欅坂46「サイレントマジョリティー」に見る SNS世代の孤独とブッダの解決法 in 一宮

今回のテーマは「欅坂４６」に迫る初めての仏教講座です☆

欅坂46が活動に終止符を打ち、新グループ名となって再始動する
ことが先日、電撃発表されました。

欅坂４６とはどんなグループか、まだご存じでない方のために簡単に説明します☆
３つの特徴にまとめました(*^-^*)

★３つの特徴

(1)楽曲のメッセージの違い
多くのアイドルは明るくかわいい恋愛ソングを歌いますが、欅坂46は根本的に違います。
多くの曲のメッセージは「周りに流されずに自分らしく生きること」という「生き方」についてです。
その歌詞は若者の葛藤に寄り添い、世の中の理不尽なことに対して反抗し、自分らしく前に進んで行くというエネルギーに満ちたものです。


（2)衣装とパフォーマンス内容の違い
一般的なアイドルは明るく華やかなフリフリの衣装を着ていますが、欅坂46は落ち着いた暗めの色で軍服風の衣装やユニセックスな衣装が多いです。
かわいいというよりカッコ良い衣装が多く、
それが欅坂46の楽曲と相まって世界観のイメージを作っています。

(3)パフォーマンスへの意識の違い
欅坂46は与えられた楽曲のメッセージ性を読み解き、共有することをとても重視しています。欅坂46の強い楽曲の世界観を表
現して届けることに何よりも意識を置いています。

以上３つの特徴について
「楽曲のメッセージの違い」
「衣装とパフォーマンス内容の違い」
「パフォーマンスへの意識の違い」。
この３つが揃うことで、メッセージ性のある、クールでかっこいい、アーティスティックなパフォーマンスが実現していると考えます。

これが欅坂46が他のアイドルグループとは異なる点であり、従来のアイドルらしからぬ要素でもあります。

このように欅坂46は表現を重視したパフォーマンス集団であり、男性に媚びることもなく女性ファンも多く、その雰囲気はもはや女性アイドルグループであることを忘れさせ、
「表現者」という表現が合います。


★平手友梨奈さん
その中で忘れてはいけないのは、平手友梨奈という天才、カリスマの存在です。中3でデビューシングルから終始センターを務め、
一人で大役を背負いながらも驚くほどのパフォーマンスをします。

欅坂４６の代表曲『サイレントマジョリティー』の歌詞に、
「大人たちに支配されるな」とあります。

現代の中高生は「SNS世代」です。
生活にスマホが欠かせないものとなっています。
インスタに載せるために、流行のスイーツやスポットなどの写真を撮る人が増えました。
昨年の流行語大賞に「インスタ映え」が選ばれたことは記憶に新しいです。
SNSに投稿する際、「いいね！」を求めます。
いいね！とはつまり「共感」です。
みんなに共感してもらえたものは多くのいいね！が付きます。
いいね！が欲しい彼らは、つまり他人からの「共感」が得られるかどうかを意識してSNSに投稿するのです。
意識的に他人からの共感を求めるということは、言い換えれば「他人に合わせる」ということです。

だから、SNS世代はみなこぞって同じような流行りのスポットやスイーツ店に足を運び、写真を撮ります。
しかしそれは同時に、「本当の自分を押し殺している」ことにはなっていないか？
それは突き詰めれば、自分らしさを押し殺している、と言うことができるでしょう。
---------------------------------------
君は君らしく生きて行く自由があるんだ
大人たちに支配されるな
初めから　そうあきらめてしまったら
僕らは何のために生まれたのか？
夢を見ることは時には孤独にもなるよ
誰もいない道を進むんだ
この世界は群れていても始まらない
Yesでいいのか？
サイレントマジョリティー
君は君らしくやりたいことをやるだけさ
One of themに成り下がるな
ここにいる人の数だけ道はある
自分の夢の方に歩けばいい
見栄やプライドの鎖に繋がれたような
つまらない大人は置いて行け
さあ未来は君たちのためにある
No！と言いなよ！
サイレントマジョリティー
---------------------------------------------
SNS世代の中高生はこの歌詞を聴いて、すぐさま自身を投影し、
そして、自らが「サイレントマジョリティー」物言わぬ多数派だった、と気づいた。そういった意味で、欅坂46は啓蒙的な存在なのです。

欅坂46は「自分らしくあるためには孤独であれ」というメッセージを発信し続けています。


だが、SNSユーザーたちはなおいいね！を求め続ける。
すぐにはその欲求を断ち切ることはできず、
また彼らにとって「SNSをやめること＝孤立」を意味します。

「闘うなら孤独になれ」というメッセージに共鳴しつつも、現実世界では孤立したくないというジレンマがここで生まれる。
とても共感のできる歌詞を通して、ブッダの教える「孤独感」そして解放された世界についてズバリ解説します☆ぜひ耳を傾けて頂きたい濃厚な１２０分間です☆


●日時　９月２６日（土）　
１０：００～１２：００

●場所　一宮市民会館

●講 師
　高松良行先生
仏教講座を始めてから１7年。
学生時代を名古屋で過ごし、その後、福井、広島、東京、岐阜、富山、新潟等で活動。

また、招待を受けてアメリカのカリフォルニアに１年間滞在し、ロサンゼルス、サンフランシスコでの講演経験があります。

分かりやすさをモットーにした、親しみやすい仏教講師です。
恋愛相談で満足度９９％で、インターネットラジオ番組、『面白いと話題の仏教講師にガチで恋愛相談してみた』に出演し、数々の悩みに明快に答えられています。

現在はLINEでの相談で順番待ちの人気講師です☆


●持ち物
筆記用具

●参加費
参加費は決まっておりません。お気持ちをお預かりします
（目安は1000です）。
----------------------------------------------
この機会をお見逃しなく！

●仏教通信講座
超初心者の目からウロコがたくさん落ちると好評の
「仏教で悩みの根っこを解決して、明るく生き抜く通信講座」について、
詳しく知られたい方は以下のURLをご覧ください(^^)

【紹介動画】
https://youtu.be/PpplNW52FQY

【詳細ページ】
http://online.japan-buddhism.com/

「仏教で悩みの根っこを解決して、明るく生き抜く通信講座」の動画（５０本以上）で仏教を体系的に学べ、
専門の先生からのパーソナルレッスンも受けられます(^^)

★【お申込み】は今すぐどうぞ。

●主催：「仏教ってなに？」