HSPディスカッショングループ(日本初)の参加者募集(2023.1.22日曜日)

　HSPの提唱者エレイン・アーロン博士がHSPのために考案したワーク（HSPディスカッショングループ）を、日本で初めて試みることにしました！　ぜひあなたも体験してみませんか？

　場所は鎌倉の海のすぐ近く。江ノ電に揺られて七里ガ浜駅を降りてすぐ目の前にある古民家を改装したレンタルスペースの２階です。週末に海の近くで、自身の敏感さや生き方を、他のHSPのメンバーと捉えなおしてみたい方はぜひお申し込みください。

＜アーロン博士のHSPワークとは？＞
　HSPディスカッショングループは、敏感な神経システムを持っているという視点から、子どもの頃の出来事をリフレーミング（捉え直し）したり、その敏感さを大切にしながら、人間関係や仕事に生かしていく方法を考え、メンバーとシェアしていくグループワークです。
　メンバーが５・６人からなる６回の期間限定のワークグループで、一回のワークの時間は２時間。リーダーは存在せず、週ごとにファシリテーターとタイムキーパーの役割をメンバーが持ち回りで分担します（このワークではファシリテーターは主催者が行います）。

＜安心して参加できますか？＞

　”参加してみたいけれど、不安でためらっている”、”問題のある人がいて、相手のニーズに巻き込まれたり、傷つけられたりしないだろうか？　あるいは自分が誰かに不愉快な思いをさせてしまわないだろうか？”

　もしかしたらいま、そんな不安を感じていませんか？

　だいじょうぶです。そういった問題が生じないように、このワークではきちんとしたルールや枠組みによって参加者は守られています。例えば、誰かのニーズに偏らないように一人一人の時間が決められていたり、セッションを６回に限定し、その後続けるかどうかはメンバーの投票で決まるようになっています。アーロン博士はこれを”ストラクチャー＝構造”と呼んでいます。このストラクチャーが有効に働くかどうか、アメリカで十分に検証されています（このストラクチャーを守ってもらえない方は、グループを離れてもらうようあらかじめお約束してもらいます）。これによって誰でも安心してご参加できるようなワークになっています。

 ＜ワークの内容＞

• 第１週　「第１セッション―お互いに知り合う」：自己紹介  お互いの印象のフィードバック
• 第２週　「第２セッション―天職をみつける難しさ」：仕事についての大変さや感じていることを分かち合う
• 第３週　「第３セッション―健康、身体、バランスの取れた生き方、対処方法」：神経の高ぶりすぎへの対処方法を分かち合う　体をもっと大切にできるようサポートし合う
• 第４週　「第４セッション―親密な人間関係」：敏感さが自分の親密な関係にどのような影響を与えているのかを、他のメンバーと一緒に検討する
• 第５週　「第５セッション―子ども時代をリフレーミングする、敏感な子ども時代を育て直す」：子どもの頃の経験を敏感さの視点から見つめ直し、それを他のメンバーとシェアし合う。
• 第６週　「第６セッション―自分たちの敏感さを祝福し、グループを（意識的に）終了する」：ここまで表現できなかった気持ちをお互いに表現する　グループを続けるかどうかを投票する　お互いの敏感さを祝福する

　今回は、最初の第１週の参加者を募集します。第１セッションの内容は、お互いの印象をフィードバックし合うことで、自分が相手にどんな印象を与えているかを知ったり、自分が受けた印象から、自分が相手にどんな投影をしているかを探っていきます。心理学の手法を用いたとても興味深い内容になっています。

　その後、参加された方からフォードバックををお聞きし、続けたいとい希望が大きければ、みなさんの都合を調整ながら、順次残りのプログラムも行っていけたらと考えています。日本では初の試みとなります！　HSPの方でアーロン博士のワークを体験してみたい方、これまでの仕事や人間関係、過去の出来事を見直してみたい方、HSPを援助している専門家で自身の援助に活用したい方などなど、興味のある方のご参加をお待ちしています！

