つながりを取り戻すワーク:ディープ・タイム(2020.12.5)

「つながりを取り戻すワーク」は、仏教学者であり活動家のジョアンナ・メイシーによって開発されたワークショップです。

今回は、ディープタイムのワークで「時間を経験し直す」ことによって、過去と未来の世代とのつながりを取り戻し、地球46億年の歳月をかけて今ここに存在する「私」とつながり、過去・現在・未来の存在と共に、大転換の道を進みます。

「生命持続可能な社会の実現を目指して大転換(グレート・ターニング)へと積極的に身を投じてゆく中で、私たちは未来の世代に対する先祖として行動することを身につけてゆく。生態系の長くゆったりとした波長に自分たちを同調させ、過去や未来の存在との揺るぎないつながりの感覚を養ってゆくのだ。変化の担い手である私たちにとって、これは決して簡単なことではない。成長志向型産業社会へと切り込んでゆくためには、相手のテンポにのらざるをえない。森林破壊を食い止めたり、武器製造のプログラムを中止するためには、相手に先んじてストップレバーの在処(ありか)を見つけ出して引かなければ、手遅れになってしまう。けれど、例えそのような状況にあっても、時間の井戸の深みから智慧を汲み上げてくることは可能だ。
ディープ・タイム・ワークはその目的に特化して作られた。それは、私たちのたましいに新鮮な息を吹き込むと同時に、より大きな時間的文脈の中で自らの人生を経験させる。」
ジョアンナ・メイシー、モリー・ヤング・ブラウン著『カミング・バック・トゥ・ライフ--生命への回帰』より引用

プログラム

・過去・現在・未来の存在たち
・先祖からの贈り物を収穫する
・身体の動きから感じる
・七世代先の未来の存在との出会い

ファシリテーター
景浦由美子・塚田康盛

このワークショップは、Zoom（WEB会議システム）にて行います。