【第1回】「21 世紀型の学び」を たのしく体験するプログラム 〜主体的・対話的で深い学びを目指す先生を支援するワークショップ〜
2017年5月13日(土) 10:00〜17:00
21世紀を生きるこどもたちの主体性や創造性、協働する力を育むために日々こどもたちに向き合う先生方が日常に活かせる多様な学びや気づき得ることを目的としています
会場 | 千葉商科大学 |
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住所 | 千葉県千葉県市川市国府台1-3-1 地図 |
料金制度 | 有料イベント |
ジャンル | > |
タグ | 先生 ワークショップ 主体的な学び |
事務局 | 「21 世紀型の学び」体験プログラム事務局 お問合せ ※当イベントは上記の事務局によって企画・運営されており、(株)こくちーずは関与しておりません |
主催グループ | 「21 世紀型の学び」体験プログラム事務局 |
イベント詳細
主催 千葉商科大学商経学部
後援 日本商業教育学会
◆本プログラムの目的
本プログラムでは、21世紀を生きるこどもたちの主体性や創造性、協働する力を育むために、日々こどもたちに向き合う先生方が日常の教育活動や授業に活かせる、多様な学びや気づき得ることを目的としています。
◆本プログラムの特徴
1.主体的・対話的で深い学び(=アクティブ・ラーニング)を実践する
2.日々の学校現場で起こっているリアルな題材を扱う
3.ノウハウだけでなく、その土台となる自分自身の在り方にも着目する
本プログラムは、一方的な講義形式ではなく、グループワークとその振り返り、対話などを含めた参加型形式で行います。その過程で、ファシリテーション(場の促進)やワークショップ・デザインについての知識や技術についても楽しみながら学んでいただくことが可能です。また、初めての方でも安心して参加できる内容となっております。「主体性や創造性を活かしながら、21世紀型の学びを取り入れたプログラム」を他の参加者や講師陣と是非一緒につくりあげていきましょう。
※講師は、「一般財団法人ティーチャーズ・イニシアティブ」のラーニングデザインチームとしても活動しており、同じ目標に向かって常に情報を交換しながら進めています。
◆プログラムの基本的な流れ
10:00-11:00 導入 & 前回内容の復習 & 実践の振り返り
11:00-12:30 各回のテーマに基づく講義 & 練習ワーク
12:30-13:30 昼食
13:30-15:30 リアルな題材を基にした実践ワーク
15:30-16:30 対話 & 次回までのアクションの検討
16:30-17:00 まとめ & 1日の振り返り
※上記はあくまでイメージであり、実際のプログラム内容や時間とは異なる可能性があります。予めご了承ください。
◆各回のテーマ
※各回のテーマや内容は変更となる可能性もございます。
1回目:5月13日(土)10:00-17:00
「『成功の循環モデル』から理想の学校・教室・授業を探求し、その実現を考える」
教師と生徒の最高の関係とはどんな状態でしょう?生徒同士でどんな行動が生まれる教室が理想でしょう?また、そうした理想の実現に向けて、どんな課題があり、どんな行動をとる必要があるでしょうか?
「成功の循環モデル」は、関係・思考・行動・結果という4つの質が好循環することで、望ましい結果が生まれるという考え方です。当日は、「成功の循環モデル」についての理解を深めながら、それを学校・教室・授業へ当てはめて考えます。
学校・教室・授業についての理想の状態や現在の課題についてワークや対話を通じて深めながら、その実現のためのアクションを探求していきましょう。
主なキーワード:
「成功の循環モデル(関係の質・思考の質・行動の質・結果の質)」「ベイビーステップ」
2回目:6月3日(土)10:00-17:00
「『システム思考』で問題の真因を探り、効果的な解決策を見つけ出す」
なぜ何度注意しても生徒は授業中に携帯電話をいじるのでしょう?なぜ生徒同士の関係がよくないのでしょう?なぜ授業中に居眠りをする生徒が多いのでしょう?