　お申し込みが５人になった時点で締め切らせていただきます。以下の参加条件をお読みになったうえでお申し込みください。  

参加費：2500円（内1000円は保証金でワーク終了後お返しします）。
※２回目以降は各セッションにつき1000円を予定。

 ご参加いただける方：

• HSPセルフテストをやってみて、ご自身がHSPだと思う方。
• 日曜日、鎌倉の七里ガ浜（江ノ電　七里ヶ浜駅を降りてすぐ）まで通える方
• 定められたルール（ストラクチャー）を守って頂ける方（守って頂けない場合は、途中でも参加をお断りいたします）
• 抽選でタイムキーパーを選ぶので、選ばれた時にその役割を引き受けていただける方。
• 20歳以上の方　性別は不問です
• ワーク日の直近６カ月以内（2022.7.22～2023.1.21）のコロナワクチン接種証明をご提示いただける方。現在接種されていない方でも、ワーク当日の一週間前（2023.1.17）までにご提出いただければご参加いただけます。PCR検査の陰性証明の提示を希望する方は、対応いたしますのでご連絡ください。
• 現在、うつ病などの重い精神症状で治療中の方は、回復されて、生活に支障がなくなってから、薬を飲みながら上手に付き合える状態になってからの参加をおすすめします。疑問や不安のある方は、お申込み前に気軽にお問い合わせください。 

参加の流れ：

（参加前）

1. こちらのフォームよりお申し込みください。
2. お申し込み後、上記の参加条件について、メールで簡単な確認をさせていただきますので、その結果をご返送いただきます。内容はHSPのセルフテストの結果、現在の健康状態、そして参加する際の確約書へのご記入です。
3. 送っていただいた結果が上記の参加条件を満たしていれば、その時点で正式な申し込み受付となります。アーロン博士の作成した参加者のためのガイドラインをメールで送りますので、よくお読みになって当日ご参加ください。そのガイドラインに沿ってワークを行います。

また、参加費2500円を事前にお振込みください。振込手数料はお申込者のご負担でお願いいたします。

1. 参加人数が６人（主催者1人を含む）になった時点で締め切ります。最小催行人数は4人です。もし募集期間内に最小人数に達しないでイベントが取りやめになった場合は、お支払いになった金額を振込手数料も含めて返金いたします。

（当日）

1. 鎌倉の七里ヶ浜駅すぐ前の、アトリエ喫茶”エンアルト”の2階のレンタルスペースで2時間のワーク（9：40-11：40）を実施します。ガイドライン通り、2時間きっかりで終了します。

※ワーク開始前に体温を測らせていただきます。熱のある方は参加できませんのでご了承ください。ワーク中はマスク必着で、換気をしながら行います。

（後日）

1. ワーク後、アンケートで初回ワークについての意見や感想などフィードバックをいただきます。その後、参加者の予定を調整しながら２回目以降のスケージュールを組んでいきます。

＜主催者について＞

「アーロン博士の考案したワークを日本でも始めたい、そして広めたい！」という思いから、2023年から、鎌倉の海からすぐ近くのリノベ古民家で、HSPのためのワークショップやミーティングができる”HSPルーム鎌倉”を始めることにしました。興味のある方は、ぜひホームページをご覧ください。
HSPルーム鎌倉ホームページ：https://kwork999.wp-x.jp/

主催者プロフィール：
久保言史　Kotofumi Kubo
◇精神保健福祉士　
◇HSP-Knowledgeable Professional＝アーロン博士の指定したプログラムを受け合格した”HSPに精通した専門家”：http://hspjk.life.coocan.jp/HSP-knowledgeable%20Therapists-in-Japan.html

東北福祉大学社会福祉学部卒業　日本福祉教育専門学校精神保健福祉士養成学科卒
神奈川県の相模ヶ丘病院の相談室勤務を経て、HSPのセルフヘルプグループ「HSPネットワーク」を立ち上げ、2002年から５年間運営。自身は内向型のHSP。

 エレイン・Ｎ・アーロン博士のサイトの日本語翻訳版の翻訳・運営を通してHSPの普及活動も行っています。ぜひご覧ください：http://hspjk.life.coocan.jp/