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第4回【異文化】『女ひとり、イスラムの地に魅せられて』〜ともに暮らして知る、ベールの下の女の世界〜/連続講座企画展『ヒトはなぜ冒険するのか』

2017年6月3日(土) 16:00〜18:00

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第4回【異文化】『女ひとり、イスラムの地に魅せられて』〜ともに暮らして知る、ベールの下の女の世界〜/連続講座企画展『ヒトはなぜ冒険するのか』

お知らせ|連続講座企画展『ヒトはなぜ冒険するのか』第4回 【異文化】編

会場 下北沢・ダーウィンルーム2F ラボ
住所 東京都世田谷区代沢5-31-8 グリーン沢 2F    地図
料金制度 有料イベント
ジャンル >
タグ 常見藤代 ダーウィンルーム ヒトはなぜ冒険するのか 江藤孝治 イスラム 女ノマド、一人砂漠に生きる
事務局 好奇心の森「ダーウィンルーム」    お問合せ ※当イベントは上記の事務局によって企画・運営されており、(株)こくちーずは関与しておりません
主催グループ 好奇心の森「ダーウィンルーム」

イベント詳細

お知らせ|連続講座企画展『ヒトはなぜ冒険するのか』第4回 【異文化】編
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第4回 【異文化】
『女ひとり、イスラムの地に魅せられて』
〜ともに暮らして知る、ベールの下の女の世界〜  
日 時:6月3日 ( 土 ) 16:00〜18:00/開場30分前
ゲスト:常見 藤代さん|写真家
キュレーター:江藤 孝治さん|映画監督・TV 番組ディレクター
参加料:¥2,500 税込/高校生以下半額 ドリンク付き
会場:下北沢・ダーウィンルーム2F ラボ

【トーク前に必見!】
常見藤代 写真展
▶︎5月26日 (金) 〜6月2日 (金) 12:30〜20:00 ドリンクチャージ:¥500 税込 
※ 5月27日(土)写真展の開催時間を12:30〜17:00に短縮して運営します
在廊日:5月28日 (日) ※予定
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「抑圧されたイスラム女性」。 よくこんな言葉を聞きます。 私は2003年からエジプトの砂 漠で一人で遊牧する女性と暮らし、そのほかイスラム圏各地で多くの家族と寝食をともにしてきました。そこで出会っ た女性たちは、日本でステレオタイプ的に語られるのとは異なる、しなやかに人生を謳 歌する人たちでした。 おめでたい場では歌い、踊る。男性を部下に持ち、組織を統括する女性支店長もいる。 ベールにしても自由を奪うものではなく、美しい部分を大 切な人にだけ見せるためのもの。外では地味に装い、家では夫のために赤い口紅をひく。 ベールのおかげで外見の良し悪しで差別されることなく、仕事は実力で評価される。
イスラム圏の情報は戦争や テロを伝えるニュース報道に偏り、「暴力的」、「怖い」などのイメージを持たれがちです。しかし自分の足で歩き、自分の目で見れば、また違った世界が見えてくる。そんな自らの先入観をくつがえし、世界を知る楽しみをお伝えしたいと思います。 


<プロフィール>
・常見 藤代|つねみ ふじよ
写真家。上智大学法学部卒。大学在学中、インドネシア旅行を機に写真を撮り始める。以後、20年以上にわたり中東イスラム圏を取材。2003年よりエジプトの砂漠で一人で遊牧する女性サイーダと暮らしながら取材。全国各地で写真展、講演会を開催。「第 19 回旅の文化研究奨励賞」受賞。2011年「第9回開高健ノンフィクション賞」最終選考ノミネート。著書は『砂漠のサイーダさん』(福音館書店)
『女ノマド、一人砂漠に生きる』(集英社)『ニワトリとともに』(農文協)『女ひとり、イスラム旅』(朝日新聞出版)『アフマド毎日がもりだくさん』(偕成社)など。 


・江藤 孝治|えとう たかはる
映画監督・TV番組ディレクター。1985年、福岡県生まれ。
2009年度 武蔵野美術大学大学院視覚伝達デザインコース修了。大学在学中、探検家・関野吉晴氏に師事し、同氏の探検プロジェクトに帯同しながらカメラを回したドキュメンタリー映画『僕らのカヌーができるまで』(芸術文化振興基金助成作品/武蔵野美術大学卒業制作展優秀賞)を制作。大学院修了後、映像制作会社「グループ現代」に所属し、NHKのドキュメンタリー番組や、企業PR映像制作などを手がける。2014年、若手現代美術家の加藤翼を追ったドキュメンタリー映画『ミタケオヤシン』が公開。2016年9月より、映像制作会社「ネツゲン」に所属。

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[ 基 本 理 念 ]
「もっと高いところから世界を見渡せたら」
未知への可能性に胸踊らせ、好奇心だけで木登りに興じられた少年は、大人になるにつれて、起こりうるリスクを想像できるようになります。〈落ちたら怪我をするかもしれない。グーグルマップでも事足りる。目立ってまでする事か。そもそも見渡して何の意味があるの……。〉そうして、得られるであろう体験とリスクを秤にかけ、次第に木に登らなくなっていきます。

さらに社会背景が拍車をかけます。益々不安定化する国際情勢や拡がる経済格差に加え、監視社会化や、少しの失敗に対しても「叩く」風潮、不寛容。醸成される閉塞感の中では、人はリスクを取るより無難で安全な道を選択するでしょう。〈もちろん、その時点で無難に思われる選択肢を、です〉

しかし、安全ばかりを過剰に求めるあまり、沸き起こる衝動に蓋をし、常に他者と比較し、主体性を手放し、あげく自己の人生のオーナーシップまで放棄してしまってはいないでしょうか。

科学者の清水 博氏は「人はいつ来るかわからない終わりに向かって、この広大な宇宙に一回だけしか現れない人生を生きていく」と表現します。実際は、私たちが行く道を選ぶ局面ごとに、「たった一度きりの生をどう生き抜くか」という命題が突きつけられているのです。

本来極めて不確定的であり、且つただの一度しかない人生を、どうすれば自分らしく生きることができるだろう。どうすれば誰もが主体性を持って生きやすい社会になるだろう。そのヒントが、「冒険」というキーワードの中にあるのではないか。ダーウィンルームはそう考えました。

「冒険」は人類にとっていかなるものであったか。現代社会に生きる私たちにとってどのような意味を持つのか。そして今「冒険」は如何にして可能か。本企画展では、様々な分野から専門家・体験者をお招きし、多面的なアプローチを通じて、「冒険」なるものの深淵に触れたいと考えています。 (文:江藤 孝治)

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<4月~ 6月>【春 編】計5回の講演
<7月> 映画特集(江藤孝治 監督作品シリーズ)
<8月> 映画特集(関野吉晴 探検映画シリーズ)
<9月~11月>【秋 編】計5回の講演

<お問い合わせ先>
好奇心の森「ダーウィンルーム」 〒155-0032 東京都世田谷区代沢5-31-8 
tel&fax:03-6805-2638 e -mail:darwinroom@me.com
http://www.darwinroom.com/



開催場所

下北沢・ダーウィンルーム2F ラボ東京都世田谷区代沢5-31-8 グリーン沢 2F


お申込み


イベントチケット 金額(税込) 状態
6/3_冒険_第4回『女ひとり、イスラムの地に魅せられて』 ¥2,500 終了
募集期間:〜2017年6月3日(土) 16:00

イベントは終了しました



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