未来に繋がる放課後を考えるシンポジウム
2016年12月11日(日) 15:00〜17:00
小学生の成育環境としての「放課後の過ごし方」に注目。子どもの育成に関わる様々な方々の意見交換から、参加者が、各人の判断の精度を上げる材料を仕入れるための場です。
会場 | 学童保育 キッズコミュニティ凛童舎 |
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住所 | 千葉県千葉県船橋市前原東2-19-2 岡本歯科ビル3F 地図 |
料金制度 | 有料イベント |
ジャンル | > |
タグ | 学童保育 放課後 小学生 共働き ワーキングマザー シングルマザー 児童クラブ |
事務局 | 一般社団法人 コラボライフ お問合せ ※当イベントは上記の事務局によって企画・運営されており、(株)こくちーずは関与しておりません |
イベント詳細
■日時 : 12月11日(日)15:00~17:00 (14:30開場)
17:00からは1時間程度、同じ場所で、懇親会(別料金。アルコールを含む飲み物、お菓子、おつまみあり)を行います。
■場所:学童保育 キッズコミュニティ凛童舎
〒274-0824千葉県船橋市前原東2-19-2岡本歯科ビル3F
アクセスはこちらご参照 → https://goo.gl/GtGzJP
■参加費:
※この企画は、キッズコミュニティ凛童舎存続のためのチャリティを兼ねています。
・2000円(船橋・習志野市在住の方)
・3000円(船橋・習志野市外在住の方)
・2000円(12/5以降にお申し込みの方:ご住所は問いません。)
・小学生以下無料
定員:大人30人(座席) 子ども定員10人(プレイルーム)
(子ども同伴可。プレイルームがありますが監督は保護者にお願いします。)
・懇親会費:1500円/人 定員15人
※アルコールを含むお飲み物、お菓子、おつまみ付
◎目的
今回のシンポジウムは、学童保育に限らず、小学生の成育環境はどんな風が良いのか、理想とその方策を、多様な立場の方同士がそれぞれ述べ合って、ご参加者の視野と選択眼を広げるのが目的です。
けして、どの考えが正しいかの結論を出すためでも、自分の正しさを示す場でもなく、意見の違うものが「なぜその立場を取るのかを理解する」そしてそれによって「自分の選択の精度を上げる」ためです。
そもそも我々は、教育について正しいひとつの答えが存在するとは考えません。保護者の皆様が、それぞれ我が子のために最善と思われる選択をする。そのベース作りには、様々な考えがあることをまず知ることが必要だと考えました。
我々はむしろ、子ども達がそれぞれ違った教育を受けることで、子ども達の間に多様性が生まれること、それぞれは個性を持つことこそ次の時代には必要と考えます。
さまざまな立場の方たちから多面的な意見を聞くことで、参加者の皆様が、「判断材料を仕入れ」て頂けることを願っています。
■なぜ放課後に注目なのか?
今回のテーマには放課後を取りあげたのは、凛童舎が放課後を重視しているからです。
放課後なんて1日わずか3~4時間、安全に時間をつぶしてくれれば、機嫌よく過ごしてくれればそれでよい。あるいは、ただの空き時間、もったいないから何か習い事で身につけさせたい。そう考える親御さんも多いようです。でも、一方で近頃の子ども達は元気がない、はつらつとしていないと言う声もよく聴かれます。
それは学校が変わったからでしょうか?一部はそれもあるでしょう。でも日本の学校教育のカリキュラムは実は50年間それほど変わっていない。相変わらず、すでにある答えに間違いなくたどり着けるようにする、型にはめる教育が主流です。
でも私自身、50年近く前の子ども時代、それほど学校教育に束縛感を感じずに育ったと言う感想を持ちます。なぜかと思い返してみれば、それは「放課後が自由だった」その時間に好奇心や奔放さは放課後に満たすことが出来たからではないかと思うのです。
放課後はわずか3,4時間ですが、その時間が自由でなければ。大人に従属して、管理されたりレッスンされたり、体験ワークショップを与えられたりいているだけだとしたら、子どもは1日中自己裁量で行動できないことになります。そういう日常を過ごしていたら、人生とはそんなものだとの世界観をもって生きることになるのではないでしょうか?
スキマスイッチのヒット曲「全力少年」は、仕事に押しつぶされそうな日々を「全力で少年だった」あのころのように突き抜けよう!と歌っています。今の子は、「全力で少年だった時代」を持てているでしょうか?
