師・菊谷隆太
  1968年生まれ
   20年に渡り日本各地・ロサンゼルスにて講座開催、
   年間100回以上。
  ツイッター仏教講師1位、フェイスブック仏教講師2位
  ブログ http://kikuutan.hatenablog.com/

■持ち物 筆記用具

■参加費
 仏教の講座では、決まった金額はありません。
 お話を聞かれたお気持ちを、終了後、受付係にお納め下さい。

■申込方法
参加ボタンをクリックしてくださいね^^

■過去の感想

・仏教が素晴らしいとは分かっていましたが、ここまで真理が説かれてあったことに驚きました。
私は、これまで生きる意味が分からず過ごした10代後半、
そして楽しいことがあれば、生きているとは楽しいと思えた20代前半、
しかし、自由がなくなり、人生でままならないことが増えていくと、また、何のために生きていくのだろう?と思案する日々。
30歳になり今、目的が見つかっても、永続的な幸せには導いてはくれない、ということが最近分かってくるようになり、
では、何のために生きているのだろう?
と考えていましたが、そんな私にドンピシャな内容でした。
すごく考えさせられました。
                      (30代女性)

家庭や会社でもトラブルがあるとついつい感情的になり、
後で後悔する事がたびたびありました。
嫌な感情にはフタをして見ないようにしてきましたが
心を見つめる事の大切さが分かりました。
ちゃんと見た時に、感情との付き合い方が分かるのだと
目からウロコでした。
また、こんな気持ちは自分だけと思っていましたが、
みんな持っている心と分かっただけでも、
だいぶ楽になりました。
(大阪府 40代 女性 会社員)

本質的な内容にとても考えさせられました。
メルマガは前から読んでいて、一度生で聞いてみたいなと思うのと、どうも確信がいつもぼやけている気がするので、今回、個人的にも質問させていただき、すごく腑に落ちました。
平易な内容なのに、虚を突かれるような驚きがあり、ブッダの教えの面白さに感嘆してます。
やっぱり自分自身に真摯に目を向けなければならないな、と感じました。これからも応援してます。
(東京都 50代男性 自営業)

 


皆さんとお会いできるのを楽しみにしております。



開催場所

日本特殊陶業会館第2会議室愛知県名古屋市中区金山 一丁目5番1号


お申込み


イベントチケット 金額(税込) 状態
歎異抄に学ぶ幸福論 無料 終了
募集期間:2019年4月6日(土) 01:00〜2019年4月28日(日) 16:00

イベントは終了しました



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