様々な要因が複雑に絡みあう状況下、目の前の問題に対して対処療法的に行動することは問題の悪化や再発を生み出しかねません。こうした場合には「システム思考」を用いて、問題の全体像や根本を捉えることが、望む変化を創り出すために重要です。当日はシステム思考の中でも特に重要な「氷山モデル」を紹介しながら、皆さんの課題や問題を題材に実践をしていきます。
物事がパターンとして繰り返されるのには理由があります。皆さんの周囲で起こっていることの真因に迫り、一緒に望ましい変化をつくっていきましょう。
主なキーワード:
「システム思考」「氷山モデル」「メンタル・モデル(常識・前提・思考の枠)」
3回目:6月24日(土)10:00-17:00
「『4つの会話のモード』を適切に使い分けたコミュニケーションを実現する」
ある授業テーマに対して生徒の理解を深めたい、意見が衝突する相手と前向きな話し合いをしたい、形骸化する職員会議をもっと有意義なものにしたい。
会話には4つのモードがあると言われます。それぞれのモードには特徴があり、状況に応じた適切な使い分けができることが理想です。例えば、「儀礼的な会話」というモードでは、お互いに本音を話すことはなく、天気や時事ネタなど当たり障りのないトピックについて話される傾向があります。典型的には初対面の場で、互いの関係性を築き始める際に用いられます。こうした会話の4つのモードを実際に体験しながら学び、学校現場での応用を考えます。
私たちが普段当たり前のように行う「話す」、「聴く」といった会話。そこには大きな可能性が秘められています。そして、会話の4つのモードは、学校や授業などの様々な場面で活用することが可能です。当日は、皆さんの周囲で起こっていることについて、4つのモードで会話を行い、理解を深め、解決策を探っていきたいと思います。
主なキーワード:
「4つの会話のモード」「討論」「対話」
4回目:7月15日(土)10:00-17:00
「『自分の強み・価値観』を知り、活かせる教育者になる」
利き手のように自然と行っていること、得意としていることは何でしょう?また自分が大切にしている価値観はなんでしょう?強みや価値観をどのように学校・教室・授業で発揮していけばいいのでしょう?
私たちは一人ひとり異なる強みや価値観を持っています。そして、その強みや価値観を発揮することは、より望ましい教育や人生を実現する力となります。しかしながら、この社会の中で私たちは、自分に足りないもの、不得意なことの改善を求められがちです。そして、それは教育現場でも同じです。そこで当日は、自分自身の強みや価値観に発見しながら、教育の中でいかにそれらを活かしていけるかを探求します。また、強みや価値観を適切に扱えるようになることは、生徒のよりよい理解、関わり方にも影響します。
強み・価値観を発見し、それらを発揮することは私たちの可能性を大きく拓きます。その力を手にして、教育において望む変化を一緒に創っていきましょう。
主なキーワード:
「強み・価値観の発見」「強み・価値観の発揮」「他者理解」
◆講師紹介
後藤 拓也 氏
英国シューマッハ・カレッジ「ホリスティック・サイエンス」修士課程修了。「システム思考」や「学習する組織」の理論や方法論などを用いながら、企業、自治体、NPO、学校の先生に向けて、年間50回を超える研修やワークショップの企画・開催を行う。
◆対象者
小・中・高校・大学の教師・学生 および一般の方 定員30名
◆参加費
3,000円(1回分、昼食代含む)
※参加費は当日会場にてお支払いください。
◆その他連絡
・当日はカジュアルな服装でお越しください。
・昼食は食堂のチケット券もしくはお弁当を用意してあります。
・各回終了後、市川駅周辺にて希望者で懇親会を予定しています(実費制)。
◆アクセス方法
詳細は「千葉商科大学」ウェブサイト(http://www.cuc.ac.jp/)をご確認ください。
開催場所
千葉商科大学(千葉県千葉県市川市国府台1-3-1)
お申込み
イベントチケット | 金額(税込) | 状態 |
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一般参加 | ¥3,000 | 終了 |
イベントは終了しました
イベント参加 | 24/30 |
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