「全力少年」歌詞 : http://www.uta-net.com/song/25879/
「全力少年」歌 : https://www.youtube.com/watch?v=kOTaDY8cd9U
この歌詞のように、自分で考えて「遊ぶことを忘れていたら老いて枯れんだ」ろうなと私も思います。
■成育と育成
学校は、「育成」の時間、つまり大人が子どもを育てる時間です。
ただ一方、かつてはそれに対峙して、子どもが自ら育つ時間、「成育」の時間として放課後が存在していました。しかし、今は、放課後もまた大人に管理された「育成」の時間になってしまった感があります。
今大人の世界では、ワークライフバランスの必要性が叫ばれています。日々仕事だけで押しつぶされてはだけだ。しっかりしたリセットタイムを持ちことが重要だと叫ばれています。
それは子ども達にも言えるのでは?放課後が子ども達のリセットタイムであるべきなのでは?
その問題意識から、その放課後をどのように過ごさせるかを話し合ってみようと考えました。
■パネラー(五十音順)
蒲生智会さん(凛童舎保護者、ワーキングマザーのお立場から)
凛童舎の児童育成方針にご賛同いただいていた元保護者です。人材サービス会社㈱パソナにて、仕事と育児の両立に大いに悩んだご自身の経験を活かし、キャリアにブランクのある主婦の再就職支援事業の一環として年間100本のイベント・セミナーの企画・運営や、女性活躍推進に関連する新規事業の立ち上げ事業、厚労省委託・女性性就職支援事業等、女性が家事や子育てと仕事を円滑に両立できる体制の推進をプロジェクトリーダーとしてされておられましたので、ワーキングマザーのお気持ちの一番のご理解者でもあります。 2016年9月末同社を退職、フリーランスとして活動を開始。現在フリーコーチ
木村聡さん(サドベリースクールのお立場から)
サドベリースクールとは→http://altjp.net/site01/classification/article/100
こどもの幸せ研究所 代表、
東京大学をご卒業。にもかかわらず公教育に疑問を感じ、ご自身の4人のお子さんの為、自ら湘南サドベリースクールを設立され運営されていました。
その後、東京サドベリースクールの運営に関わられ、現在は八ヶ岳サドベリースクールスタッフもされています。
多様な教育を必要とする親子が安心して教育を選択できる社会を目指し活動を行っている、「多様な教育を推進するためのネットワーク(http://altjp.net/)のスタッフでもあります。
小藪太朗さん (公設学童保育スタッフのお立場から)
千葉市子どもルーム(公設学童保育)の現役指導員。100人の大規模児童ルームのリーダー的役割を担われていますが、管理的になりがちな大規模学童なりに、いかに子ども達を楽しくしてやれるかを、日々苦心されながら実践されています。
二瓶彩菜さん (営利民間チェーン学童保育スタッフのお立場から)
某大手民間学童保育チェーンの人気店の副店長をしておられました。利用料が高い分、サービスや提供コンテンツが多彩な民間学童保育の様子や長所・短所が聞けると思います。現在は、ベトナムと日本の子どもをつないで両者をハッピーにする活動の立ち上げを模索しておられます。
山田順子さん (イエナプラン教育の学校設立を目指す立場から)
イエナプラン教育→http://altjp.net/site01/classification/article/90
高校、専門学校、高等看護学校、インタナショナルスクールで教員をされ、4人のお子さんを、ロンドン、ボストン、バンコクで子育された経験もお持ちです。 イエナプラン教育を学びつつ、 浦安で、理想の学校づくり活動をされています。子どもの育ちについて多様な視点をご提示いただけると思います。
司会進行:吉岡秀記 (民間非営利学童保育運営者の立場から)
一般社団法人 コラボライフ代表理事、キッズコミュニティ凛童舎舎長
自身の娘が3年間過ごした公設の学童保育の、狭く自由がなく騒々しい環境に「こんな環境に押し込められていて子ども達は健やかに育つのか?」との大きな疑問を持ち、娘が4年生になって、公設学童保育にいられなくなった時点で学童保育「キッズコミュニティ凛童舎」を設立。
他にパネラーは辞退されましたが、中央区学童保育現役指導員、船橋市学童保育連絡協議会役員もご参加の予定です。
開催場所
学童保育 キッズコミュニティ凛童舎(千葉県千葉県船橋市前原東2-19-2 岡本歯科ビル3F)
お申込み
イベントチケット | 金額(税込) | 状態 |
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一般券(船橋・習志野市在住の方) | ¥2,000 | 終了 |
特別券(船橋・習志野市外の方) | ¥3,000 | 終了 |
期間割引券(12/5以降お申し込みの方) | ¥2,000 | 満席 |
ご同伴のお子様 | 無料 | 終了 |
懇親会チケット | 金額(税込) | 状態 |
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アフター座談会 | ¥1,500 | 終了 |
イベントは終了しました
イベント参加 | 21/30 |
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懇親会参加 | 9/15 |